ヘイトフル・エイトのレビュー・感想・評価
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何が面白いか皆目分からん…
前半の会話劇を耐えたら後半服飾屋に入り、それぞれの過去が暴かれ推理しあい迫力の撃ち合いが始まるはず!レザボアドッグスみたいな密室劇が観れるはず!と我慢してたが、銃撃もそこそこに会話劇が延々続く。
真新しさも特になく、150分もの長い間何を見せられてるのだと後悔した。
パルプフィクションのような格好良い音楽とクールな映像と展開力もなくスタイリッシュさもなくガッカリした。
ラストの人間の狂気だけが見どころっちゃ見どころなのかな…
無駄を楽しむ映画
長い前置きに回りくどい台詞。
特に前半なんかは恐ろしくテンポが緩い。
かといって後半で畳み掛けるかと言えばそうでもなく…。
って、なんか悪口みたいになっちゃうけど
それを楽しむのがタランティーノ作品。
今作はタランティーノ濃度が高めで、エンタメ性が薄めな印象。
会話劇が楽しめるかどうかが、作品の評価に直結すると思う。
この作品は個性豊かな俳優が
タランティーノの下品(笑)な演出を再現してる所がキモなんでしょうね。
どいつもこいつもウソばっかりの連中
ビッチの吊るし首をかけて、必死のだましあいが続くので、どうなるか?と思ったがラストはある意味予定調和(笑)
タランティーノ作品の常連を多数配しモリコーネと種田陽平を起用したと...
タランティーノ作品の常連を多数配しモリコーネと種田陽平を起用したとなれば見ない手はない。汚い言葉と回りくどい言い回し、それでいてダラダラしてると頭を吹っ飛ばしたりするところ、コーヒーやシチューをぶちまけたり服で拭いたりする汚い所作、なんとも彼らしいアクの強い密室会話劇に仕上がっていた。ただ、小屋に入るまでの展開が、まあ好きなんだけど冗長すぎたし全体的にもっさりしてる感は否めない。たぶんワイドスクリーンで馬車をたくさん見せたかったんだと思う。二回目見たらワイドの迫力とフィルムの質感が素晴らしかった。結局レザボアドッグスの頃が一番キレがあった気がする。 雪の美しい情景とサミュエルの白いグローブが非常に印象的
良い会話劇
前半が長い長いと言われているけれど、
あれほどの行があるから最後に
怒濤の力強さがあると思う。
確かに、一つ一つの動作は長い。
この映画は、
真相はどうなんだろう系の映画だけど、
それが映画のメインではないと思う。
犯人は誰なんだってことではなく、
そこに至る会話を楽しむ映画と思う。
最近のどんでん返し系の映画は、
後付けで何とでもなるものが多く、
見れば一応驚くんだけど…それあり?みたいな。
でもこの映画はそれを主題としない。
何を信じるのか、ということが大事で、
あまり頭が切れるようではなかった
新保安官が、最後に切れ切れの
解釈をしたところがよかった。
タランティーノぽさ、と言われるけど、
それほどそうでもないのでは?
というか、他の映画がタランティーノの影響受けすぎなのかも。
やっぱりタランティーノは分からん
タランティーノは長い、くどい、血が多い。
弾丸の雨霰とかは無かったから、まだストーリーとして観れたけど、いちいち描写が細かいからやっぱり好きになれない。
後から見直したくなるような複線やミスリードなどのトリックがあるのかと期待したけど、、、
長いけど
前半のほとんどが会話シーン
これが長いんだけど
中盤の終わりくらいから一気に鑑賞でき
長かったのかあっという間だったのかよく分かりませんでした笑
思っていた程グロくなかった
吐血の多さはヤバかった笑
ヘイトフルエイト
タランティーノ監督長編8作目となるヘイトフルエイトという作品。3時間という長さの長編映画で、撮影が今の時代では珍しいフィルムで行われている。撮影時に65mフィルムカメラで回したものを映画館で70mで映し出すことによって横長の映像が映し出されるらしい。映画の内容はパッケージから予測されるような雪山の山荘でのミステリーというようなものではなく、クライムサスペンスというようなジャンルであり。期待してたものとズレがあった。映像は舞台の雪山の魅力を余すことなく伝える綺麗で迫力のあるものだった。
ストーリー
西部アメリカ南北戦争後を背景としている。憎しみをもった8人の人間達が吹雪に追われある山荘(紳士服店)に集まる。8人はそれぞれ嘘をついていて、互いを信用していない。そんな8人が吹雪が過ぎ去るまで山荘で過ごさなかければならないが、時間が経つにつれ幾つか不自然な点が出てくる。
ザッツ、サミュエル L ジャクソン
ナチス、奴隷制度を撃ちまくった2作からかわって、政治性は横に置いて、純粋なタランティーノ劇場。独特の台詞回しに、何と言ってもサミュエルLジャクソンショー。実に楽しい。少し長いが、製作側が楽しそうに映画を作っている様子が思い浮かぶ。
タランティーノついに西部劇
タランティーノは、恐ろしく古い作品を山ほど見続け、やっとそのジャンルの作品の制作に入れて、感無量だったかと思います。最初のすんごい長回しのカットにはマカロニウエスタンへの愛情だったのかと思います。
70mmで撮ったのも関係してるんじゃないですかね?(一般には65mm)
作品内容より、思い入れの深さが彼の作品の特徴だと思います。とは言え、「密室殺人」と書いてあったから、一人殺されるかと思いきや....
印象的だったのは、やはり大ファンであるサミュエルジャクソンの見せ場ですかね。
後、数えてませんがNiggerという単語の多さは前作同様ですかね。この単語の強さに勝つには「家の屋根から飛び降りないといけない」と何かのインタビューで言ってたのを今でも忘れられません(笑)JapやNipでも全く敵わないのを認めますけどね(笑)
タランティーノからの挑戦8
地元の映画館で上映せず、レンタルを心待ちにしていたタランティーノ最新作。
タランティーノは作品ごとに円熟を増している!…と思わずにはいられなかった!
南北戦争後、吹雪の中、とある小屋に集った8人の男女。
一見見ず知らず同士だが、やがて彼らの関係や素性、この小屋で起きた事件とその真相が明かされていく…。
正直、見る前はちと抵抗あった。
幾らタラちゃんムービーとは言え、3時間近い密室劇。
確かに前半は長い。
が、後半は一気に畳み掛け!
ミステリーとして謎や伏線が散りばめられ、それらが鮮やかに回収…とは言い難いが、俺からの挑戦を受けてみやがれ!と言わんばかりのタランティーノ節!
ネタバレ厳禁故詳しく言えないけど、ワードや会話のやり取り、意味深なカットやシーン、小物に至るまで、気になるもの怪しげなものは脳裏に焼き付けておいて損ナシ!
小屋に集った8人は…
賞金稼ぎ、首吊り人、賞金首の女、新任保安官、小屋の留守番、巡回執行人、カウボーイ、無口な老人。
今回、ブラピやレオのようなビッグスターは出ていない。しかし、
サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リー、ウォルトン・ゴギンズ、ディミアン・ビチル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、ブルース・ダーン…鼻血ブー!レベルの個性派揃い!
中でも、散々な目に合わされながらもビッチな凄みたっぷりのリーと、知名度は低いが後半大いに見せ場のあるゴギンズが印象に残った。
とにかく、全員が怪しい。
しかも皆、"自称”。
本物の肩書き、本当の事を言ってるのは誰…?
8人と謳っておきながら、明かに8人以外居る…。
本作の話題の一つに、祝!遂にオスカー受賞のエンニオ・モリコーネの音楽。
OPの不穏なムードを煽るテーマ曲にゾクゾク!
劇中延々流れ続ける多用ではないが、要所要所に効果的に印象的に使われていた。
ウルトラ・パナビジョン70はそれに適した劇場で観てこそなのが残念だが、画面いっぱいに広がる雪原の映像などを少しでも堪能出来れば…。
同じ西部劇でも「ジャンゴ」のようなメリハリあるエンタメ性には欠けるが、それでも飽きさせないのは濃縮されたタランティーノらしさ。
ダラダラ長台詞、章仕立て、ユーモア、そして容赦ない飛び散る血&血反吐のバイオレンス!
差別的と叩かれそうな女性殴打&ニガー連発も偽善ナシで堂々と描く点も好き。
「遊星からの物体X」などへのオマージュ、「レザボア・ドッグス」を彷彿させる原点回帰。
二度三度見れば面白さが増す味わい。(すでに2度鑑賞)
犯罪活劇、ヤクザ&カンフー映画、戦争映画、西部劇、そして密室ミステリー…。
それらを自分色に染め、もはや“タランティーノ映画”としか呼べない一つのジャンルに。
次は何を自分色に染めてくれるんだ、タラちゃんは!
バカおもしれーじゃねーか!
タランティーノの作品の中でも
会話が多くとても、世界に入りやすかったです。
タランティーノの作品が大好きなのでとても楽しめました!世界観に色彩タランティーノの中でもとても、大好きです!とても、満足な作品でした!
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