劇場公開日 2016年3月26日

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「素直に観るべきだったなぁ」リップヴァンウィンクルの花嫁 nekoLOVEさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5素直に観るべきだったなぁ

2024年9月27日
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綾野剛さん演じるアムロが怪しすぎて城に連れて行かれた時にはもう、人身売買かもしくは危ない趣味のおじさんたちの餌食になる場所なのか、あのコスプレはヤバい悪い奴らの趣味なんだなとか、もう既にカメラで撮影されていてcoccoに好きにされちゃうのかなとか、キャバ嬢の同級生とアムロはグルだからどんな闇の組織が出てくるのかなとか。もう色々勘ぐり過ぎてこの作品の良さをちゃんと理解出来てなかった。。。終盤でやっと徐々に見方ちがったなと思ってみなさんのレビューを見て、ハッとした次第です。観た後に色々考えると、凄く深く良い作品だってわかりました。。
前半の黒木華さんの役はイライラしたなぁ。なんでそんなに主体性がないのよって。アムロはいくら金の為でもあんなピュアな人を餌食にするなんて酷いし怖いしホテルに来て助けたフリしながらのシーンはめちゃサイコパスだった。綾野剛さん芝居うま過ぎ。地面士も怖かったもん。。あとCoccoさんが謎めき過ぎてて怪しいのよ。あんな優しく良い人の役だったなんて早く教えてよ。人の優しさに対する対価の話をして心を開いたあたりから世界観が素敵に見えてきて映像もキレイで良かった。
3人ともアダルトチルドレンなのかな。クラゲは一般的の親で猛毒の水槽は毒親ってことかなぁ??ホントにさぁちゃんと愛情注げないなら子供産むなよって思っちゃうよ。
それか搾取する側(猛毒)で搾取される側がクラゲの比喩かなぁ。
何にしてもななみと真白が可愛そうだよ。結末わかった上で清らかな気持ちでもう一度観たら5.0になると思う。

nekoLOVE