「映画で一番巧い連中。」日本で一番悪い奴ら ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
映画で一番巧い連中。
クリックして本文を読む
いや~面白かった!怖い題材内容なんだけどかなり面白い。
まさに「愚直」ってこういうことなのかと思うくらい綾野剛
演じる主人公がバカ素直で泣ける。彼が悪事に手を染める
のは、先輩に指示されたから。上司がやれ!と言ったから。
オイオイ…お前、バカなの?と聞いて呆れるほどのこれらが
忠誠心はもちろん、正義感からくる行動だったという有様。
道警の方々これを観てどう思う?先日も確か不祥事がねぇ。
日本の警察は腐り切ってると思う反面、こんな茶番で成績
を上げようとするのはどの企業でもやっていそうなことだ。
愚直なまでにそれを追い求め続けた男を長きにわたり綾野
が一人大熱演で全うする。どう見ても本人には似ていない
(しかも柔道?)顔つき身体の彼がここまで成り切れるのは
たいしたもの。この人はなんにでも染まるから素晴らしい。
脇も脇で凄い面々で^^;怖いので割愛するが、堂に入りすぎ。
個人的にYOUNG DAISがとても良かった。Sの筆頭格だった
彼が辿る末路も悲しい。そりゃ悪いことやってるんだから
捕まるのは当たり前だろ!なのだが、本人達が一生懸命に
それをやり遂げようと模索するあたり、キツくてもう無理
なんだけどもう少し頑張ってみよう!みたいな部活のノリ
というか連帯感というか一致団結感というかが伝わるのだ。
果たして一番悪い奴らはどの輩なんだろうね?と感慨深い。
(64といい、日悪といい、警察内部の色々…勉強になります)
コメントする