「本末転倒」日本で一番悪い奴ら 刺繍屋さんの映画レビュー(感想・評価)
本末転倒
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本末転倒ーまさしくそんなお話でした。
実在の人物をモデルにしたみたいですが、エンターテイメントとして上手く出来上がっていたと思います。
ツッコミたくなる箇所も無い訳ではないのですが、綾野剛さんの名演技もあり、あまり気にする事なく、最後まで鑑賞出来ました。
少し細身過ぎて柔道の上段者には見えなかったのですが、刑事に成り立ての初々しい感じから、粗暴な刑事、そして落魄れていく様、覚醒剤依存症に至るまで、上手にこなされていまさたよね。
個人的には“狐狼の血”には及ばなかったのですが、それでもかなり面白い作品ですので、“狐狼の血”を楽しめた方にはお薦めです。
ここまで酷い状態ではないと思います(思いたいですね)し、全ての警察がこのような状態ではないと思います(そう願いたいです)が、警察だけでなく公的機関には多かれ少なかれ、こういった状態は日常的なのかもしれないですね。
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NOBUさんのコメント
2022年4月1日
今晩は
白石監督の「凶悪」にヤラレ(暫く、席にぼんやり座ってました。)、今作を劇場で鑑賞しました。
で、マア、凄くって・・。
瀧内公美さんが演じた婦警さんと、綾野剛さん演じるジャブ中刑事とのシャブをお互いの歯茎に刷り込みながらの情交シーンは、”これ、良いの??”と思う程で、瀧内公美さんという邦画界でも独自のポジションを確立した女優さんを知った作品でした。(その後の、ご活躍ぶりは嬉しい限りです。)
白石監督の新作も楽しみですね。では、又。