「厨二でも感銘でも、作品との結びの感情を味わってください」君の名は。 ユウキさんの映画レビュー(感想・評価)
厨二でも感銘でも、作品との結びの感情を味わってください
クリックして本文を読む
SFファンタジーとして単純な流れ
組紐が織りなす複雑な流れが相混ざり進む
一度見て、表層で泣き
二度見て、深層で泣き
新海誠監督がいかに単純かつ繊細に作られているかがとても伝わりました、、、
厨二だと感じるもよし
深く感じるもよし
どちらにしても
知らず知らず作品の引力に引き込まれていく素晴らしい作品だと感じました
以下ネタバレ注意
この作品を示すのに祖母の言葉がとてもよく表しています。結びにこれだけの意味を持たせながらも、なぜ破滅の事実を変えられたのか?
これは私なりの解釈ですが、『時には戻って、途切れ、またつながり』という言葉に隠されていると感じました
単純なラブコメの入れ替わりではなく、1200年前から引き継がれ、守るために引き継がれてきた儀式であること
たとえその役目を終えても、紡ぎ続ける結び、それがラストにつながりをもつこととなり、二人は結びを続ける
評価の良し悪しもまた観望者と作品との結び!!!
ここからは祖母の言葉です
寄り集まって形を作り、捻れて絡まって、時には戻って、途切れ、またつながり
それが組紐
それが時間
それが結び
糸を繋げることも結び
人を繋げることも結び
時間が流れることも結び
コメントする