劇場公開日 2016年10月15日

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何者のレビュー・感想・評価

全449件中、1~20件目を表示

4.5"新旧"若手実力派俳優たちが類型を凌駕!

2016年10月8日
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鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

興奮

生活のために就活せざるを得ない就活生、人生の理想を実現したい就活生、自分のスキルをどう活用すべきかが実は分かってない就活生、就活になど意味はないと言いつつ説明会会場へと急ぐ就活生、そして、そんな彼らを冷徹な目で分析しているだけの就活生である主人公、拓人も含めて、自分が"何者"かを探しあぐねている若者たちを通して、改めて、我が道を往くことの過酷さが浮かび上がる。各キャラクターを演じる"新旧"若手実力派俳優たちから、類型を凌駕する力演を引き出せたのは、監督の三浦大輔自身が劇作家として険しい道を歩んできた人であり、没個性へとひた走る日本社会に強い危惧感と怒りを感じているからではないだろうか。

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清藤秀人

2.5渦中にあれば無我夢中、一歩引いて

2024年12月15日
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りか

3.5就活戦線異状なし⁉️

2024年11月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

知的

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活動写真愛好家

3.5就活ドラマ

2024年11月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

就活と婚活って何だか似てるなって思った。一旦のゴールみたいに必死になって勝ち取ったら永遠のゴールを掴んだように嬉しくて。でも始まりの始まりで、もっと長い道のりがあって、道を変える事も多々ある。それにどちらも嫉妬がつきまとう。深く考えると難しいから、やめておこう。結局のとここの映画はまあまあ面白かった。

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ノブ様

3.0佐藤健が若い頃の東幹久に似ていると思った。 内容的には就職活動その...

2024年11月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

佐藤健が若い頃の東幹久に似ていると思った。
内容的には就職活動そのものよりも、SNSの陰湿さの方が印象に残った。

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省二

3.0こわい これホラー

2024年10月19日
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鑑賞方法:VOD

怖い

原作読んで、映画見て見た。

全体的にぼんやりしてしまった感じだけど、

二階堂ふみの演技は怖かった。ホラーだよこれ

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うさぎさん

4.0Twitterなつかしい

2024年8月27日
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やはりXよりTwitterだからわかる!ってなるやつ。まさかこの時Twitterがなくなってしまうなんて思ったかなあ。

終始のヒリヒリ感が良かった。
しかし、「桐島〜」と同様、いま活躍中の方々ばかりでした。

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persimmon orange

1.5登場人物全員、理解はできるけど共感できない人たちばかり

2024年7月25日
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鑑賞方法:VOD

こういう人たちいるよねーて、人物だけの群像劇なので、没頭も共感もできないまま終わってしまった。あらすじ説明してと言われても、何も残っていないので説明が難しい、そんなさくひん。

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AZumi

4.0吉田修一VS朝井リョウ その2

2024年4月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

若者の空気感を「外から観察する」吉田修一と「内から暴く」朝井リョウ、どっちが心にヒットするのか?勝手な試みだけど、「パレード」を観たからこそ「何者」は面白い。
「何者」には、傍観者でいることを許さない吸引力があると思う。

就活対策本部、という名目で一部屋に集まる5人の男女。生活を共にするわけではないが、「就職」という人生の一大イベントを分かち合う行為は、私みたいな氷河期世代にとってはかなり理解し難い感覚だ。
自分の人生の舵取りを他人に見られてるなんて勘弁してほしい。妥協したり、落胆したり、必死にジタバタしている姿なんて、隠しておきたいものだ。
なのに一緒に過ごすなんて、これが若者の姿だとしたら、やっぱり恐ろしい世界だと思う。

そういう意味で、私は拓人に似ている。
「途中経過をイチイチ報告してアピールする」タイプが苦手なのも共通点だ。
自分にとって受け入れ難い醜い姿を、どうして晒せるのか。晒して満足出来るものなのか。それを自分だと受け入れているのか。
疑問は尽きない。

だから、何者にもなれていない自分は人目を忍んで、殻の中に閉じ籠るしかない。
いつか外の世界に晒されても、揺るがない完成された自分として歩み出す日を夢見て。
想像の自分と現実の自分が合致する日を夢見て。
それまでは、そっとしておいて欲しい。

否応なく、ある程度の歳になったら殻を割られる日が来る。その時を最高の形で迎えるために就職活動に精を出す。
実際に社会人になったら、会社とあわなくて辞めたり、家庭の事情で辞めたり、病気になって辞めたり、運命の恋に落ちて辞めたり、一発目の就職なんて大したものでもないが、それは経験しないとわからない。
圧倒的な経験の数で、「自分探し」「自己形成」などするまでもなく、気づけば「自分」になってしまった大人から見ると、就職活動中の5人は「青春真っ只中」の卵たちなのだ。

「パレード」がその空間から出ることを許さない物語なら、「何者」は明確にその世界が終わる物語だ。
それはやっぱり朝井リョウの目線が彼らの中にあるから。拓人でも、光太郎でも、瑞月でも、理香でも、隆良でもいい。誰かの事を「自分に似ている」と思う感覚が、その手助けをする。
そして、今まで自分を包んでいた世界に別れを告げる瞬間を共有する。

面白さも、キャストの魅力も甲乙つけがたいが、やがて恐怖を感じる「パレード」より、恐怖から飛び立つ「何者」の方が若干好みだったかな?
興味が湧いた方は、是非両方鑑賞して「自分」の世界を観察して欲しい。

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つとみ

5.0ようやく自分に向き合えた物語

2024年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

就職活動を通して主人公が語るのは、とても普通だがそれはあくまで表向きの言葉。
裏アカでしているのは仲間たちへの批判。
絶えず手に握りしめているスマホが一般的なのが、現代社会を上手に表現している。
同時にこういうのを書く私と主人公「タクト」との相違を考えさせられる。
思ったことがうまく表現できない。
多分タクトはミズキのことが好きだったのだ。
いつの間にか友人のコータローに彼女を取られていた。
それでも知らん顔で過ごす姿に、かつての自分自身が重なった。
タクトは、演劇が好きで脚本を書いているときが最も自分らしいということを就活を期に否定した。
おそらくその時から彼は自分ではなくなり、誰かを裏アカで批判することでしか自分自身を保つことができなくなったのだろう。
本心では演劇を続けているギンジが羨ましいのに、それを捨てた自分を正当化する。
ミズキがコータローに2度目の告白をして再びフラれたという彼女の言葉にショックを受けたタクトだったが、実際に心に響いたのは、「コータローは自分の人生の先にドラマを見つけて、その主人公になれる」と言った彼女の言葉だったように思った。
宮本の言葉やツイッターでの発信に対し、ミズキが思わず意見を言うシーンは、彼女の実家の出来事から否応なしに自分の就職条件を変更せざるを得なかった苦しみと悲しみが吐露された瞬間だったのだろう。
そして宮本も自分というものを見つめ直して、まともに就職活動を開始したいと、わざわざタクトに頭を下げるが、その際彼らが2年間も就活していた事に驚いてしまった。
最後にタクトが面接で自分自身を表現するシーンがあるが、その時ようやく彼は自分自身に素直になれたことが伺える。
タクトが言った「就活はダウト・ゲームのようなもので、バレなければ嘘でも構わない」
これは多くの就活生たちの本心だ。これに気づいた作者はすごいと思った。
それにしても、これは2016年の作品だが、1分間で自分を表現しろとか、Webテストとか、知恵袋にもこの手の質問がうじゃうじゃあるが、このシステムこそ社畜化の第一歩だと思う。日本はどんどん異常社会になっていく気がしてならない。

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R41

5.0刺さる映画

Tさん
2024年2月17日
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鑑賞方法:VOD

興奮

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T

4.0就活は個性をダメにする

2024年1月14日
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みみたろ

4.5何者

Kさん
2024年1月10日
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適当な言い訳をして、仕方がない、できなかった。そういう風に片付けてしまったことがあった。でも、

十点でも二十点でもいいから、自分の中から出しなよ。自分の中から出さないと、点数さえつかないんだから。これから目指すことをきれいな言葉でアピールするんじゃなくて、これまでやってきたことをみんなに見てもらいなよ。

というセリフを聞いて、ハッとした。ダサくてもカッコ悪くてもやらないとダメなんだ。

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K

5.0よかった

2024年1月10日
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ティム2

4.0誰もが"何者"であるのか考えさせられる

2023年12月3日
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知的

難しい

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メジェド

3.5イタイ、イタイ……

2023年11月26日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

数年前に知り合いから奨められて原作を読んで以来、気になってた作品。

原作を読んでた頃に感じてた、恥ずかしさやイタさが蘇った。詳細は忘れてたが、ここで厭な雰囲気になるんだよなぁ…と思い出して、まんま厭な雰囲気。
でも、誰でもこういう部分ってあるよね?と思いつつ、視聴。

誰だって理想は有るし、現状に満足してない部分もある。それでも生きて行かなきゃならない。

秘匿性の書き込みが問題になったこともあったが、投稿した本人の記憶は改竄出来ないからね、その記憶を記して生きることになる。
痛恥ず感で苦しめな作品。

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奇妙鳥

3.0煮え切らないラストシーン

2023年10月30日
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鑑賞方法:VOD

佐藤健扮する二宮拓人は演劇青年だったが、スーツ姿で就活していた。

人生を決める就活を友人と共に助け合ってやるべきか否か。もちろん知恵を出し合って就活に当たるのは良い面もあるが、しょせん就活は孤独の戦いであり得てして友人が先に1社でも内定出ようものなら焦るは必定であり友人の内定なんて素直に喜べないものだ。まして拓人の様に演劇かぶれは企業としては受け入れにくいのではないだろうか。

有村架純、菅田将暉らを脇に添えながらも煮え切らないラストシーンには歯がゆさを覚えた。結論が出ていないのは残念だな。

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重

4.0個人的には刺さった

2023年10月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

自分の大学時代思いだして理解できる部分多かった。自分を盛りすぎ、マウント取ってばかりで友達を下に見てる、薄っぺらいのに自己肯定感強すぎ、そんな大学生を演じた二階堂ふみも菅田将暉も佐藤健もはまり役。だからか、小説より映画のほうが個人的には好き。
口コミ評価低いのが意外ですが好きな作品です

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モロッコガール

3.53.7すき

2023年9月24日
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asa89