君の名は。のレビュー・感想・評価
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流石に☆1ということはないが、大絶賛にはちと疑問。
所謂「話題になってたから一度は見とかなきゃ」みたいなミーハーな人達で成り立ってる興業かなと感じました。
ちなみに自分も、人からの強い勧めもあり、家族が話題の作品だから観たいと言うのでついでに観た次第。
面白かったかと言われると…人に勧めることはまずないです。見終わった直後は普通に良かったと思いましたが、正直、数時間後の今すでに内容がほぼ思い出せません。
序盤は少しジブリ的な雰囲気を感じましたが、後半はそうでもなく、というか割と中盤にはもうジブリ的雰囲気は絵面だけになってました。ちょっと下品なんだよな…
映画.comの解説によると、『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』等ジブリ作品にも数多く関わってきた作画監督がついているとか。だからかぁ…
先に言っておくけど、自分の中では今作のせいでジブリ(の絵面)にマイナス点入ったからな。
あらすじはもう、皆さん耳にタコができるほど聞いたかもしれませんので、今回はカットで。
[良いと感じた点]
●映像・色彩はとても綺麗で、音楽と映像・ストーリーは非常にマッチしていて、映画を盛り上げていました。特に流星のシーンは美しかった。アニメーションならではの煌めきです。実写のアメリカンCGのビカビカ系の輝きに慣れてる自分には新鮮でした。
●組紐や黄昏時など、身近なちょっとしたものがキーポイントになるよう、作品にうまく組み込まれており、ロマンチックな演出でした。身近な物が誰かと繋がっているという繊細な表現は良いですね。今時、「スマホで上辺だけ繋がってる」みたいなロマンの欠片もない話が多いので…小さな田舎町の神社の跡取り娘という古風な雰囲気を生かし、一昔前の「次はいつ会えるかわからない切なさ」や「いつでも気軽に連絡できるわけではない寂しさ」を現代人にもわかるよう無理なく取り込んだ設定が素晴らしかった。
●一見、成功した映画の主題歌だから売れたように思う人もいるかもしれませんが、個人的には今作のために書き下ろされたというだけあり、映画の雰囲気と非常に合っていて良かったです。自分はファンでも何でもありませんが、単体でも良い歌だと感じました。
ただ、詳しくは下に書きますが、ほぼ全てのこだわりが裏目に出ている感じも否めませんでした。
[気になった点]
●音楽自体はとても良かったが、台詞をかき消す勢いで大音量を出してくるので(しかも歌詞入り)、どうしても台詞・内容に集中できません。良い歌だけど、話に集中できないほどって推し過ぎでは。音量どうにかならんの?
●映像が綺麗と上に書きましたが、人によっては描き込み過ぎと感じると思います。大画面なら綺麗なのかもしれませんが、自分はTVだったため、少なくとも「ちょっとデカい」程度のTV画面では最初は「おぉ~!」と思うものの、30分もすると細か過ぎて目がチラチラしてきます。
美術系、特に油絵なんかに詳しい方は思い当たるかと思いますが、サイズの大きい絵画ほど「離れて見る」ことを目的としているため、近付いてみると実はめちゃくちゃ粗が目立ちます。よくこんなもんが綺麗な絵に見えるな、人間の脳ってテキトーなんだなと初めて見た時は衝撃ですが、実はこれを緻密に描き込むと逆に「ウザったい」感じになるそう。同じことが今作の画面上でも起きており、かなり遠くのビルの窓だの、細ーーい電線だの、いちいち全てを描き込み過ぎて、途中から非常に視界がウルサイと感じました。技術は素晴らしいが、結果話に集中できないのでは本末転倒です。ピクサー・アニメーション・スタジオでは必要以上に丁寧すぎる仕事を「完璧な陰影をつけた1セント硬貨」と呼ぶそうですが、まさにこれをやってしまった感じ。
●『秒速5センチメートル』の時も強く感じましたが、女の子に対する異常な理想?というか…ブラ紐や無意味なパンチラ、胸を揉む、内股走り、三葉が口から出したものを朧が飲む等々、変に性的なニュアンスを感じるシーンが多く、ゲンナリ。監督は特殊な性癖でもあんのか?女性は余計に「ただただ気持ち悪い」と感じる人多いのでは。自分は『秒速~』の時も似たような(そしてもっと強烈な)気持ち悪さを感じ、序盤でギブアップした経験があります。まさかと思い調べたら同じ監督でした。ウワァ無理。気にならない人は全く気にならないと思いますが、これで最初に感じたジブリ的雰囲気は吹き飛びました。
何というか…自分の理想で「女の子はこんな感じのはず!!」という偏見をリアルっぽくすることを追求しすぎたのか、これがリアルと本気で勘違いしているのかわかりませんが、「この子可愛いだろゲヘヘ俺の理想なんだウヘヘ」という製作者側の気持ちが透けて見えるというか(風評被害すげーぞ)。
三葉が自分の好みではないので尚更「ウワァ…」と思ってしまいました。少年時代、現実の女の子が周りにいなかったんですかね、この監督。
●伝えたいことがありすぎたのか、それとも伝えたいことは特にないけど監督の書きたい物語が沢山あって、それを1つの映画に集約してしまったせいなのかわかりませんが、全体的にのっぺりとした印象。
「彗星が落ちて町が消滅」「見知らぬ男女の身体と精神が入れ替わる」「神様の力を借りて3年の時を超えて繋がり合う」「子供たちだけで発電所を爆破・電波ジャックしてまで町を救う」…等々、起こっていることはそれぞれおおごとなのに、今一つ「大変なことが起きた!」という緊迫感が伝わってこない。
そもそも身体が入れ替わった意味は一体?結局、何度か入れ替わっただけで瀧がいつ三葉を好きになったのかもわからない。キッカケははっきりとは描かれておらず、最初は「あの女、余計なことを…!」と恨みがましく言っていたのに、憧れの先輩とのデート帰りに「他に好きな子いるでしょ」と言われるシーンで観客は突然、瀧が先輩から三葉に心変わりしたことを知らされます。ただ数回入れ替わって、名前くらいしか知らん女の子を助けようとわざわざ新聞さかのぼって事件を調べて、有り金叩いて遠くまで旅して、発電所を爆破?電波ジャック?え???何でそこまで思い入れてんの??いつの間にそこまで入れ込んでたの???そこら辺、全然描かれていないので、観客置いてけぼり。
「何か凄いこと起きて、主人公2人が運命の恋に落ちて、何か凄いことして、何か凄いこと起きて、2人は再会!!これぞ運命!!」という、何か凄いことするところを何か凄い感じに作ったら映画できました。という感じ。とりあえず何か凄そうに見える映画を撮りたかったのか?実際売れたし、製作者としてはそれで良いのかもしれませんが。
細かいことはどうでもいい!と思える人は良いですが、個人的には、ファンタジー要素の強い作品は人間性で現実味を出さないと、観客はキャラクターに共感できず、「他人の想像の産物でしかない、現実味のない世界に生きてる設定の興味も現実味もないキャラクターが何かワーキャーやってたなぁ」で終わってしまうと思うのです。
ストーリー自体は少しくらい「観客の想像にお任せします」という部分があっても、それが深みを増してくれるかもしれませんが、キャラクターの心情については「こういうことがあったから、今このキャラはこんな気持ちなんだよ」というのはザックリと、キャラの目線ひとつでも良いのでどこかに差し挟んでくれないと、どのキャラにも感情移入できません。感情移入できない映画は映画ではなく、動く絵画と音楽をボーッと楽しむしか方法がありません。低評価の人達は、ここが引っかかっている人も多いのでは。
(※後日追記)先日テレビで、「本作は監督が何度も試写を重ね、人々が感動するシーンを感動する順に並べた、皆が感動するように作られた作品なんだよ!」と紹介されていました。なるほど、だからのっぺりしてるのか…
話の展開に監督のこだわりが良くも悪くも感じられないというか、上にも書いた通り「何か凄いことが起きて、何か凄いことやって…」をただ纏めて整えただけという印象を受けた理由がやっとわかりました。
つまり、皆が平均的に感動すると思う綺麗なシーンを、皆が平均的に感動するように並べた作品ということですね。
長くなりましたが、総合的には暇な時にレンタルや地上波放送で1回観れば充分という感じです。ただ、映画館で観たらストーリーよりも映像美の力で感動させられたかもしれないので☆2。
やはり大スクリーンで
コロナ自粛解除映画館再開
とはいえ観るものがなと思っていたところに
これがやると知り是非大スクリーンでと鑑賞
シン・ゴジラ公開時の予告で初めて見たときは
これはヒットしそうだと思いましたが
それどころじゃなかったですね
剣や魔法のという画一的なファンタジーより
日常の風景にこそそれを見出す新海イズム
都会から見た田舎も
田舎から見た都会も十分幻想世界
それだけでなくストーリー構成も改めて観ると
よくできてます
誰もが考えたことがある
将来巡り会う人が今この世のどこかで生きてる事実
それがもしこの世で繋がっていなかったとしたら
そこを取り上げただけでもよく出来た作品だと思いました
また時間が経つと違った印象も得るでしょう
ストーリーの意外さ+リアルな街並みと夜空の描写+恋愛要素が少々
ただ男女の入れ替わるアニメとずっと思っていたが、衝撃的な出来事がわかってからの意外な展開に引き込まれまた。また新宿を中心に、四谷、代々木、信濃町、そして最後の須賀神社。風景を見ることも描写も実際の東京の街角風景がリアルに描いているところも楽しめた。総じて夜空がきれいだった。そして、恋愛要素もちちばめられているのもすごく良いと思った。
隕石。
時空の違うところで生きているふたり。三葉と瀧。体が入れ替わるという設定。男と女なのでお互いに不都合を感じながらもお互いの環境に慣れながら楽しんでいく。
はじめは何故入れ替わるのか分からなかった。ただ神木の声か上白石萌音の声でふたりが入れ替わっているのがわかった。
1000年1度に彗星がぶつかり隕石が1つの町をのみ込んで町が失くなってしまう。
とても映像が美しく東京の風景がとてもリアルである。
音楽にRADWIMPSが歌っているが映像に合っていた。映像と曲が相乗効果でより感動する。
最後のふたりが階段のすれ違うところで。
君の名は。というセリフのところで涙があふれる。3回観て同じところで自然に涙する。
超話題作
だいぶ経ってからみたけど。
子供…高校生くらい?
から大人まである意味楽しめる
映画だと感じた。
捉え方がだいぶ違うと思うけど。
なんてか、若いと恋がどうこうとか
できゅんとしたり
大人だと災害に対してどうこうとか。
どっちにしてと絵は好きだなぁ。
しかし、よくここまで
話題になったもんだとは
やっぱり思うかな。
悪いってことはないけど。
すごいけど、何が流行るか
わかんないと思うと
面白かったりこわかったり。
現代だから作れた映画
現代の街並みが綺麗に描かれていて絶景を見ている感覚。そこに洋次郎さんの歌声がスッと入ってくるもんだからとても居心地が良かったです。主人公たちの全力さが溢れ出てて自然と観てしまう映画だと思います◎神木くんと萌音ちゃんの声も透明感あっていい👏最後に題名を口にして終わるのもおお〜となりますよね☺️
映像を楽しむ映画
アニメ映画はあまり見ないのですが、外国でホームステイしてるときにたまたま見ました。
あまり映画の世界観に入りこめなくて、終盤男の子が女の子の名前を一生懸命唱えて忘れないように頑張るのに一瞬で忘れてしまうところで爆笑してしまいました笑
映像がきれいなのだけはすごくよく分かったけど、内容にはあんまり何も思わなかったし、入れ替わったときに体さわってるシーンはいらないと思った。
ストーリーというより映像を楽しむ映画ですね。
考えれば考える程深い作品
2回目,3回目の方が楽しめる。
映像はさすがとしか言えない
ストーリーも良く、なんとなく同級生なのだと思っていたので実は三葉が年上だったというのは衝撃的だった。
歌も良くスパークルは感動した。
日本のアニメに希望を感じます
感想
映画・テレビ・DVDでめちゃくちゃ見ましたが、いいですね!入れ替わりの所は面白かったです。それが途絶えて 三葉達が亡くなったのは驚きました。瀧が三葉の時にした口神酒を飲んだのはめちゃくちゃビックリしました。結局 大人になって また会えたシーンは良かった
緊張した
この類の映画は、風呂敷広げすぎて御都合主義になつまたり、監督の「こういうシーン撮りたかった」だけみたいな演出ばかりだったりとガッカリすることが多いが、そんなことはほぼない。
前半は本当に良いテンポで無駄がなくわくわくした。
しかし、前半良くても後半で失速する映画は多いし、
とくに時空移動系はどうしても矛盾を隠しきれなくなることがあるので、そうならないでくれと最後まで緊張しながら見てた。
また、時間の短さから感情の原因がわからないがっかり演出で台無しになることが多いがそれもなし。
みつは(たきくん)が父さんに祭りを中止するように訴えるシーンの父の表情で物語の背景まで伝えるなど細部への拘りと脚本の綿密さ。
ここでは伝えきれない感動がありました。とにかく監督の細かい拘りがすごい。
穴だらけの脚本を、圧倒的な演出力と映像美で補うストロング・スタイル!
立花瀧と宮水三葉、不思議な縁で結ばれた2人の運命を描くボーイ・ミーツ・ガールSFアニメ。
監督/原作/脚本/撮影/編集は『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』の、日本を代表するアニメーション監督・新海誠。
都内で暮らす男子高校生、立花瀧を演じるのは『千と千尋の神隠し』『サマーウォーズ』の神木隆之介。
糸守町で暮らす女子高生、宮水三葉を演じるのは『舞妓はレディ』『ちはやふる』の上白石萌音。
瀧くんのバイトの先輩、奥寺ミキを演じるのは『モテキ』『海街diary』の長澤まさみ。
三葉の同級生、勅使河原克彦を演じるのは『残穢 -住んではいけない部屋-』『ONE PIECE FILM GOLD』の成田凌。
新海誠監督の過去作『言の葉の庭』のヒロイン、ユキちゃん先生がゲスト出演しており、声優も引き続き花澤香菜が担当している。
第40回 日本アカデミー賞において、最優秀脚本賞を受賞!
第42回 ロサンゼルス映画批評家協会賞において、アニメ映画賞を受賞!
全世界興行収入3.6億ドルという、言わずと知れたメガヒット作品!
新海誠監督の名前を広く世間に知らしめた一作でもあります。
新海誠作品に苦手意識がありリアルタイムでは鑑賞しなかったのですが、何気なく観た『天気の子』が素晴らしかったため、この作品にもチャレンジ!
初見とはいえ話の筋はほとんど知っているという完全ネタバレ状態で鑑賞したのですが、それでもとっても楽しめました♪
いやぁ…。そりゃこれは売れるわ…。凄いクオリティ✨
新海作品特有の繊細な映像美はそのままに、天才作画監督・安藤雅司を筆頭にした一流アニメーターたちによる丁寧で説得力のあるアニメーションが、画面狭しと躍動する。
これぞまさに、日本アニメの面白さそのものっ!
声優陣の熱演も見事。
神木隆之介の表現力もさることながら、長澤まさみが上手すぎて、エンドクレジットを見るまで本職の人かと思ってました。
何より故・市原悦子さんの落ち着いたボイスが心地ええ…。
そしてここぞ!という最高に気持ち良いタイミングでRADWIMPSの音楽が挿入!エモい…🫧
脚本には既存のエンタメ要素がこれでもかというぐらい詰め込まれており、まぁ多少の節操の無さは感じるものの、非常に楽しい♪
ボーイ・ミーツ・ガールに男女の入れ替わり、タイム・リープにミステリー、パニック映画要素までありますからねぇ…。これは娯楽要素の宝石箱や〜💎✨
正直、脚本は突っ込みどころ満載であります。
流石に3年のタイムラグには気付くだろ、とかね。
特に葛藤なく三葉に協力するテッシーとサヤちゃん、とんでもない規模の爆薬で変電所ぶっ飛ばすトンデモ展開、重要人物かと思いきやほとんど話と関係なかった三葉のパパ&おばあちゃん。等々…。
ツッコミだらけの脚本ではあります。しかしそれがあまり気にならなくなるほどのスピーディな展開!とんでもないクオリティのアニメーション!!そしてアツアツな物語の熱量!!!
いやー、観ていて心地良かった♪
…まぁ、脚本の粗が気になって映画にノレなかったという人の気持ちもわかるけど😅
クライマックスのシーン、これまでの新海作品を観ている人なら「どうせすれ違ったまま終わるんだろ?」と思った筈。
ところが、それを裏切るハッピーエンドでの大団円!いやぁ、気持ち良い!
やっぱり青春アニメはハッピーエンドが大事だよー。
これまでの新海作品とは明らかに狙いが違う、非常に大衆的な作品。
『君の名は。』以前の作品が好きな新海誠ファンも多分に存在していると思うのですが、個人的にはエンタメ思考にシフトした新海作品の方が好き💕
頭を空っぽにして楽しめる、非常に優秀なエンターテイメント・アニメです✨
ほとんどのアニメ苦手ですが
私はアメリカ暮らし、子育てもほぼ終わった大人ですが、とても楽しめました。
今週12時間の飛行機で見ました。最初前半は、面白いけど、グイグイ引き込まれることは無いなと思いましたが、いくつか疑問をいだきつつも、最後は幸せになれました。2回目随所で止めて確認しながら見て、なぜか2回目のほうがもっとハッピーになりました。その後ハリウッドの人気作を見、ここで普通なら寝るか次の映画に行くところですが、この作品に戻って、眠い目をこすりながら、到着まで行きつ戻りつ、何度も見返さずにはいられませんでした。こんなことは初めてです。
今日Wikipediaであらすじを読んだところ、なぜか映画を見たとき以上に、涙がこぼれてきてびっくりしました。
私が気になったのは、みつはが会いに行った時、瀧は中学生だったのに、変に思わなかったのかということ、高校生が防災無線乗っ取ったり、変電所爆破したりしないだろうと言うことなどですが、それもこの作品の一部であり、全体の感動からしたらささいなことに感じられます。
3年の違いに気づかないことについては、時空を超えて心の入れ替えを起こせるほどの神秘的な力にとって、年や曜日の違いを意識させないようにすることはたやすいことだと思います。実際私達も、夢の中だと、無茶苦茶な設定でも疑問に思わないまま行動しますよね。
携帯で直接電話やラインしてないのも、最初からやってるけど、当然通じないので、お互いの携帯に書き残すことをやってるんでしょう。
因みに私は宮崎駿映画ではカリオストロの城の大ファンですが、その他の作品はそんなに面白いとは思えない人です。ディズニー映画は全然面白いと思えません。
君の名は。は、アメリカではあまり知られる事なく終わったようですが、見た人の評価は非常に高いです。
同じ作品を面白いと思う人思わない人、いろいろいていいと思います。私の場合を挙げさせていただきました。
ひねくれてる人が見てもそこそこ楽しめます
こんなに話題になっているなら見なきゃなーと思いつつ、かなり今さら見ました笑
男女が入れ替わるというこすられた内容でありながらも隕石の話が入ることでストーリーにオリジナリティが生まれ、楽しめました。
はじめの方はジブリチックで正直退屈でしたが物語が動き始めてからは面白くて不覚にも泣けました。意識してるかは分かりませんが、3.11と重なる部分もありました。
青春とか恋愛とか興味なくても人を救うってところで共感できると思います。
こういうのが流行るってことは意外と今の若者も冷めてないんだなーって思いました
本当に大好きな作品です。
邦画、洋画、アニメ作品問わず映画が好きで、
ジブリ、細田守監督、新海誠監督は、
ほとんど全て鑑賞しています。
君の名は。は、
もう何度も鑑賞していますが、
アニメーション映画で一番好きな作品です。
三葉は瀧くんに会いに行ったが
分かってもらえない理由
→ 2人の間には3年のタイムラグがあるので
3年前の瀧くんはまだ中3で
三葉との入れ替わりが起きる前で
まだ三葉のことを知らない
三葉が電車での別れ際
瀧くんに髪を結っていた組紐を渡す理由
→ 三葉は純粋に瀧くんに会えて嬉しかったので
自分のこと(名前)を覚えていてほしかったから
瀧くんからすると3年前に
2人は一度会っていたということに
後で気づける重要な証になる
入れ替わりが起きて何度目かで、
朝起きて、2人が涙を流していた理由
→ 瀧くんからすると
なんとなくその日(彗星が降る日)に
三葉が亡くなってしまい
もう入れ替わりは起きないと
予感していたから
また三葉からするとちょうど
瀧くんに会いにいった次の日で、
昨日会いに行ったが分かってもらえず
しかも瀧くんは奥寺先輩とデートに
行っていたため(実際はこれも3年後だが)
もう失恋してしまったと思ったから
そしてこの日に髪も切っている
これまで宮水家の女性たちが
他人との入れ替わりを経験していた理由
→ 彗星が割れて落下した隕石から
糸守町の人たちを救うため
三葉(本人)なら父親を説得できた理由
→ 本当の親子だから分かり合えた!
というのは大前提ですが
やはり亡くなったお母さんの存在も大きいかと、
父親は母は虚言癖があったと言っていたが、
母親も入れ替わりを経験していただろうから
それは虚言でなく事実だったんだと、
三葉ならしっかり説明できるだろうし
直前に中身が瀧くんのときの三葉を
目の当たりにしている父親は納得せざるを得ない
その他、深く考察したところは多々ありますが、
書ききれないので印象に残ったところのみ
書き残しました。
映像美、音楽と映画のシンクロ率、
RADWIMPSの作る音楽の美しさは、
もちろんですが、ストーリー的にも、
腑に落ちない、不自然に思う箇所が
一つもなく、本当に細部まで
作り込まれた作品だなと思います。
酷評されてる方もたくさんいますが、
私は本当に大好きな作品です。
腑に落ちないところがある方は、
私なりにでよければ解説するので、
ご意見ください!
新海作品はすべて鑑賞していますが、
君の名は。は、
今までのものとは比較にならないほど、
細かく伏線の回収がしっかりとされており、
ストーリーの完成度が完璧です。
言の葉の庭や最新作、天気の子も
良かったですが、やはりこの作品が
私の中でダントツ1位です。
これからも新海さんの作品は、
観ていきたいと思います。
良かったけど天気の子と比べると・・・
画作が良く三葉と滝の入れ替わりのテンポは良かったけど終盤になるとテンポはさほどでもなくでも最後の2人が「君の名は」と言ってるシーンは良かったな〜と思う
でも2人の運命が変わったシーンで「この気持ち変わったのは多分あの日だった」という言葉は天気の子でもあったし次回作もあるのかな〜なんて思ってしまうけど今後の映画作品に期待は出来る
何度見ても憧れる奇跡
久しぶりに劇場で見たくなりチネチッタ川崎にてライブサウンドシアターで鑑賞。
設定に多少は矛盾があるものの、このタイプの映画にあまり現実的な辻褄性や現実性を求めずにみたら、なにか10年前の学生時代の未熟な自分を投影しながら見ることができて面白い。
10年前自分がなにを考えて、なにを正義として生きていたのか、今となっては具体的には覚えてないけどその時その時を一生懸命おそらく生きてはいたとおもう。(そう思いたい)
映画のような理論的に証明できない不思議なことがこの世に本当に存在するか否かは分からないが、人生は時に言葉だけでは言い表せない不思議なことに出会う事は確かにある。それらを頭の中だけでは理解できず、そして相手に伝える事ができず胸が苦しくなることもある。
そういう時にそれらのインスピレーションを信じて行動する勇気はとても難しいものだが、この作品を見てるとなんだか時にはインスピレーションを、本能を尊重し、それらを信じて行動する事への憧れをとても刺激される。
ストーリーに戻ると、お互い顔を合わせて直接話したこともないのに、お互いの事をどんどん知っていくうちに恋するってなんだか奇妙な恋愛。
まぁ恋愛において相手を知る事こそが一番愛を深める要因ではあるが、この作品のように相手に入れ替わる事で相手を知っていくというのはなんとも羨ましい。
結末が二人が結ばれた後の描写がなかったのが喜ばしくもあり、モヤモヤもするが、瀧君と三葉ちゃんが結ばれ幸せになってることを僕は想像しこの作品を見終える楽しみ方をいつもさせてもらってる。
どうして3年なの?
最初、男女の入れ替わりとタイムスリップを組み合わせたのがユニークだと思いました。しかし、よく考えると3年丁度のタイムスリップはどうしてでしょうか?
5年後でも10年後でも、いえ1年後でもよかったはず。でも3年後がちょうどいい、なぜなら5年以上後ではヒロインがおばさんになってしまってラブロマンスにならなくなるから?ケータイも変わりすぎて使えなくなってしまう!
では1年後では?たぶん隕石で滅亡したばかりの現場に少年が行くことができない。そういう事情で、脚本上都合のいい3年後にしたんでしょうけれど、ドラマの中ではちゃんと納得できる理由がないと作為的と思います。
いろいろ考えると、このドラマは「神さま」が隕石の衝突による滅亡から村を救うため、2人の男女を選んで、3年差で入れ替えさせた、ということでしょうか。けれども、それなら最初から隕石衝突をさせなければよかったのでは?
ほかの方もいろいろ矛盾点を指摘されておられますが、脚本的にも「都合のいい」作品だったのではないでしょうか。
ロマン はあるが、愛は足りない
社会現象にまでなった作品ながら、入れ替わりとか手垢のついた発想で全く観る気がせず、年月が経った今、不意に何か気が向いてようやく観ました。
予想を裏切る展開に、知らず知らずに奇しくも涙…そのことに驚きを覚えました。素直に良かったです。見終わったあと、この展開は全く予想だにせず、やられたと思いました。
素直に感銘しました、が!ですが!でも!です。時間が経つにつれ、腑に落ちない点がジワジワと湧き上がってきて、むしろそれが頭から離れないのです。
まず、なんといってもなんでこの2人なのか?必然性が全く分からない。そしてなんで3年の時差があり、タイムループ出来たのか?それも理解出来ない。あんな大惨事があったのに、故郷を離れて東京で普通に生活してるのもあまりに不自然。
要はラストシーンの「君の名は?」のその一言のためのすべてだったのかなと思えてならない今日この頃、故に作品としてはやはり浅いかな、と感じました。
しっくりこない
ストーリーはとても面白かった。ではなにが気に入らないのか。まずは映画のタイトル。すでに「君の名は」というの有名な作品があるにも関わらずわざわざ被せてくる理由が謎?そしてわざわざ「君の名は」という映画のタイトルにしたくせに最後のセリフでなぜ『名』ではなく『名前』といったのか?どうしてもしっくりこない。気持ち悪い。
もしどこかで監督がその訳を説明していたとしてもやはりこのタイトルは安易というかもっと考えてつけて欲しかった。
「前前前世」は、なんかシャムシェイドの「1/3の純情な感情」を思い出す。好みの曲ではない。別の方のRADWIMPSの挿入歌は良かった。
ロケ地巡礼をする人が多いのもわかるような気がするほど綺麗な映像
男女の中身が入れ替わるという設定は『転校生』以来だろうか、なんだよパクリじゃんかと思ったのもつかの間の30分。そこからが入れ子状態のSF展開となる。東京の立花瀧(神木)が連絡の途絶えた宮永三葉を探そうと、飛騨の方面まで同級生の司とバイトの奥寺先輩(長澤)と一緒に旅行に出かけた時のこと。高山ラーメンの店で、ようやく風景がぴたりと合う場所が見つかった。糸守町。それは3年前に彗星が分割されて隕石落下のために消滅してしまった町。調べるうちに住民のほとんどが亡くなっており、宮永一家の名前もそこに見つけてしまう。
しかし、諦めきれない瀧は神社を司る祖母と妹の四葉と共にご神体に供えた酒を探し出し、もう一度三葉と入れ替わって、隕石衝突から住民を避難させることを試すのだった。
住民避難はうまくいったみたいだが、瀧も三葉も互いの記憶がなくなっていくのだ。入れ替わりと3年のタイムラグ。三つ年上であるだろう三葉は歴史が変わってしまった世の中を東京で過ごしていたと思われるが、その彼女を「誰かを探している」とずっと感じていた瀧。運命的な出会いをしたにもかかわらず記憶がないのが見ていても辛くなるほどだが、ラストではちょっとハッピーエンド。就職もうまくいけばいいね。
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