「今ひとつ」何者 CBさんの映画レビュー(感想・評価)
今ひとつ
原作を読んでみることにしよう。
原作を読んでみた。
露悪的な作家に見えて、しかし朝井リョウには、彼らに対する赦し、信じる気持ちがある。というのは、解説の文章だが、まさにここなのかな。
映画には、彼らに対する赦し、信じる気持ちが伝わる工夫がなかった。なので、若者気質を、やや露悪的に表現した話 で終わってしまったのかな。
今回の映画は原作に忠実だったわけだが、映画ならではの表現方法を試みていたら、印象は全く違ったのかもしれない。
自分の感性が足りないのかもしれないし、この文章を書いていること自体が、「何者?」なわけだが。
と素直な気持ちを書いては見たが、そもそも先に引用した解説を書いているのは、この映画の監督なのだから、やはり俺の感性が低かった、に一票だ。無念。もう一度観たら、ちゃんと 彼らに対する赦し、信じる気持ち を感じとれるだろうか。
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