「ただの恋物語じゃなかった」君の名は。 カルベさんの映画レビュー(感想・評価)
ただの恋物語じゃなかった
クリックして本文を読む
仕事終わりにレイトショーでみました。新海誠らしい恋愛ものなのかなと思っていたら、それだけじゃなかった。
突然お互いに入れ替わるようになった東京の高校生の滝。そして飛騨の田舎に住む高校生のみつは。この手の話にはつきものの定番を押さえつつ話しは進みます。そして判明する事実。
この映画のメインテーマは「ふるさとが失われること」「前を向いて生きる」なのかなと感じました。
個人的には東日本大震災を思い出しました。
映画の中では、みつは達は助かりますが、ふるさとがなくなってしまう点は変わらないんですよね。
それでも新しい場所で懸命に生きる事。
その大切さや失ってしまったものへの郷愁。孤独。被災者への応援なのかなとか想ったりしました。
絵は綺麗ですしテンポも良い。最後まで飽きずにみられます。音楽が合っていていい感じです。名作といって良いかと思います。
印象に残ったのは、滝がみつはに会いに行く下り。災害を避けようとする展開でしょうか。
印象に残ったキャラクターは、みつはのおばあちゃん。声の人が人だからか。流石の存在感です。みつはの妹。ヤヴァイw。みつはの友達の勅使河原君。立派なテロリストになれます。
なぜ?と感じたのは、災害を避けようとする際に、よく友達はあんな事を直ぐに了解したなという点。スムーズすぎるw。
コメントする