レッドタートル ある島の物語のレビュー・感想・評価
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ダメな方のジブリ作品。
「いつからジブリ作品に夢見られ無くなったのかな…」と、つくづく感じた一本。
スタジオジブリは工房としても機能しなくなっているのか。
「魔女の宅急便」(原作ものか)以降、オナニーを金取られて見せられ続けた極み。
映像はそれはもう綺麗なのだが…
もう物語が観客置き去りどころかそっちのけで、理解不能。
自分の脳が腐っているのか…
とりあえずフランス人をますます嫌いになった作品。
あいつらケダモノと何が違うの?と思ってしまうよ。
大人の絵本
観終わった後の不思議な気持ち
月光下の静の世界
何か気が重かった・・・
純文学を読んだ、そんな気持ちになる映画。大衆向けではないです
かっこいい・・・
自然物の描写が素晴らしい。何が2Dでどれが3Dなのか全くわからなかったが、そんなもの関係のないくらいの完璧な世界観で、静寂のなか淡々と展開する──ともすると退屈な作品ととられかねないものではあったが──終始画面を凝視していた気がする。
前後の脈絡など無視したファンタジーが展開されて、まるで昔話を見ているようで、しかも確立した世界観というものから、普遍的なものを感じた。
ストーリー自体に何ものも見いだせなかったけれど、トータルの絵と音で何かを訴えかけるものがあった。それは愛なのか無情観なのか人生というのもなのか生命そのものなのか、それともそれら全てなのか、自分のつたない文章力では表現できないけれど、作品の素晴らしさだけは断言できる。
絵本のような画で語られる、切ないラヴストーリー
無人島に漂着したひとりの男。
島に生えている竹を使って筏をつくって島から脱出を試みるが、沖に出たところで「何か」にぶつかって筏を壊されてしまう。
筏を大きくして何度も試みるが、結果は同じ。
ある日、その「何か」の正体がわかる。
それは、大きな赤いウミガメだった。
男とウミガメは海中で顔を合わせてしまったのだった・・・
というところから始まるハナシは、その後、陸に上がってきたウミガメを男は腹立ちから殺してしまい、後悔の念の駆られるうち、ウミガメの死骸は大きな甲羅を残して、若い女性に変身してしまう。
そして、男はその女と一緒に暮らし始めて、子をなす、という展開になる。
おぉ、奇妙な展開・・・
とも思ったが、これはよくある民間伝承の類のハナシではありますまいか。
『つるの恩返し』なんかに似ているが、ちょっと違うか。
あっ、もしかして『人魚姫』では?
と気づくと、わかりやすい。
赤いウミガメが、海中で出逢った男に一瞬のうちに恋をして、男に会いに来た。
しかし、誤って殺されてしまい、男の後悔がウミガメの想いを成就させて、人間に変身させる。
そんなハナシ。
切ないラヴストーリー。
そして、ふたりの間にできた子どもは成人し、海へ旅立っていくが、これは人間の根源・ルーツに係る民間伝承の類だろう。
「われわれの先祖は海からやってきたんだよ。なぜなら、むかしむかしのご先祖様はウミガメだったんだよ」
そんな伝承が、南の島にあったってヘンではない。
謳い文句の「どこから来たのか どこへ行くのか いのちは?」は、これを指しているのだろう。
と、ストーリーについて長々と書いたが、この映画の魅力は、なんといっても画の魅力である。
シンプルな線描に施された彩色。
絵本のような絵。
こういう絵が動くのか、それも、こんなゆったりとした物語の流れの中で。
ジブリ作品といえば、ワクワクドキドキハラハラ。
心拍数が上がりそうな、交感神経が働きそうな、そんな感じだけれど、この映画は違う。
物語的には、ハラハラもするし、ドキドキもするけれど、副交感神経が働き、穏やかな気持ちになる。
米国アカデミー賞受賞の短編『岸辺のふたり』を観ていないのでなんともいえないのだけれど、アーティスティックプロデューサーとして参加した高畑勲の影響が大きいかもしれない。
特に、コミックリリーフ(息抜き)として何度も何度も登場するカニたちのユーモラスな動きは、かなり古いタイプ演出手法だし。
お子様連れで劇場で観るには、ちょっとツライ。
幼い子どもたちには、大人が横から「ほら、カメさんと男のひとが見つめあってるねぇ」とかのナレーションをしながら一緒に観たい、そんな類のアニメーションかもしれません。
内容があまりない
アートとしたかったのか、よく分からないが学生が作ったと言われても信じてしまうだろう。ストーリーにも特筆すべきところはない。ショートアニメでよかったのではないか
65点
余韻の残る映画
おとぎ話
大人の童話、高畑系ジブリ。
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