「不完全燃焼」君の名は。 マテリアルさんの映画レビュー(感想・評価)
不完全燃焼
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三葉が瀧の時に、瀧の友人とカフェに行ったり
バイト先で客から因縁をつけられ
そこを奥寺先輩に助けられたのがきっかけで
それまでは憧れだった奥寺先輩との
関係が親密になっていく。という部分や
三葉の日常の様子や神社での儀式など
三葉がどういう人間なのか、という事に
多くの時間を割いたのに対して
瀧の日常や、三葉に入れ替わった時の
エピソードもあまり無く
朝起きて胸を揉んでる印象しかない。
あと、お互いに好意を抱いている事にも違和感。
会った事も無く、ただ相手の体を借りていただけで
なぜ恋愛感情が沸き起こるのでしょうか?
時間のずれも気になります。
きっかり3年ずれていたのなら
口噛み酒を飲んだところで
彗星が落ちる前に戻るのはおかしいですよね。
最後の再会のシーンも違和感があります。
現実世界では普通に異性との出会いや
恋愛もあるはず。
三葉と瀧は再会するまでの数年間、名前も顔も分からない
どこの誰かも分からない、実在するかも分からない人を一途に
思い続けていたのでしょうか?
それはかなり無理があると思います。
また、電車からお互いを見つけて再会するシーンですが
この部分だけを見たら、お互いに一目惚れして
探し求めて男の方からナンパという風に見えてしまいます。
お互いを強烈に引き合わせようとする
きっかけなり何かがないと整合性が取れません。
と、細かい事を気にしなければ
良い作品だと思います。
私自身、見ている時は細かい事気にせず
入り込んでいましたので(^_^;
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