SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁のレビュー・感想・評価
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舞台設定を最後まで突き通したほうが良かったかも
イギリうBBCのTV番組で、ベネディクト・カンバーバッチの出世作SHERLOCKシリーズの特別編。いつもは現代が舞台ですが、この特別編では元々シャーロック・ホームズが活躍していた19世紀を舞台にしています。
19世紀が舞台とは言ってもTVシリーズとは“ちゃんと?”繋がっています。(どう繋がっているかは作品で確認を。)ただ、私的にはどっち付かずな印象を受けました。現代なのか、19世紀なのか。この場合、折角19世紀で始まったので、そのまま19世紀で突き進めばいいのにと思ったことは記しておきます。アメリカのTV番組『BONES』のシリーズ10で、10周年&通算200回記念の特別編として、舞台を1950年台に移し、且つ、出演者の役どころを一新した回が有ったんですが、あのくらい突き抜けたほうが良かったと思います。
シャーロック・ホームズと言えばジェレミー・ブレットだと思っていたんですが、ベネディクト・カンバーバッチの19世紀版シャーロック・ホームズも悪く無いですね。でもマーティン・フリーマンの19世紀版ワトソンはそれ以上に似合っていました。あの風貌に、口ひげが、ワトソンのイメージにピッタリでした。
本編上映前と、本編上映後に、「脚本家スティーブン・モファットと巡るベーカー街221Bの旅」と「シャーロック製作の裏側 主要キャスト・スタッフとともに」と言う特典映像があります。
あくまでもドラマSP
本編のS3の後に作られたクリスマスSPを映画館で。なんで?
実際これはあくまでもファンのために作られた作品だし、前後におそらく放映前にあったのだろうちょっとした裏側なんかもあってファンには嬉しい、けどそうじゃない人には意味不明すぎるしなんでテレビじゃダメだったのかな?と思いながら観てました。
内容的にはS3とS4の完全なつなぎでヴィクトリアンの世界は楽しめました。
けれど設定がああいう感じだからして細かいことはいいんだよ!方式。
ファンならそれでも楽しめる要素がたくさんあったのでシリーズを見ていた私としては大満足(花嫁事件のオチあたりは適当だなと思いましたけど)。
S4が楽しみになりました。
が、観る前はあのキャラクターで時代を変えたらどうなるか?くらいの認識だったのでここまでシリーズと絡められるとやっぱりなんで映画館で?とちょっぴりモヤモヤ…。
とりあえずこれから観られる方はドラマの方を先にご覧になったほうが楽しめると思います。
シリーズ未視聴者には今ひとつ
シャーロック・ホームズの舞台を現代に移し替えたテレビシリーズのスペシャル版です。いつもは現代が舞台のシリーズを、本作は原作通りのビクトリア朝時代を舞台にしたという趣向ですが、テレビシリーズを観ていないと、通常のシャーロック・ホームズものに、よくわからない現代の話が割り込むという感じでした。シャーロック・ホームズものとしてはそれなりの出来ですが、テレビシリーズ視聴者向けの内輪受け的なところも多く、シリーズ未視聴者には今ひとつという感じでした。
シーズン4へのつなぎ役
ドラマも全て見ていたので夫婦で心待ちにしていました。
シャーロックがマインドパレス内で神経をすり減らしながらヴィクトリア時代の事件を推理するという内容で、クリスマススペシャルらしく、その他登場人物がシャーロックを想い大きく支えていることも伝わってきて、温かみも感じられました。シャーロックとワトソンの仲良しコンビシーンがもう少し欲しかったかも。
モリアーティみたいな存在は社会と時代の縮図として、いつの時代も出て来ると言わんとしているような。トリックは別として、動機と犯人は何度もほのめかされるので気づきやすい。家族について考えさせるというクリスマススペシャルらしさがありました。
シャーロックの過去のトラウマを教えてくれるようで教えてくれなくて、シーズン4に向けてウズウズさせられます。
メイキングで、マイクロフト役のマークゲイティスが製作側としても大きく携わっている事を知りました。役柄上の性格に反して、「cleverer」発言を通して作品とマイクロフト役への思い入れが感じられ、良かったです。
SherlockよりDr.Watson
ドラマの第①話目を観たとき、えーっ、彼がワトソン役-?と思ったマーティン・フリーマン。
ラブアクチュアリーを観てからのファンだけど、ワトソン役には疑問が…
でも、やっぱり俳優ってすごい。
この劇場版では、全く違和感なくDr.Watsonになっていた。
Sherlockの被っていたシルクハット、素敵だったな~
なるほど
ドラマファンのため楽しみ心待ちでした。
ストーリー展開についてはなるほど流石!と脚本にブラボーでした。
シャーロックがジャンキーなのは周知の事実ではありますが、今の日本の時事ネタなのでちょっと…
メンバー総出演で豪華でした
満足です
ドラマ ファンです 最高でした!
ドラマを見ていましたし インタビューまであって満足満足という感じでニコニコで帰りました ビクトリア時代の服装 街並み建物 道具などの映像が綺麗でうっとりしました しイギリスらしさに浸ってきました ストーリーも良くできていて脚本すごい! と思いました 2人の紳士ぶりもステキ 楽しかったです
ポップ
テレビ版未鑑賞
なかなかコミカルでポップな推理サスペンスで面白いけど、タネが少しチープで展開もかなり都合が良く、テレビ版をみていないとまぁまぁこんなものかなという感じ。
テレビ版が好きな人なら楽しめるのかなという小ネタらしきものが結構あったんじゃないかな。
クオリティはさすが、だけどスクリーンで無くても、、、
テレビで放送したのをスクリーンでしたので仕方ないのですが、映画館まで行かなくてもよかったかなぁと。
内容には満足!
シリーズそのままの面白さでした。
ただ、シーズン3をまだ見ていなかったのは失敗、、、ちゃんと繋がってたのね、、、
アイヤー
観てからだいぶ月日がたってしまいましたがレビューしたいと思います。
え〜と、これは映画ではないですね。
好きな人はこういうの好きなんでしょうね?!
これはアニメです。アニメ映画でもなく、テレビでやってるアニメ。(まあ、この映画もともと向こうではテレビ放映したものなんですよね。)
とてもアニメ的です。
主題は万人に理解しやすく、普遍的、説明的、親切で分かりやすいです。不気味さや奇妙さも分かりやすく演出されており、大変、即物的です。そして順当に進んでゆくストーリー、クライマックスで宿敵登場……?からのラストの変化球ですよ。
私がドラマシリーズをあまり熱心に見ていないのが大きな原因なのでしょうが、ラスト付近はさっぱり意味わかりません。
正直、もしドラマシリーズを見てても、多分これよく意味分からないと思うんですよ。彼ら、説明促しても言いよどむし、適当に私でも思いつくようなことしか言わないんですよ。でも、彼らと私たちの何が決定的に違うかって、彼らは意味が分からなくても「めっちゃくちゃ面白かった」って思えるんですよ。何故か?それは、これがアニメだからなんですよ。
ウワッ突然場面転換した!何何!?大好きなシャーロックがモリアーティと崖でドラマチックに戦ってるゾ、のるかそるか生きるか死ぬか、ウワ〜〜〜〜ドラマチックだあ〜〜〜〜〜〜って、絵面だけでドキドキワクワクできる興奮できる、それだけですっごく楽しいし満足で幸福感あるじゃないですか。
それが「アニメ的」の所以です。
貶してないけど、特に褒めてもないです。
私は意味が分からず、その意味の分からなさを楽しめるほどのファンでもなかったというだけです。
あ!ただワトソンはかわいかった、おひげ(笑)
相変わらずの完璧さ!!
最高だった。今回はヴィクトリア時代ということで現代版のシャーロックをそのまま時代が変わっただけかなと思いすこし嫌な気持ちだったがそれは大間違いだった。ちゃんと現代版との繋がりもあり、タイムスリップのようなものでもない。要はインセプションに近いもの。ヴィクトリア時代なのでゴシック感が強く背筋凍るホラーっぽいシーンもある。ストーリーも伏線が貼られまくってラストにはすっきりと謎が解ける。何もかも完璧すぎる。しかし事件が解けたときの衝撃度は今までのドラマよりかは劣るところもある。時系列がかなり複雑で混乱するかもしれないが映像で今がどこの時代なのか説明してくれている。笑える要素もある。ドラマの映画化なのでドラマを見てないと面白味は減るのは当たり前。しかしドラマを見てなくても楽しめるが見ることをオススメする。ドラマファンならではの要素も結構ある。むしろドラマファンのための映画。というのもこの映画はイギリスではスペシャルドラマとして放送されているのでドラマを見ることがある程度前提となっている。役者陣の演技は素晴らしい。そして細部までのセットの作り込み。本編の前と後のオマケ映画も面白い。自分がカンバーバッチが大好きなのもあって過大評価かもしれないが絶賛できる作品だった。
途中でえっ?ってなった。
テレビシリーズをそのままにヴィクトリア時代に合わせた映像表現と演出。
思わずニヤリとしたりクスリとするシーンがたくさん。
宙に浮いた新聞の切り抜きを一つ一つ手に取りながら思考を整理していくシーンが好き。
最期近くのあのシーンがまるでコントw
テレビシリーズファンのための映画なので、テレビシリーズ見てない人は要注意!
新シリーズが待ち遠しい特別篇
ベネディクト・カンバーバッチの『SHERLOCK/シャーロック』が劇場スクリーンに登場。
こんどは19世紀ヴィクトリア朝時代のロンドンが舞台だそうな。
おどろおどろしい謎を明晰な頭脳が解明する・・・はず。
19世紀末のロンドン。
青白い肌、真っ赤な唇の花嫁が拳銃を乱射したのち、自らを撃って死んだ・・・
しかし、その死んだはずの花嫁が、その夜、夫を銃殺するという事件が発生した。
さて、シャーロックとワトソンはこの謎を解けるのか・・・
というハナシ・・・ならば、テレビシリーズのスピンオフなんだけれど、途中とスピンオフでないことが解かる。
なんと、第3シリーズの終りで、過激な活動が災いして亡命せざるを得ない破目になったシャーロックが、飛行機中にて、薬物の影響によってみた「過去の未解決事件の幻影」というハナシ。
その上、死んだと思われた宿敵モリアーティがロンドンのテレビ画面に登場するという第3シリーズのエンディングの内容も継承しており、シャーロックがみる幻影の中にもモリアーティが登場する。
それも、コナン・ドイルの原作に沿って、ライヘンバッハの滝に落ちて死んだはずの仇敵モリアーティ教授となって、という念の入れよう。
書いていてもややこしいのだけれど、まぁ、テレビシリーズを観ていないと、ほとんどさっぱり解からないこと請け合い。
でも、シリーズを観ていると、嬉しい仕掛けが多い。
19世紀の「忌まわしき花嫁」事件は、死んだはずの花嫁が幽霊となって夫やその他の男を殺しまくるハナシ。
つまり、次の新シリーズで登場して事件の中心でなるであろうモリアーティには、同じトリックは使えないということ。
その上、その事件中を推理するにあたって、シャーロックは「花嫁が双子であることはありえない」と盛んに言っており、この手も使えない。
製作サイドが、新シリーズを始める前に、ファンに挑戦しているようなもの。
その他、ドイルの原作ではあまりの巨漢のため動けないと描写されたシャーロックの兄マイクロフトが、その姿で登場するのも嬉しい。
現代パートでマイクロフトを演じているマーク・ゲイティスが特殊メイクをして嬉々として演じてるのも見もの。
さらには、現代のシャーロックと19世紀のシャーロックのどちらが実体を持つ存在で、どちらが幻影なのかわからないようミスリードする語り口も楽しい。
というわけで、シリーズのファンとしては結構楽しめましたよ。
ただ、映像素材がテレビ用なので大スクリーンに映写すると、かなり暗くて観づらい場面も多かったです。
ドラマ見ずにいってしまった…
シャーロック忌まわしき花嫁を鑑賞しました。
まず、映画冒頭ではホームズの家のこだわりについて監督が語りだします。この瞬間、はっ‼これはドラマみてない奴お断りの映画かと不安に陥りました。
その考えはある程度的中しました。途中までの話の大筋も理解できるしやホームズとワトソンの掛け合いは楽しめましたが後半は何が何やら…わかった気がするけど多分わかってない状態(笑)
恐らくドラマを見ていれば問題なく鑑賞できると思います。
ドラマも、見ない段階で評価するのもどうかと思うのですが、すいません…
ドラマを見てからの鑑賞を進めます。
とにかく、色々と詰め込んでいます
現代バージョンではなくヴィクトリア時代で活躍する二人と思ったら。
冒頭の出だしから、解説、説明、えっと驚かされます。
聖典、バスティーユ、とにかくホームズが好きという人なら思わず、納得するかもしれません。
ホームズは現実主義、ワトソンは自分の見た物を素直に信じてしまうタイプ。
そして今回マイクロフトが出てきますが。
ディオゲネスクラブで食べまくる姿に圧巻です。
驚いたのが、ワトソンの奥さんの活躍ぶり。
話の展開もテンポ良くてメリハリがあり、目が離せません。
どんなトリック、謎なのかと思いつつ話が進んでいきますが。
終わってしまうと、そうなんだ、そしてホームズは買ったのか負けたのか。
一言でいうと探偵が男である限り、女には勝てないと思います、永遠に。
本編が終わってもメイキング、インタビューがあります。
これが結構長くて、ファンにはたまらないと思います。
実はドラマは全部観ていないのですが、それでもオレンジの種、恐怖の谷、原作を少しでも知ってるよという人には楽しめるのではないかと思います。
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