「予告がまずよかった。」君の名は。 並木道さんの映画レビュー(感想・評価)
予告がまずよかった。
この作品の最大の良さは、予告と実際の本編の映画の関係性がすごくよかったと感じました。
この映画、ヒットしてからはもちろんですが、公開する前からも結構予告の映像をテレビなどで流していたり、映画館で流していたりと宣伝をきっちりやっていましたよね。それによってこの映画の予告が頭に残っている人はたくさんいると思います。そしてこの予告の作り方がすごくうまい。どんな話か予想出来る程度映像を見せておきながら、本編では二転三転させれるような際どいところしか予告で流さない。また、予告で使ってる音楽が本編で予告と同じタイミング、同じ映像とともに流れることによって、本編を見るまで予告の映像で期待していた人達は、ドンピシャな映像と音楽によってテンションが一気に上がります。
実際映画もすごく面白かったし、映像も綺麗で見とれましたが、今回この映画で予告の力、使い方って結構大事だなと思いました。
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