君の名は。のレビュー・感想・評価
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2回目見ても面白かった
テレビにて、2回目の鑑賞。
やはり、映像は美しい。
ストーリーも細かなところに伏線があったりして、よくできてるなあと再確認した。
6年前映画館で見た時は、後半の三葉が転んだ時に開いた掌に名前が書かれてなかった事に吹き出したり、高校生達が村の人たちを避難させようとしているシーンでは、間に合うわけないなどと冷静な見方をしていた。
でも、今回は、純粋に面白いと思った。すずめの戸締まりもみようと思う。
新作公開とのことでやっと地上波放送。新海誠監督作品は秒速と言の葉の...
新作公開とのことでやっと地上波放送。新海誠監督作品は秒速と言の葉の庭は鑑賞済み。今回個人的には言の葉の庭のキャラが出てきたのが嬉しかった。
相変わらずの素晴らしい作画とRADWIMPSの最強楽曲が合わさればそりゃあ凄い作品になる。設定とか色々ツッコミどころはあったけど総合的には泣ける良い作品だった。キャストも今回は上手い人を集めた印象。テーマが入れ替わりなだけに双方の入れ替わった後の演技も流石すぎた。新作も楽しみ。
タイムフライヤー
映画鑑賞以来2度目。
一つの隕石を取り巻く陰と陽。
“夢は忘れる”を主軸にストーリーは展開していく。
アニメなので、難しい事は考えずに見る作品ですね。
最後、秒速5センチを思い出して…
一瞬だけ胸が熱くなった。
抗えない引力で、音楽が物語を引っ張っていく。
ファンタジーって現実と全く線引きされたものです。それなのに、超現実的な時空を跨いだ入れ替わりや世界(愛する人)の救済を描く舞台が、実在する風景や日常の中にある。こんな日常が、もしかしたら現実と地続きの世界にあるのかもしれないと夢を見させてくれる。
いつか憧れた運命や狂わしいほどのピュアな感情、胸の奥に仕舞ったあの機微にまた触れたくて、きっと私たちは何度も新海作品に会いに行ってしまう。
新海監督の描きたい対象の解像度の高さと、一筋縄ではいかない緻密に練られた物語。それでいてこちらを置いてきぼりにせず想像する余白まで与えてくれるエンタメ性。この点は川村元気さんとのタッグが実現しているのだと思いました。
入れ替わりの多重構造、能力は代々宮水に伝わるもので、彗星の落下による町の消滅を防ぐため必然的に与えられたものだったのかもしれない。避難決行できたのは、三葉の父も母と入れ替わりの経験があったからなのか。一つ一つの事象に意味があり、散りばめられたヒントによって納得感も得られて物語としても奥行きを楽しめます。
抗えない引力で物語を引っ張るような音楽も本当に魅力的でした。
オープニングの概念を昇華したような夢灯籠の演出は、始まっていく、動いていく、そんな感覚にさせられて序盤から強い力で物語へ引き込んでくれました。前前前世の疾走感の中で入れ替わりに気づいた2人が生き生きと小競り合いする様子は、まるで音楽が2人を茶化してるみたいです。スパークルが流れるのは、彗星が落下し悲惨な現実に繋がる布石、そして初めて2人が出会う刹那の喜びと離別や忘却に呆然とする場面。それなのに音楽からは、その先を予感させるような光を感じます。
作画やお芝居にとどまることなく、私たちの向かう方向を示し寄り添う、まさに音楽が物語になくてはならない一部として存在している作品でした。
めちゃくちゃに好き
リバイバル上映で鑑賞。だから感想はほどほどに。
新海誠監督の作品は基本的に自分にハマるし好きになる作品が多い。中でも一線を画している。
映像の綺麗さ、対比のようなスピード描写、停電時の対比、入れ替わりの見せ方のタイミング、声優、三葉と瀧くんの一人語りシーン、入れ替わりという題材を面白く・ワクワクさせてくれるところ、音楽やストーリー、キャラクター、全て自分にハマった。
TOP10に入るくらいに好きな作品。
三葉が好きすぎるし、ラストシーン、、、忘れられない想い、心に引っかかる誰かを探すところ、、
こうじゃないと!!ハッピーエンドに限るぜ!!!!!
人気のあるものには、ちゃんとした理由がある。
通しで見たのは2回目。劇場では初でIMAXです。
3年ギャップの入れ替わりで、SF要素があると知らなければ、間違いなく完全スルーしてました。いかに世間を騒がせている人気作であろうとも。当時は劇場で見損ね、少し時間差ありで機内鑑賞。で。なんで劇場に行かなかったのかと後悔。これからはアニメも見なきゃ!と価値観を変えることになった作品でした。
要するに。コレが無ければ、天気の子もポンポさんも、鬼滅も見てなかったろうとw
まぁ、入れ替わりパートの軽妙さ。朝のオッパイ&四葉のルーチン。楽しい。
3年のギャップが明らかになる食堂の場面の、静かにして深い衝撃。
もうあとは、2人が出逢うだけ!になってからのジリジリ。からの、最後のタイトル落ち!の沁み方。
いや、やっぱり、人気作には、そうなるだけの理由があるよ。って、今更だけど気付かせてくれます。
アニメーションの進化、この後、スゲーことになるんだね、ってのも思いましたし、製作が川村元気だったのを、今日知りましたw
良かった。
とっても。
綺麗な世界✨
新海誠IMAX映画祭で再鑑賞!
IMAXスクリーンに広がる美しい背景が圧巻の映像でした👏🏻✨
空を流れる彗星・糸守町の自然・東京の街並み
などは、映画館でみるのが最高です!
運命的な出会いと奇跡が描かれていて、
完成度が高く、とても満足感のある作品です☺️✨
RADWIMPSの楽曲もオープニングからエンディングまで、綺麗な世界観とマッチしていて素晴らしいです!
IMAX再上映ありがとうございます♪
観客は2人の名前を覚えてる
不鮮明になる世界の輪郭を眺めていることしかできない歯痒さがある。
2016年に公開された当時は途中まで高校生の青春ものっぽい雰囲気から、中盤のまさかの展開に度肝を抜かれた。
えええええええ!!!!
そんなの聞いてないよ〜!!!
という展開でキャラクターへを応援したい気持ちが昂り、2人が2人の存在を忘れていってしまう中で、それをみ続けている観客だけはキャラクターの因果関係を知っていると言う物語への参加を余儀なくされる展開が堪らなかった。
だって、2人だけじゃなくて、みんなの記憶から無くなっちゃうんだもん。
エモいよなぁ。
観客だけが2人がどうしてお互いを探している感覚なのかを知っているって仕掛けがうますぎるよなぁ。
最後に出会って欲しいと願ってしまうもの。
「片割れ時だ」
から怒涛の後半戦。
涙腺のダムが決壊してしまう。
ようやく会えたと思ったら、時間が短距離走並みに短いんだよ。
いや、大事な話したいけど、よくこの状況を飲み込めたな。
そもそも自分が死んだかも?って考えて納得するまでの時間が短すぎて、三葉の精神状態が鬼のように強靭なメンタルだと感じるんだが?!
ようやく会えたメル友みたいな感覚?
いや、体を入れ替わってたって相当深い関係なんだけど。
相手の人となりを知っているけど、リアルじゃ初めましてな感覚は今の若者にとって共感しかないと思うよ。
吊り橋効果でもなんでも良いけど、嫌いな相手の体に入るとかでなくて、むしろ好意的な相手の体に入れるって夢のようなチャンスなんだが?!
だけど、好意的な相手に対してだからこそ、粗相は許されないし、ましてや相手の人生を一時でも預かって生きるってよくよく考えれば一心同体的運命感。
そりゃあ、命懸けで助けたくなるよね。
公開当時も3回くらい観て、3回とも号泣だったけど、リバイバル上映でも号泣してしまったよ。
日本のアニメ史に残る一作だと思うので、行ける方は是非映画館で物語の傍観者になって欲しい。
Filmarksではフォロバ100で同じ記事を書いています。
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バカと言われてもいい。大感動。
公開当時は、仕事が忙しくて劇場に足を運ぶことができなかった。MAX感動で涙が止まらなかったという娘から、詳細にネタバレを聞いたまま、鑑賞しないで今日まで至る。
「これに感動するやつはバカ」という説も耳にしていたが、胸はキュンキュンし、涙をたっぷり流しながらの鑑賞。考えてみればと『アルマゲドン』で号泣する人間が、これに感動しないわけがない。
圧倒的な映像美に加えて、音楽でも心を揺さぶってくる。そして、男女入れ替わりのプロットに距離を加えるという斬新なアイデア。そのアイデアにもう一捻りが加わっているから、物語の自由度が大きくなる。
IMAXで見れて、本当によかった。そんな作品でございました。
新海誠IMAX映画祭にて
IMAXの君の名は。めちゃくちゃよかった
ストーリーは知っていたがIMAXのでかい画面で見るのは最高すぎた。
RADWIMPSの主題歌もとても良かったしピアノ曲の「Date」もめっちゃ良かったです。
彗星が落ちてくるシーンはとても迫力が凄くて絵も綺麗で音も最高で涙出ました。。。
喪失の物語
大切なものや大切な人をなくした喪失感。
地震の後、橋が落ちた道への分岐点にあった黄色いテープが、糸森高校にあった立入禁止のテープと同じだった(ような気がする)。
普通、人は喪失感を一生持ち続けなければいけない。その喪失感がわかるからこそ、瀧くんの心情に涙が出そうになる。わかるからこそ、その後の三葉の行動を応援したくなる。
過去への配慮
本作は、2011年に発生した東日本大震災の5年後、2016年に公開された。東日本大震災の甚大な被害を受けて、この震災を想起させるシーンがある作品は軒並み公開延期となった。本作は、東日本大震災を想起させるシーンのない作品だと思って公開時に鑑賞したのだが・・・。
本作の主人公は、都会に憧れる女子高生・三葉と、都会暮らしの男子高生・瀧。全く異なる生活環境で離れ離れに暮らす二人の心の入れ替わりを通した、典型的なラブストーリーだと思っていたら、後半からは大きく軌道修正し、時空を超えた壮大なラブストーリーとなっていく・・・。
美意識の高さを感じさせる洗練された繊細なアニメ映像に圧倒される。特に、冒頭の流れ星、三葉が暮らす田舎の森の木漏れ日、瀧が暮らす街の高層ビルに差し込む太陽光など、光と影の表現方法が素晴らしい。
恋愛ファンタジーとして観ればGood、音楽もGood、前述したようにアニメ映像もGoodなのだが、中盤の彗星の湖への落下シーンが全てを変えてしまった。彗星落下によって発生する高波。その高波に飲み込まれていく家々。これは・・・と絶句してしまった。東日本大震災の記憶が自分でも驚くほど強烈に蘇ってきた。東日本大震災という5年前の厳しい過去を忘れて、本作を恋愛ファンタジーとして楽しむことはできなくなった。
本作は、彗星の湖への落下による人的被害を愛の力で御破算にしてしまう。確かに本作は恋愛ファンタジーである。しかし、作品はフィクションであっても、作品を観る観客は厳しい現実の中で生きている。東日本大震災を経験し、甚大な被害を受けている。そういう過去を背負って懸命に生きている人達が観る作品だということを踏まえた、描写、設定にして欲しかった。
本作は、ハイレベルの恋愛ファンタジーである。作品としてみれば何の問題もない。しかし、公開時期が東日本大震災の5年後であることをしっかりと踏まえた配慮が欲しかった作品である。
どこかの宗教みたいな映画
とってもきれいな映像なのに、内容がどうしようもない映画でした。
ストーリーがよくある話なのはしかたないけど、主人公だけが生きてるような映画で、すっかりおいていかれた、というよりついていきたくない映画でした。
この監督の映画はどれもセリフをオウム返しのように繰り返すシーンがでてくるけど宗教みたいで気持ち悪いです。
脇役の人たちが生きてこないので映像と主人公だけの監督自己満足なご都合主義な映画だと思いました。
ここまでヒットしていなかったら星2つくらいだけど、ここまでヒットしたことでマイナスしました。
観終わった後まで楽しめるような、とにかく意図して作り込まれた凄い映画です。
とにかく、映画の構成にびっくりしました!
序盤は、ちょっとした出会い系のような男女(瀧&三葉)のドキドキ感や、痴話喧嘩のような雰囲気で、テンポの良い音楽と共に、観る人の心をどんどんワクワクさせていく感じになっています。
そして、「いよいよ、二人が出会うぞ!」という場面で、それまでに高めてきたワクワク感を、一気に地の底に落とすかのような構成です。
そこから、いろいろと謎を紐解きながら、ようやく途切れた糸を寄せ合わせるかのように辿り着いたかと思うと、またもや、時空の捻じれにより、すれ違う。
時空を飛び越えた「瀧」が、問題を解決し、無事に現代に戻ってきたけども、惜しいところで、また、「三葉」とすれ違う。
途中、「組紐」という伝統工芸品が登場します。
それは、細い糸を組み合わせて作られるもので、寄せて集めて、捻じれ、絡めて、形を成すものです。
「君の名は。」の時空を飛び越えて、いろいろすれ違いながら、絡め合いながら、形を成していく様は、この組紐にも象徴されているように思います。
そして、組紐のように、あらゆる記憶やピースを寄せ集め、電車で二人の時間のタイミングがばっちりあった瞬間に、ようやく、お互いのことを思い出します。
でも、すぐに、電車が離れていく。
正直、もどかしい気分になりますし、観る側としては、二人の幸せを応援したくなります。
ラストシーンでは、二人は、ようやく出会えますが、やっぱり、すれ違っちゃいます。
「え?なぜ?」と思った瞬間、お互いに、「君の名は?」と尋ね合い、時空を超えた出会いが完結します。
そして、ここで、映画が終わる!という構成が素晴らしいと思います。
「あれだけ、すれ違ったのだから、積もる話も、たくさんあるでしょ?」
「どんな話をしたのかな?」
「この後、二人は結ばれるのかな?」
etc.
映画を観終わった後に、友人たちの間で、想像力を働かせながら、それぞれがイメージする結末について、語り合うことになるのだろうなって思います。
観た後まで、楽しませてもらえる映画です。
中身すっかすか
これに共感したり泣いたりする人は若者だけな気がする。
当時映画館で見ましたが、後ろで中学生が4人くらいで3DS開いてて、上映中もライトがこっちに来ましたが特に先が気にならないくらい作品が頭に入ってきませんでした。
社会現象を起こした君の名は。 かなり期待して観てみると、良かったけ...
社会現象を起こした君の名は。
かなり期待して観てみると、良かったけどそこまではという感じ。
けれども、設定やストーリーはファンタジーの中にリアルさもあって、おもしろかった。多くの人がおもしろいと言ったことは頷ける。
そして映像は評判通りすばらしかった。すごくきれい。
映像に惹き込まれました。
鑑賞後は感動と放心*・。.:*・
伏線張られすぎていて笑
1回見たくらいでは全てを理解するのは無理、だからこそ何度も観るけど内容が分かっていても飽きがこない。
最後に観てから1年以上は間が空くけど、10回観てもまだ観たいと思うものは他にはない〜
音楽や挿入歌も良すぎる。特に印象深いのは、中身が瀧の三葉と、四葉とお婆ちゃんで紅葉の山を登るところかな。神秘的で深みのある曲が素敵だったー
男女の入れ替わりといえばベタ?かもしれないけど「君の名は。」でしか感じられないものは確実にあると思う。
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