「後後後世まで残したい映画」君の名は。 まえじーさんの映画レビュー(感想・評価)
後後後世まで残したい映画
新海監督作品は、何と言っても映像美。
リアルなのにリアルじゃない景色が広がっていて、日常を彩る。
そしてファンタジー。
そんなベースは有りながらも、今回は全く違った。
予告編やあらすじを観ていてなんとなく想像していた。
でも、入れ替わるというだけで、どういう展開か想像できなかった。
結果、想像できない展開。
え?お?あ?えーー!と思いながら過ぎる時間。
前半はニヤニヤ笑いながら観る。後半はこみ上げる涙が止まらない。
エンドロールに入って、本来なら泣きやむタイムなはずなのに、RADの曲が追い打ちをかけるように涙があふれる。
涙の波で言えば60分位までは全くない。
残り37分、こみ上げてくるものを自然に抑えている自分。そしてどこからか決壊。
ただ純粋に涙が流れる。いやー泣いた。
私の周りには新海誠作品を知っている人が物凄いいるわけではない。
しかし、公開初日のレイトショーに満席完売なのは驚いた。
辺りを見渡すと学生の男の子が多い。
観終わって感じた。RADファンの子が8割位。平成生まれがほとんど。
RADファンがこんなにいることに驚くほどに。
RADファンから徐々に広まって、後後後世まで受け継がれる素敵な映画になってほしいなぁと思うとともに、もう一度映画を観たいと思います。
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