君の名は。のレビュー・感想・評価
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うーーーーん
なぜ こんなに世界的に評価されまくりか不明。
新海監督では言の葉の庭が大好きです。
言の葉の庭の小説も新海監督なのですが小説は更に良いので、、なんとか良さを深めたく鑑賞帰りに小説を買ったものの。。読む気になかなかなれてません。
10代で観たらめっちゃ感動して世界的評価と同じような事を思ったかもなぁ、、
期待しすぎてしまったかな
東京の今の風景が細かく描かれているから20年ぐらいたってから見たら懐かしいと思うのかも。でも、それは実写の映画やテレビドラマ特番のドキュメンタリーでもそうだから、うーん、私にとっては映画館で見るほどではなかったかなあ。
肩もみ下手くそなヤツみたいな映画
「ボーイミーツガール」モノとして見て観ると、正直微妙です。
この映画は、とりあえず多用されるモノローグと主題歌でイロイロと誤魔化されていて(それが演出と言われれば仕様がないですが・・・。)
肝心の「2人の恋の物語」として、とてもファジーです。
たしかに「気になるあの子」は出てくるんだけれど、思春期の「恋愛って何なんだ」とか「これが恋なのか」みたいな恋のリビドーが感じられなかった。
劇中の彼等は相思相愛なのかも知れないけれど、第三者である見ている側の私にはよく分からない。
「好きになるのに理由はいらない」と言うのは現実世界だけであって、お話の中では絶対に必要だと思います。
それとSF描写なのですが、「入れ替わって」、「タイムリープして」、「隕石が落ちて」、「時間操作して」って忙しいです。
散々言われ続けている事ですが、電話番号交換してるなら時間のズレに気がついてくれよ!頼むよ!
しかもアレだけ大きな災害があった事も忘れてるって普通に生きてて有り得ないでしょ?
私が幼少時代に起こった大震災だって覚えてますよ?あんたは中学生だったんだから高校入試の面接の為にニュースとか見たりするでしょう?
こう言う核心部分がユルユルで全く乗れませんでした。
求め過ぎですが、「記憶を無くす」って言うのは、本来の歴史との分岐によって生じるモノだとは思います。
でもタイミングが良すぎる。
そもそも死ぬ前の時間軸に行ってる次点で分岐しているのだからもっと早く障害が出るべき。
恋愛面、SF面でも肩透かしを食らっている状態です。
最近の風潮なのか知りませんが、「泣ける」ってそんなに偉いんでしょうか?
まあ、この作品は「泣ける」っていうか向こう側から「君が泣くまで殴るのをやめない!」って、ぶん殴られている様なモノです。
私はDIOではありません。ジョナサンには何の蟠りもありません。
自分は何ならエリナです。嘘です。
最後に新海さんは悪くないです。
でも興行収入はよくてもジブリ全作品の足元にも及びませんよ?プロデューサーさん。
見てない方、まだ間に合いますよ!
これだけ時間が経つと色んな意見をたくさん耳にしますが、僕は正直軽い気持ちで見に行きました。が、後半は涙こらえるのに必死でした...結局、ボロボロ泣きましたがけど..家族連れが多かったので遠慮せずに(カップルが一組もいなかったのは救いでしたw)。
最初はホントに入れ替わるだけの青春ものかと思いきや、後半で伏線の大元が回収された瞬間一気にスケールが広がり、今思い返せば完全に深夜枠か夕方枠のアニメみたいですねw非現実的ではありましたが、映画のテンポとRADWIMPSの音楽でそんなこと見てる間は気になりませんでした。まあ、スパークルが流れた時はもう涙、涙。なんか「ターミネーター3」にハッピーエンドとラブストーリー要素を加えたような想像以上に壮大な映画でした。
そして3.11.....
ただ、入れ替わりやタイムスリップの連続で今は誰なのか?というのに気づくのがちょいちょい遅れることがあり、そこが少し初見では分かりにくかったです。
なんてことを言いましたが、ほんの僅かのことですw見返すほど色んな発見がありそうな作品だと思いました。
97点!
良作。しかし足りない
監督の持ち味である画の見せ方には感動。RADもいい味を出している。しかし何かが足りない。私はその理由を、細かいところの疑問で、納得できる解決がなされてないからだと思っている。たくさんの要素のあるこの作品。それらを散りばめているが、その部分に、二人の良さをもっと詰め込めたのではないかと思っている。セリフも弱い。ぐっと惹かれない。キャラの勢いがない。そこの部分に不満が残っている。ここに関してはたくさんの批評的な方が述べる意見と同等の意見。
しかし、この映画は荒削りだ。やることはやっている。話の展開も大きく疑問があるわけでもない。上に述べたように画の使い方は間違いなく新海監督のよさが爆発してるし、音、つまりRADに関してもなかなかの哀愁を漂わせてくれる。その良さを評価し、平均以下をつけるのはやめた。これは期待だ。新海監督には頑張ってほしい。この作品を踏み台にして、もっと良い作品を作ることを願っている。
追記:
最優秀【脚本賞】、音楽賞、話題賞受賞おめでとうございます。
日本アカデミー協会が脚本賞を受賞させたことに大きな疑問が残るが、これが昨年一番売れた作品へのご褒美だと考えれば、まぁそんなものなのだろうと思っておくことにする。
追悼の儀式としての「君の名は。」
東日本大震災の後、しばらくの間、日本人の多くが、自分と全く関わりのない亘理(わたり)だの田老、山田、大槌といった見知らぬ土地の天候に一喜一憂して、雨が降れば「被災者が寒かろう」と心を痛めたものだった。
・・・そんな想いを、この映画がよみがえらせてくれた。
もしも「あの」災害が起こらなかったら「あの土地」の誰かが自分の妻だったかもしれない、同僚だったかもしれない、そんなことを思い出す。
映画の後半で、モズの声が響く空の下に瓦礫の山が映し出され、折れ曲がった列車や建物の残骸が見えた時に、映画の冒頭の「目が覚めるとなぜか泣いている」という台詞が心によみがえる。
そして、単なる高校生のラブコメディーかと思われたこの映画の正体を知った人は、この映画を、もう一度最初から見たくなる。
・・・映画館で「君の名は。」の観客をよく観察すると、「大ヒット」の理由が、リピーターの異常な多さであることがわかる。上映開始直前にスーッと入ってきて静かに座り、終わると下を向いて静かに出て行く独りきりの中年男性や若い学生。
東京も岐阜の山々も、この世はこんなにも美しかったのに、気づかずに私たちは何となく生きている。そして「ある日」突然、全てが失われてしまう。・・・この映画は、それを思い出させる。
現実の世界では、歩道橋の上で三葉への電話が「二度と再び」繋がらなくなった時、三葉の存在は既に「終わって」いる。「次に会った時に伝えればいい」と思っていたのに、瀧君に「次」は無い。現実の瀧君は、永久に「片割れ」を失ったままの影のような人生を歩むしかない。
しかし、映画は続く。映画の瀧君には「次」がある。つまり、映画の後半は、実は日本人が見たかった「夢」であり、映画館は、実は追悼の場であり、この映画を何度も何度も見ることで多くの日本人は、死者を想うことで死者を生かそうとする儀式に参加しているのかもしれない。
・・・再び3月11日が訪れる。互いに名も知らぬままに別れた「誰か」を想って、ぜひ多くの人にこの映画を見てほしい。この映画が好きな人はもちろん、つまらないと思った人にも、ぜひもう一度、会うこともかなわずに別れた「誰か」を探し、その名を問いながら、この映画を見直してほしいと思う。
完成度は高い
新海監督作品は初期の頃から見ており、ファンである。本作も良くできているし、Blu-rayが出たら買うことは間違いない。ただ、私個人的な好みとして、「人と人が出逢う」というテーマより、「人が成長する」というテーマの方が好きだ。そういう点で、本作よりも、前作の「言の葉の庭」の方が感動した。生き方を見失った人が立ち直って新たな一歩を踏み出すとか、困難な壁を乗り越えて夢を実現するとか、そんな作品が見たい。本作の延長ではなく、「言の葉の庭」の延長のような次回作を期待したい。
監督さんが優秀なのが分かります、それだけ。
日本性、現代性、ちょっとエッチ系、ロマンチック性、青春性、不思議さ、etc... 全てカバーしました。 と言う優秀作品だと思います。
が、それ以外の何物でもなく…
これが初めて見たアニメなら、多分感動すると思いますが、私のようなアニメファンからすると、「アニメで取り込みたい要素をすべて盛り込んでみました。」と言わんばかりで...
それから、最初の30分間は分かりにくくて眠かった。 意味が分かれば、ああなるほど。と言うストーリー展開なのですが、もう少しわかりやすく出来たんじゃないかなぁ、と思います。
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