恋妻家宮本

劇場公開日:2017年1月28日

解説・あらすじ

「家政婦のミタ」「女王の教室」といった人気ドラマを多数手がけてきた脚本家・遊川和彦の映画監督デビュー作。重松清の小説「ファミレス」を遊川自ら大胆に脚色し、熟年離婚が当たり前になった現代で、子どもが独り立ちした後の夫婦がどのように向き合っていくのかを、コミカルかつハートフルに描いた。ひとり息子の正が結婚して一人立ちしたことで、2人きりになった陽平と美代子の宮本夫婦。2人は大学時代に大学生時代に出来ちゃった婚で結婚したため、50歳にして初めて夫婦ふたりきりでの生活を送ることになる。そんなある日、陽平は美代子が隠し持っていた離婚届を見つけてしまい……。中学校教師で優柔不断な夫・陽平を阿部寛、専業主婦として家庭を切り盛りしてきた、しっかり者の妻・美代子を天海祐希が演じた。

2017年製作/117分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2017年1月28日

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(C)2017「恋妻家宮本」製作委員会

映画レビュー

4.0 臆病でちょっと嫌いな自分と生きること

2025年8月31日
Androidアプリから投稿

息子の結婚とともに妻との2人暮らしになった男。
妻の隠し持っていた離婚届、受け持ちの生徒の家庭問題、料理教室の同グループの人の家庭問題と普段なら触れることのない他人の事情に触れて自分のこれからを見つめ直して行くお話。

人生でうまく行かないとき、漠然と自分のこと嫌いになってしまう。
そんな覚えのある感情がものすごく呼び起こされ、それと共にそれを乗り越えるための強い気持ちを思い出させてくれる。
隣にいる人にキスしたい、ファミレスに一緒に行って美味しいもの食べたい。
そんな気持ちになれる。

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昭和ヒヨコッコ砲

3.0 ちゃんと笑えてちゃんと感動した

2025年6月17日
PCから投稿

アマプラで鑑賞したが、
予告でモントリオールの老夫婦が劇場で
にこにこしながら見ていた。
この映画はそういう映画なのだ。
(褒めてます)

自宅でPCの小さい画面で
なんとなく見始めたが、
映画的違和感が満載。
カメラ目線や無駄なカメラワーク、
「はい、ココ笑うところですよ」
というあざとい演出。
どうも私がしっている”映画サイズの演出”
ではない。

しかしどうだ。
コメディ部分はちゃんと面白いし、
人と人との愛情もちゃんと伝わり感動する。
ラストの”カメラ目線歌リレー”という
昭和の演出もじんわり胸をあたたかくさせてくれる。
そうか。
この映画には誰一人として悪い人がいないのだ。
(不倫相手とか別れた婚約者は画面には出てこない)
だからこそ、
演出がどうのとか、カメラワークがどうのとか、
めんどくさいこと言ってないで
PCの小さい画面じゃなく、街の大きな映画館で
夫婦そろって楽しめばいいのよ。

モントリオールの老夫婦のようにね。

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にゃろめ

5.0 何回見ても感動する

2025年4月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

2回目見た。

重松清の原作が良い。

何よりこの阿部寛好きだなあ。
正しいより優しい
という名言。

あと生徒もかわいいし、お母さんへの愛情に泣いちゃう。小憎たらしいおばあちゃんが良い味を出していた。

ファミレスは家族や老若男女の集まるところ。沢山の登場人物が融合する場所として上手く光をあてたと思う。

ただ、今ファミレスって物価高でみんな行かない場所になりつつあるかな。

荒んでいく社会変化の中で、家族の有難み、あり方を見つめ直す、良い映画だと思う。

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新れいすけ

3.0 豊嶋花がかわいい

2023年7月1日
スマートフォンから投稿

50台夫婦の迷い、葛藤、後悔が主題となった映画。伏線として、中学教師の担任している子供への支援。優しいってどういうこと?が描かれる。若い頃を演じた宮藤阿須加と早見あかりも良かった。めちゃくちゃ小さい豊嶋花が全然変わらないお顔で可愛すぎだった。
なんだかな、主人公と同じお年頃。あと数年で子供が巣立つ身としてはとても、共感できたし、自分に自身がない姿にもすごく共感できた。夫にもみてもらいたいなー。

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NI