君の名は。のレビュー・感想・評価
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美しい背景と爽快な音楽
金曜ロードショーの録画で観賞。
公開当時はなぜ大ヒットしたのか理解できず、あまり楽しむことができませんでした。今回は落ち着いて久々に観ましたが、背景と音楽の絶妙な組み合わせに魅了されました。
新海監督が得意とする背景の作画は美しく、新宿のような見慣れた都市や星空の中を落ちる彗星がとても綺麗でした。そこで流れるRADWIMPSの挿入歌も爽快で、全体的に爽やかな雰囲気で楽しめる点がヒットした要因ではないかと考えました。
ストーリーは震災をイメージしたものになっており、特に東日本大震災や福島原発事故の影響を受けているように感じました。日本では地震や台風などの災害が多いですが、そんな状況でも一緒に団結して乗り越えてきました。
これらの経験を基に彗星などのファンタジー要素を盛り込みつつ、ハッピーエンドへの繋ぎ方が上手かった点が、共感できるメッセージ性が強くなっている印象を受けました。
気になった点としては、三葉と瀧が入れ替わったタイミングがわかりずらかった所です。声優の演技で何となく伝わってきましたが、それでもどこで入れ替わったのかあまり理解できませんでした。他にも、登場人物の台詞や行動もツッコミ所が多く、「そこまでやるか⁉︎」と何度も思ってしまいました。
様々な意見はありますが、美しい絵や爽やかな音楽だけでも楽しめます。軽い気持ちで観ることをおすすめします。
この10年でベスト
久しぶりに自然とぐっとくる、涙が出る映画でした。
物語は難しすぎず笑える要素もありながら、少しだけドキドキハラハラしながら進みます。
後半、胸が締め付けられる苦しい場面が出てきます。
そしてラストのシーン、観る側の希望通りになって欲しいと、思っていたのはわたしだけではないはず。
今年一番の映画でしたし、ここ10年でも上位にくる映画だと思いました。
ただ、挿入歌だけは好みはあるかもしれません笑
映画館で見てなんぼ
リクエスト上映していたので、数年ぶりに視聴。
この映画の物語は現在いくつかのVODで見ることができるが、あえてお金を払い、映画館の大きなスクリーン、音響で鑑賞する価値があると感じた。
最初の夢灯籠から始まり、前前前世、スパークル、最後のなんでもないや。スパークルで私は久々に映画館で泣いてしまった。
家でいくらでも映画が見れる時代にあえて映画館で旧作を見るのも悪くないと私は思う。
流星群
5年ぶりに視聴。
キャラクターアニメーションの不自然さ、セリフの臭さ、要点の掴みどころのなさ、設定の破綻が目立って感じられた。
とはいえ、流星群が落ちるシーンの音楽や絵の美しさは趣深く、映画史に残る名シーンだと感じる。このシーンを見るためだけにあると言っても過言ではない映画だ。
また、時間を神の啓示とした上で巻き起こる群青劇はよくできているなと感心させられるばかりである。
当時のような新鮮さはないにしろ、質の高い映画だと思う。
この質の高さは細かく雑な部分も大きくみた時に綺麗映るように調理する類い稀なる演出力にあるのだろう。
映画は全体の雰囲気を楽しむべきだという観点でいうならば素晴らしい作品である。
5.0 人生観を変えられる名作、宝物のような映画
4.5 何十回と見返したい傑作、何年経っても思い出せるほどの感銘を受けた映画
4.0 複数回見返したい秀作、自信を持ってお勧めできる映画
3.5 見返すほどではないがとても面白い良作、観る価値がある映画
3.0 所々ツッコミどころはあるが面白い佳作、観ても時間の無駄にはならない映画
2.5 面白くないが最後まで観れる凡作、暇であれば観る価値のある映画
2.0 頑張ればなんとか最後まで観れる駄作、観ても時間の無駄となる映画
1.5 寝てしまうほどつまらない愚作、作り手を軽蔑する映画
1.0 論外、話すに値しない映画
原点にして頂点、最高の映画
前前前世を聴き久しぶりに「君の名は」を観たくなりました。
タイトルの通りです。
コミックス・ウェーブ・フィルムが手がける映像は水や自然、建造物や人物全てが綺麗で引き込まれます。数々の名作を生み出した新海誠監督による脚本は綺麗な伏線の回収、先の読めない展開、納得のいくエンディングで鑑賞後の余韻も最高です。音楽の流れる場面やタイミングも完璧です。最初から最後まで新鮮で目が離せない1秒間の無駄もない最高の作品、2時間があっという間に過ぎ去ります。色々な映画を観続けて早10年、当時映画館でこの映画を初めて見た時の衝撃と感動を超える作品には今でも出会ってないです。
セカイ系を理解しました
アニメ映画に明るくないのですが、日本のアニメが外国で人気なので、ただいま勉強中。《君の名は》《天気の子》《すずめの戸締まり》と全部作りが似ていますね。これがセカイ系ですかあ。確かに、世界を救うファンタジー&若者のプラトニックラブが実写よりもリアルに描きやすいですよね。若いからもありますが、登場人物がナイーブすぎるのが気になりました。それが人気なのかもしれませんが。
胸キュン空想ロマンティック青春映画、だな。 ちょっとだけ涙したが、...
胸キュン空想ロマンティック青春映画、だな。
ちょっとだけ涙したが、だがしかし、やはり、ちょっとこれを観るには歳を取り過ぎた、、、。
森羅万象
「秒速5センチメートル」そして「言の葉の庭」
「君の名は。」はその延長線上にある作品で、繋がりを強く感じました。
新海誠監督は作品毎に進化を重ねている。
「言の葉の庭」のユキノは【奥寺ミキ=ユキノ先生にとても似ている。
主人公の瀧(たき)は「言の葉の庭」の秋月孝雄の進化系か分身。
主人公たちや周りの友人たち、おばあちゃん、大人たち、
特にユキノ先生はそのままユキちゃん先生として、三葉の住む糸守町の
三葉の通う高校の古典教師で、万葉集の授業をしている。
そんな過去作の尻尾を見つけるのも又、楽しい。
映画は東京に住む高校生の瀧と田舎町に住む少女・三葉が夢の中で
互いの身体が入れ替わる。
新海誠監督は小野小町の和歌
「思いつつ寝ればや人の見えつらむ
「夢と知りせば覚めざらましを」から思い付いたと言う。
「夢の中で入れ替わる」ことと、
「1000年ぶりに日本に訪れる彗星」や「組紐」を絡めて
出逢うべき2人が出逢う・・・・
私には「出逢うべき2人」とは「片割れの1人と1人が出逢う」
そんな運命を感じました。
そして新海誠監督の震災や災害への深い想い。
もし災害が起こらなければ、
もし災害を避けることが出来れば、
その祈りは「すずめの戸締まり」では更に進化して、
積極的に《災いの戸》を閉めに行くと言う行動に変わって行きます。
瀧が糸守町に住む「夢の中の少女」訪ねるアクションを起こした時、
未来は大きく変わるのです。
人は会いたい片割れに会える、ただ待つのではなく探す、
行動する・・・それによって運命も変わる。
前向きな物語はRADWINPSの唯一無二の世界観が加わり
より訴えるチカラを強くしたのです。
新海誠監督とRADWINPSの幸運な出会には運命的な力を感じます。
そしてより一層スケールの大きな「天気の子」「すずめの戸締まり」
へと進化していくのです。
世界の中でちっぽけな存在の人間。
自然現象に抗いつつも、より良く生きたい。
そんな願いが込められていると思います。
(ただし、三葉と瀧にはじめ有った3年間の時間差?
(それは、どう縮まったのか?
(不思議な疑問も残りました。
映像と音楽が美しいアニメーション映画の最高傑作
初めて見た新海誠監督の映画。
話題になっていて気にはなっていたものの、初めて見た時はやはり映像の美しさに一番惹かれた。
ストーリーはわかりやすく、でも描写が繊細で、見ている観客を取りこぼさない。
自分がまるで映画の世界に入り込んだかのように、次が気になって仕方がなくなる映画。
ジブリ一強だと思っていたところに新たな風穴を開けてくれたように感じる。
初めての思い出に残る映画でもあります。
リア友と3人で映画館で見てきましたが。
当時夏休みでもあり、夏休みの思い出を作るために
映画を見ようという提案から始まり
公開予定でした。君の名は。を選びました。
時間と日にちを決めて 当時わたくしが。実習をしていたのもあり、夜に集まり見た記憶があります。
初めて見て新海誠監督作品がこんなにも感動する話だと知った瞬間はとても印象に残るぐらいに素晴らしい監督だ!って思いました!
そっからテレビで2回見ましたが。やはり、2回見ても大好きな作品でもあり、感動する作品でもありました。
恋愛と入れ替わりと感動をテーマにした作品でもありますが。
主人公のたき と ヒロインのみつは の入れ替わりのシーンが非常に懐かしい記憶がありました。
主演は神木隆之介と上白石萌音ですが。その他のキャストに成田凌と長澤まさみとか。豪華俳優が集まっておりました。
谷花音に市原悦子とか声優の人も出てました。
役作りと声とかが凄く上手くて演技にも注目するぐらいに、アニメの収録というのがこんなにも凄いと感じたのが生まれて始めてでもありました。
音楽を担当したRADWIMPSの曲にも感動する歌詞と暖かい歌詞にほっこりするぐらい安心できる曲にもなっており。
一番大好きな曲がスパークルでもありました!
この映画を見て新海誠監督が大好きにも慣れたしこの作品に出会えたからこそ
アニメにはまったのもありました!
だから。こそ。見て欲しい作品でもあります!
彗星の描写が綺麗
私が見た新海誠監督作品で初めての映画です。中学生の時に親と見たのですが、時間軸がちょっとわからなくて、わかったあとに感動するような作りでした。アニメーションが美しく、この時代からアニメの演出が変わった気がします。「日常をより綺麗に描く」手法と私は思っています。新たなアニメーションの世界でしょうか。とても新鮮でした。テンポが良く、わかりやすくしてあるのが印象的でした。
ただ、2回、3回見ても、考察が深まるというよりも映像の綺麗さを再発見するという部分が多いように思いました。新海誠監督が、「秒速5センチメートル」のような本当に描きたい物語ではなく、多くの人に理解されるような「美」を追求した作品であると思いました。私的には「秒速5センチメートル」や「言の葉の庭」などの切ない描写が新海誠監督の凄みかなと思っており、「君の名は?」という問いの答えが出たというところに今までの作品との思い入れの違いが見えていると感じました。
しかし、この作品が私の高校生活を形作ってくれたことにとても感謝しています。この作品のお陰で、どんな出来事に対しても色々な視点から見られる高校生活を送れたのかなと、今となってはそんな気が致します。東京という都市の綺麗さは、新海誠監督にしか出せない色合いで圧倒されました。また映画館で見たいですね。私は新海誠監督のファンなので、新海誠監督の次回作、本当に期待しています!!!また新たな視点を持てるアニメーションを期待しています!!どんな作品かは存じませんが、私は監督の作品の考察をしていきたいです!!
時空を超えた青春ラブストーリー
なんかどっかで見たことあるような、などと考えながら視聴し、結局感動して泣きました。
二人が生きている時間が3年ずれているポイントなど、難しいシチュエーションで知的で面白いです。
初見で理解できなかったポイントを再度視聴して納得できる良い作品です。
RADWIMPSの歌がタイミング良く入ってくるので鳥肌が立ちます。
絵がいい、歌がいい。
なによりも、歌がいい。ほんとにこの映画は歌で5割増いい作品になってる。正直この作品からRADWIMPSの歌をとったら私の評価は1落ちると思う。それくらい歌が全部良かったし彗星が落ちる時のスパークルなんて、最高すぎて何回みても胸が熱くなる。てか、BGMですら最高。そういう歌含めた演出のこだわりがこの映画の魅力。あとは絵が綺麗。ほんと細部まで拘られててアートとして感動する。話が仮につまらなくても見ていられると思う。あ、でも話はちゃんと面白かった。ちょっと難しいかもしれないけど理解できたらその深さに感動する。人気さはとてもとても納得。ただ、フルで何回も見返すには疲れる気もする。彗星が落ちるシーンだけ定期的に見たい作品。
個人的には好きな映画
自分的には普通に好きな映画です!
涙脆い自分は ''あの'' シーンでちゃんと泣きました!笑
(どこのシーンかは見て確かめてください)
しかし、自分的にはあの最後ではなくてもよかったような気もします。少しバッドエンドになったくらいが、いい意味で裏切ってくれたかもなー、、、とも思いました。
軽いネタバレになったかも知れませんが、、、
でも、2人の恋模様と自分の経験を重ねてみると感情移入できる人が多いと思うので、この神映画をまだ見てない人は絶対に観ることをおすすめします!
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