「楽しめた。それだけ。」君の名は。 giantsoyajiさんの映画レビュー(感想・評価)
楽しめた。それだけ。
クリックして本文を読む
映像美しい、音楽良い、展開飽きない・・・楽しかった。
が、感動・感涙まったくせず。
感動・感涙=感情移入=「あるある」「わかるわかる」
これがまったく無い。
理由
①見ず知らずの男女が入れ替わり、まして生活環境も都会と地方、
ちょっと戸惑う程度で生活できるハズが無い。
1980年代の入れ替わり作「転校生」では幼なじみですら自殺さえ 考えるほど悩むがそれが当然心理(わかるわかる)
②なんでもアリのドンデン返し
なんだかんだで三葉探しの旅に出、3年前に彗星落下で町が全滅、
三葉家族も死亡者名簿に載っていた
・・・が5年後生存が判明!なんじゃコリャ!
神話か民話か知らぬがそんなウンチク小賢しい、106分が勝負。
③瀧よ、5年間何してた?
17才から22才頃といえば高校、大学、またバイトなどを通じて
様々な人間関係が生まれ恋の一つや二つ経験し人間としても
成長する年代だが5年間「血液凝固剤」でも飲まされて休眠
していたかのようなラスト。
最近TVであるタレントが「この映画を観た仲間はおもしろい派、
つまらない派に分かれるがおもしろい派の共通点は『若い頃恋愛
経験が無いこと』。だから現実離れしていてもこういう展開に
あこがれる」と話していたがなるほどと思った。
コメントする