劇場公開日 2016年8月26日

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「文学は理屈ではない」君の名は。 king mannequinさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0文学は理屈ではない

2016年10月12日
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king mannequin
naga1548さんのコメント
2018年7月7日

「文学は理屈ではない」などと言い出した時点で映画評論は何を言おうと勝手だということになります。理屈で分析できる部分と理屈だけでは説明しきれない部分があるというほうが正確でしょう。この作品は残念ながら理屈で分析すると「うまく金儲けした作品」としか評価できないと思います。

naga1548
king mannequinさんのコメント
2016年10月20日

@ゴンベッザ
だから「本当の文学」とか言っちゃってる時点で表層的な形式に囚われていて
何一つ分かってないんだよなあ。よりシンプルなシステムのジュブナイルにしか
ない良さというのは確実にあるし、シンプルさが曲がりくねった迷い道を一気に
抜け出す突破口になったりもする。少なくとも本作のように上手く使えば多くの
人を惹きつけるカタルシスを産み出す事が出来る。そこには「本当」も「嘘」も
なく否定する事は虚しいだけです。思考や感覚の硬直というのは、まさにそうして
迷い道で彷徨ってるような人の事を言っているんですよ。

king mannequin
ゴンベッザさんのコメント
2016年10月18日

まあ、色々言いたいけど唯一言うとするなら、
あなたが言う「心が錆びた人間」が創る映画やお笑い、本、発明なんかが本当の文学だし、後世に残る大傑作や大発明の発想の根源なんだぜ。って事っすね。

ゴンベッザ