「評価基準の価値観は、人それぞれあってよし」君の名は。 おちゃさんの映画レビュー(感想・評価)
評価基準の価値観は、人それぞれあってよし
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私は映画の評価を、主に
①現代に生きる人を元気にするかどうか
②新しい考え方や見方や価値観を教えてくれるかどうか
で、評価しています。
今回はその他加点ポイントがあって3.5点です。
まず、①元気にするかどうかについては、
10代〜20代前半の、まだ奇跡や夢を信じられる層や、信じたい層には「奇跡的な出会いってあるよね。知らない隣の人を大切にしよう!」と元気を与えてくれると思います。
しかし、それ以上の年齢の社会に出て現実問題にぶつかった層には「そんな奇跡をいつまでも信じて頼っていたら、結婚適齢期を過ぎるまで気づかない」と、そっぽを向かれるのではないでしょうか。
また、②新しい考え方や見方や価値観を教えてくれるかどうか、についてはありませんでした。
ですので、個人的に評価は2.5点ですが、
その他加点ポイントとして、
1.入れ替わりとタイムリープを使って次の展開が気になるようにさせる構成スキルと、「哀」だけでなく「喜怒哀楽」を盛り込むバランス感覚で商業的に成功した
2.RADと神木くんを起用するオタクにはない、もしくはできない若者感覚
3.周囲に何と評価されようと、ご自身の切なさの感覚を表現することにかける素直さと勇気と情熱
4.実際に若い女子に涙させていて、それは人それぞれ人生のステージで、その時その時の価値観として否定されるものではない
ということで、
敬意を表して1点足して、3.5点としました。
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