何者のレビュー・感想・評価
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青春が、終わる。・・・青春関係ないやんけ!
映画館CMのあまりの勢いにずっと楽しみにしていた作品。多種多様な登場人物が就活に挑む。CMに出てくるキャッチコピーが「青春が、終わる」。いや、青春関係なかったから!
視聴後の感想は「こういう人たちいるよな~」。それをすんなり受け入れられる人物描写はさすが朝井リョウといったところ。映画を観慣れてる人には、すぐにあいつがところどころで何をしているかわかったんじゃないですかね。
だから驚きは少なかったけれど、何をしていたか暴かれたあとの演出がすごい。いやー驚いた。最初の方からちょいちょい「変な光の使い方だな・・・」と思っていたが、ああいう方向に持っていくとは。
ネタバレを避けようとすると中々レビューが難しい。どんでん返し系とも言えなくはないが、匂わせ方が露骨だからなあ。いっそのこと絶妙な伏線を張りまくってくれた方が書きやすかった。
物語には共感できるところがたくさんあった。僕は今現役の大学院生で、就活の怖さに怯えている。だから「現実」とやらに向き合わなければならないのだとも思う。それでも、「やりたいことでやっていく」ということはとても素晴らしいことだと思うし、成功していたらもちろん、失敗していてもやりたいことをやっている人たちを尊敬したい。
好きに生きて、あるいはどうにかして生きていかなきゃならなくて、そうして命を燃やす人の方が輝いて見えた作品。そういうことを考えると、二階堂ふみが一番かわいそうだったな・・・
心のうちがバレる時代なのか
原作未読。就活をもっとフィーチャーした内容かと思ったら、社会っていうか自分の思い通りにならない世界に飲まれるタイミングとして舞台設定に用いているだけで、一番の核はある意味では使い古された「自分探し」のようなものなのかもしれない。ただ、SNS(てかツイッター)を上手く使って、登場人物の個性とか、むしろ自分をどう表現すべきかわからない感じを上手く描けている。ツイッターありきの作品なので、賞味期限は短いと思うが、新鮮なうちに調理しきったのは良かったと思う。まさに数か月前まで就活していたSNS世代なので、目の前で会っている人間が何を書き込んでいるのか気になるとか、何かを書かないと立っていられないとか、ヒリヒリとした感覚が伝わってくる。ただ、ある意味SNSに慣れている人ほど自覚的な話を改めて聞かされる感じなので、ザワザワと落ち着かない感じはするけど、インパクトには欠ける感じがした。ラストも今一歩それでどうしたって感じはする。何か惜しいなという印象。
懐かしい。
メインキャストは皆、好きな俳優さんだったので嬉しかったです。
物語自体は私にはそんなに響かなかったですが、就活という視点でSNSを通した人の裏側というか本心というかそこが見え隠れしてたのは面白かったです。
最後の方であった、これまでのシーンを舞台調で見せてくれたのは良かったですね。
高校生とか大学生とかこれから就活が待ってる人は一度みてもいいのではないでしょうか?
ふと観ちゃった作品だったが
ザク!ザク!ザク!!
朝井ワールド
朝井ワールド全開でした!
就活生の方が見るのは世の中の現実を目の当たりにしてウワァと不安になってしまう感じがします…!が!私としてはここ最近見た邦画の中でかなり面白かった方だと思います!
正直つまらないと言ってる人は朝井リョウワールドを見たことがないか、キャスト目当てのどちらかなのかな…と…(あくまで個人的に)
私は話の展開や一度見ただけでは本質を理解しづらい感じ、とても良かったなと思います。
特に印象に残っているのは佐藤健さんの役が就活2年目なこと、そしてどのキャラも「あ〜こういうやついる〜!」となるところ、そしてSNSの裏垢など現代特有の社会を表したものになっていた所です。
面白いのでぜひ見ていただきたいです!
現代のホラー映画
恐ろしい怪物が出てくるわけではなく、誰かが殺されるわけでもないのにとんでもなく怖い。
それは、登場人物を通して自分の人間性を突きつけられているから。
主要な登場人物、それぞれが違う価値観を持っている。
会社に従属する者とそうでない者、望んで道を選択する者とやむを得ずその道に入る者。鑑賞者はそのどれかに感情移入し、登場人物の行動を通してステレオタイプ化された「型」に当てはめられる。
私自身、主人公に感情移入し、リスクを恐れず行動できる人間に嫉妬する心を浮き彫りにされた気分になった。
それぞれの「型」は、映画中で否定も肯定もされていない。どんなタイプの人間もいるし、それは否定されるものではない。大事なのは自分が「何者」か知ることだ、というのがこの映画が持つメッセージなのではないかと感じた。
痛いほど気持ちがわかる
豪華俳優陣出演の何者
期待してみに行きましたが、結論からいうとすごくよかった!
友人の内定を本当な素直に喜べない
友人のことを本当は見下してみている
自分を肯定しないと生きていけない
その気持ちわかるなあと思いました
ツイッターにそれをつらつらと書きなぐり、一時的に気持ちを解放させることは現代社会ならではじゃないでしょうか
主人公が演劇をしていたということや、演劇への未練、演劇クリエイターの友人への嫉妬など
うまく織り交ぜて後半は演劇調にもっていったなと思いました
最後のシーン、タクトが自己PRを一分間で行うシーンです
このシーンがすごくよかったです
結局この後どうなるの?もやもやして終わったという意見も分かりますが、
自分の弱い部分、ダサい部分、嫌な部分を見られたくない人にまで見られていたことを知り、だからこそ吹っ切れたような、前向きになれたような、最後企業の扉を開けて外へ凛として出て行く姿にそんなことを感じました
この終わり方で最高だったと思います
それなりに
小説は面白かったし、俳優も素晴らしいから楽しめるとは思っていた。そしてそれなりに─。
原作は、個人的に筋とか設定とか隠されていることとか、そういった重要要素よりも、細かで繊細微妙な表現が最も好むところだったので、そこら辺の映像表現がどうなるのか楽しみにしていたけど、それらは全部省略されていた印象。
それに代わって、演劇を本編に大きく絡ませたり、ドキュメンタリー風の面接や語りなどが組み合わせたりして、工夫が見られたけれど、統一感に欠けるような印象で、思いつきだけを詰め込んだ印象がした。
原作に則った作品だったけれど、映像にしてしまうと、意外と退屈なところが目についた。もとがそうなのか、映画がそうなのか、それとも映像化が難しいのか…。
すごかった
自己肯定
みんなが仲間で横一線だったのに、その序列がつきはじめた感情を就活で表現した作品。
自分に自信がないが故に自己肯定する有様はほんとに共感できました。笑
多分素直に生きていく大切さが大事なのかなーって思いました。
うーん
これは
期待外れ。
豪華俳優を使っても良い映画は生まれない、良い例になった。
原作未読ではあるが、あまり展開のない物語に、最終的にtwitter怖いなみたいな気持ちが残る。
伝えたかったとこそこ!?笑もっと伝えるべき所があったのに伝わらない。演出に一貫性がない。変に対立ばかりを煽って協調性がない映画だった。
タイトルなし(ネタバレ)
就活に対してそれぞれのモチベーションがあるのだと思った。佐藤健の行動もすごくわかる。早く決まった友達がブラック企業じゃないかとか。検索とかはしないけど。笑
自分が頑張ってるのになかなか決まらないストレスからその行動にでるのかな。
就活後にみてよかった。前だったらやりたくないと思った映画。
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