何者のレビュー・感想・評価
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"新旧"若手実力派俳優たちが類型を凌駕!
生活のために就活せざるを得ない就活生、人生の理想を実現したい就活生、自分のスキルをどう活用すべきかが実は分かってない就活生、就活になど意味はないと言いつつ説明会会場へと急ぐ就活生、そして、そんな彼らを冷徹な目で分析しているだけの就活生である主人公、拓人も含めて、自分が"何者"かを探しあぐねている若者たちを通して、改めて、我が道を往くことの過酷さが浮かび上がる。各キャラクターを演じる"新旧"若手実力派俳優たちから、類型を凌駕する力演を引き出せたのは、監督の三浦大輔自身が劇作家として険しい道を歩んできた人であり、没個性へとひた走る日本社会に強い危惧感と怒りを感じているからではないだろうか。
もう少し就活シーンが欲しかったかも
友人の就活状況に焦ったり、友人が受かった企業が気になったりするなど、自身が就活をしていた時を思い出した。
主人公が就活で上手くいかない点の強調として、面接シーンや筆記試験のシーンを増やして欲しかった。
当時と今じゃsnsの運用が異なるから感覚も違うと思うが、面と向かって就活批判をする人間より裏アカに愚痴を書く方がまだマシに感じた。
就職は妥協の産物?
「何者」って主人公の拓人(佐藤健)のSNSのアカウント名、同時に本作の就職活動を通して自分が「何者」かを模索する5人の大学生たちの抱えるテーマでもあります。
現代の若者ドラマなのでスマホ画面のアップが多いのは、おじさんには目が疲れる演出でした。
「バンド活動しかしてこなった俺には就職のエントリーシートに書くことなんて何もない」と嘆く友人の光太郎(菅田将暉)に、拓人は「就職はトランプのダウトみたいなもの、ほんとである必要なんてないさ」とアドバイスしていたくせに終盤の、自身の就活面接の自己紹介で言い淀んでしまっていましたね、これじゃ内定連敗になるのも納得。
出版社に内定した光太郎、瑞月(有村架純)は「光太郎は自分の人生の中にドラマをみつけ、その主役になれる人」って言う、何故ならバンドマンの彼が畑違いの出版社を選んだのは翻訳の仕事で海外にいる元カノに仕事を口実に会えるかもしれないと思ったからだと言う。
拓人は「自分がドラマの主人公なんて、どれだけ勘違いしているんだろう」と極めて冷ややか。演劇活動やSNSで自分の価値観、論理を貫くことに生きがいを見出している拓人だから生き方の異なる他人と交わらざるを得ない社会活動への参加はハードルがまだまだ高いのですね。生活の為には就職は必要な世の中ですから、一部の成功者を除き、演劇や音楽活動など自己表現を信条としてきた若者には為になる逸話でしたね。
何者にもなりきれない若者達
就活を駄目にする位の脚本を書いてくれ!!
旧国営放送の
朝ドラを2時間で見る様なものである。
結論を最初に言えば、どんぐりの背比べ見たいな危うい日本企業を選ぶよりも、就活を拒否する青年の分析が正解。また、英語だけでなく中国語とかも喋れるバイリンガルを目指した方がイイね。
但し、我が青春時代と比べて、今の若者は本当に生きにくいと思う。企業は同じ様なつまらない企業ばかりで、若者も画一的なキャラクターばかり。統一テストとか共通模試とか価値観のベクトルは偏っている。それに従わなけりゃ生きていけない。
それで、落ちこぼれれば、裏社会が待っている。
愛の無いAIよ!なんとかしてくれ!
もっとも、嫌味なコメントだけれども。寧ろ、その生成AI見たいな情報化社会が、更に人類の知能を退化され、画一的な人間を作っている。まぁ、そんな事は僕の時代から言われているけどね。
と言いつつ、人材不足何でしょ?仕事なんて何やっても同じだと思うけどね。焦らず、グローバル思考で行くべきだと思う。
追記
アイドルが演劇関係の話をするなら、もう少し真面目に、そして、責任持ってやって貰いたいね。
追追記
ジジイとして俯瞰して申す。
高校生は大学へ行くべきだと思う。また、学部も資格が取れる学部にすべき。大学なんてどこでも良い。
経済、経営学部へ行くなら、簿記二級を取るとか。
まとめ
1流企業(?)に入っても、5月で辞めたやつたくさん知ってるよ。また、企業は引っ付いたり離れたりするから、それで終わりじゃないからね。
年功序列の時代は終わり、華やかなアメリカンドリームが持てる実力主義の時代が訪れている。
相当の努力をすれば、夢を持てないこともないかもしれない。しかし、多くの者は悪夢だらけのアメリカンドリームを見る羽目になる。
「人材の見せ方で未来が変わる」— 就活を通して自分と向き合う若者たちの心理ドラマ
就職活動をテーマに、若者たちが自分をどのようにアピールし、社会に適応しようとするのかを描いた作品。企業が求める人材像に合わせようとする学生たちの葛藤がリアルに表現されています。
面接やSNSを通じて、自分をどう見せるかが問われる就活の世界。協力し合う仲間のようでいて、内心ではライバル意識が働く状況が緊張感を生んでいます。
この映画は、社会に出る前の若者が「何者になりたいのか」を考えるきっかけを与えてくれます。就職活動に限らず、自分の価値をどう伝えるかを考えさせられる作品です。
良くも悪くも
息が詰まる。
これ、映画より舞台の方が良いんじゃね?と思ったら、終盤に舞台になってた(また戻ったけど)
しかし、Windows95や98の時代なら兎も角、あんな簡単に人に自分のPCやスマホ使わせるか?
表と裏
渦中にあれば無我夢中、一歩引いて
大学入るのもそれぞれ苦労しているかと思うが、
就職も難儀だなぁ〜。
人によれば一生の生業となる故、
また就かなければ生活できないし。
体面もある。
必死だ。
自分がしたい、なりたい仕事を選ぶというより、
給料や福利厚生や、ひいては知名度や人気度が
重要視されている。
そして、数ある会社を選び面接を受け、
引っ掛かった、内定を貰った中から選ぶのだ。
一応受けたが、思いもしないところに就職することも
ままあるのだ。
合わないと思っても働くしかない。
転職が当たり前になって来ているのもわかるような。
就職戦線真っ只中の6人の男女が出て来る。
表面上は、和気藹々で理香の家に集まり酒飲んで、
情報交換とかをしている。
内定貰った者とまだの者とになって来る。
意に沿わない会社であろうと、滑り止めみたいに、
一つでも内定あれば安心だろう。
かたやまだの者の焦りは大変なものだろう。
日が過ぎれば過ぎるほど。
まだの男女が、
パソコンやスマホに
内定貰った友人の会社のマイナス面を検索しているのを
互いに見つけなじり合っているシーン。
当事者はそうだろうな、と思う。
2年目の就職活動している男の
仲良かった?友人たちへの正直なコメントが、
その時々のシーンと共に映される。
最後に、その男が、
面接で自分のやりたかったと気づいたシーンが
映される。
就活戦線異状なし⁉️
まず就活モノとして観ると物足りない気がする‼️下準備だったり、面接やグループディスカッションなどに至るまで、あくまで背景としてしか描かれてないような気がします‼️主要キャラである5人の大学生が、就活のために情報提供したりして協力し合う。しかし内定者が出たことから、それぞれの人間性、本音がえぐり出される・・・‼️嫉妬だったり、価値観、倫理観、本音と建前・・・‼️SNSでは本音をぶつけるのに、対面ではその場を取り繕ってしまう・・・‼️現代社会に生きる人間とはそんなものです‼️別に就活生に限ったことではない‼️そんなそれぞれの人間性をさらけ出し、罵り、妥協するような映画‼️豪華キャストも含めてなかなか見応えあります‼️
就活ドラマ
Twitterなつかしい
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