「松竹×NHK×テレ朝共同製作みたいな映画」真田十勇士 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
松竹×NHK×テレ朝共同製作みたいな映画
最初の10分、ナレーションといいアニメといい「NHKが作ってんのか?コレ」と自分が何観ているのか疑問に思うだろう。(映画なんですけどね、、、)
大阪冬の陣&夏の陣、真田十勇士を題材にした映画。
俳優陣は豪華。
金はかかっているんですよ。CGもたっぷり使ってるし。
だけど「真田十勇士じゃなくてもいいんじゃない?」感が半端ない。
松竹は東映と違い実写で娯楽映画はヘタだなぁと感じる。
画面越しに面白さが伝わって来ないのである。
それは行動やセリフが地味過ぎるから。
ふざけ感はあるのだが、笑うセリフが無い。
脚本家誰よ?仕事してんのか?
1番のふさげ役&時にはカッコイイ役であるべき猿飛佐助扮する中村勘九郎がパッとしない。
CGのみで笑いを取ろうとしちゃ駄目よ。
しらけムードたっぷりだ。
映画時間も長いし。
松任谷由実のエンドロールで流れる主題歌も合わない。
真面目でも娯楽でもどっちつかずです。
これだったら「のぼうの城」みたいな娯楽感たっぷりな映画にしてもらいたかったな。真田丸など使って。
松竹×NHK×テレ朝共同映画みたいな映画
(実際は松竹×日テレ×読売テレビなんですけどね)
お互い「あれじゃない、コレじゃない」と言い合いながらいい所潰して作った映画に感じた。
俳優がカッコイイとかでは観れません。
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