ルーク・ゴスにミーシャ・バートンにマイケル・パレ、もうこの3人が主要キャストの時点でどんな映画なのか想像するに難くないですね。
当然ながら日本ではDVDスルー、大半の方には見向きもされない映画でしょう、でもB級映画ファン&突っ込みどころを楽しみたい会(←そんな会あるのか?)の方なら、何となく気になってしまうキャスティングの映画ではないでしょうか。
まあ私はミーシャ・バートンが出ていればそれだけで見てしまう体質なので(私生活ではいろいろあった人でも単純に顔が好み)、内容ド返しでとりあえずはミーシャ・バートンを堪能しました、相変わらず演技はアレですが、またふっくらしてきた分、好みの顔になったなぁと、ニヤニヤしながら満喫させてもらいましたよ。
内容もまあ普通に劇場で公開されているアクション映画と比べればそれは話にならないですが、DVDスルーですから、こんなものでしょ・・・もっと酷いと思っていたので、低いレベルで予想以上、それなりに派手なシーンもあったし、そこそこスピード感もあったので、まあ最後まで飽きずに楽しめたアクション映画ではあったかなと。
残念ながら話的には相当チープ、そして主人公側に相当都合良く展開するので、突っ込みどころは満載でしたけど、逆にそれはそれで楽しみにしていたので、そんなチープさ加減も私的お楽しみ要素でした。
しかし舞台となった911緊急コールセンターは、あれで普段大丈夫なんだろうか、ハッキングされている様子がチープ過ぎて、それだけでB級感が半端じゃなかったです。
警察内部に内通者がいるのも、バレバレの演出、しかも登場人物も少ない上でのあの演出、ある意味凄いとしか・・・。
それに気付かないルーク・ゴス警官、物凄いキレ者の警官扱いでしたけど、不審なあの男の行動にまったく気付かない様子を見ている限り、使えないハゲでしかなかったような(苦笑)
最後のカーアクションも、人質の娘がいて、それしちゃう的な突っ込みどころに苦笑い、あれだけルーク・ゴスもミーシャ・バートンも娘の心配してたのに、やること矛盾してる!
と言うか、こんな大事件起きたらこんな少人数で対処しないだろ・・・みたいな、突っ込みどころを上げたらキリがない辺りを何だかんだで楽しみました(笑)
ただ、一番メジャーどころのビング・レイムスが、まさかあんなところにいたとは驚いた、でも緊張感が足りない演出が何とも・・・まあ、らしいと言えばらしいですが。