ニーナ・シモン 魂の歌のレビュー・感想・評価
全4件を表示
『自由ってなんですか』『恐怖を感じない事』
やっぱり、良い映画作るのは女性ですね。
『ミシシッピー・ガッテム』
『Why? (The King Of Love Is Dead)』
いい曲だと思う。
ニーナ・シモンと言うと『悲しき願い』と『リトル・ガール・ブルー』と『アイ・シャル・ビー・リリースト』かなぁ。完全なブルースじゃないよね。
彼女は最後まで自由になれなかったのでしょうね。多分、クラシックピアニストになりたかったのだと思います。そして、僕の曲解になりますが、黒人でありながら、黒人としてのコンプレックスがあったのかなぁと思います。映画の中でも、『鼻が大きい』と自分の容姿を語っています。
公民権運動は黒人にとって、大変に大事な運動だったと思いますが、一方で、沢山の黒人指導者をなくし、ベトナムへ黒人が徴兵で駆り出され、沢山の戦死者を出してしまった運動でもあります。黒人指導者達も公民権運動と同時にベトナム戦争反対を表明しています。何故なら、公民権法が、アメリカ人としての権利を得る代わりに、徴兵制を生む事になってしまったからだと思います。
『ミシシッピガッテム』って、忌野清志郎さん好きそうな良い曲ですね。梅津和時さんカバーしてくれないかなぁ。
黒くない曲なのに黒いだよね。勿論、良い意味で。
アレサ・フランクリンやビリー・ホリデイと並んで好きな歌手です。
白人にとってカウンターカルチャーでニーナ・シモンが影響を与えた『ジャニス・ジョプリン』も好きな歌手ですね。
黒人にとってのカウンターカルチャーって『ヒップ・ホップ』なのかなぁ。ちょっと、情けないかなぁ。僕はそう思う。
ニーナ・シモンのラフマニノフとか聞きたかったなぁ。でも、彼女は『アメリカ人』です。ある意味『ネイティブアメリカン』ですよ。
「サマーオブソウル」でニーナシモンの強烈な弾き語りに(只者じゃない...
「サマーオブソウル」でニーナシモンの強烈な弾き語りに(只者じゃない感)を感じ、この際勉強にと鑑賞…その実見応えありました
圧倒的なパワーがあって、その上に怒りが乗っかって怖かった…
クラシックピアノで育った彼女は音大に進んで更に上を目指そうとしていたにもかかわらず、差別から入学を拒否られクラシックの道を断念するも
4歳の頃に夢中になったバッハの旋律がソウル、ブルース、ポピュラー、ジャズにリリカルに織り込まれる
家族のために弾き語りで歌い生計を立て、のちにマネージャーになった結婚相手にも休みなく働かされる
この頃から怒りのエネルギーは蓄積されたのか?どんどん辺りにぶつけられていく
彼女の気が収まることなく逃亡………
本人が語っていたように
黒人は最も能力が高く美しい
それなのに真っ当な評価をされない
悲しき願い
赤裸々に
全4件を表示