SCOOP!のレビュー・感想・評価
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始まり方に驚き終わり方にも驚く
裏の世界を覗き見てるような感覚で見ておりました。スクリーンに、いまの東京の雰囲気がキレイに映っていました。パパラッチの仕事は、危険溢れるものだと思いました。ハラハラするし、私だったら撮ることに罪悪感があるので、絶対やらない仕事。図太い神経がなければ勤まらないんだろうと思いました。そしてリリー・フランキーの怪演!すごく印象的でした。サイコにトリハダ。見終えてからの謎は沢山あります。あのお金の意味と、大きな借り、などなど気になりました。また、人権についてもすごく考えさせられました。芸能人のスクープには興味がないけれど、パパラッチに疲れてうつ病になったなんていう海外ニュースを見たことがあるので、そういう類のカメラマンの意思等に疑問を持っていたから今回この映画を見ました。実際そういう雑誌を読む人もいるので売れるのだろう。あー、こんな風に撮ってんだなぁと納得の反面苦笑い。
ああやって撮るのか。
原田監督の原作映画はTVで観たような…何となくの記憶
しかないので、ほぼ初観の感覚で大いに期待していた作品。
大根監督ならではのポップなやさぐれ感に昭和の古臭さを
加えた予想通りのエンタメに仕上がっているが、まず冒頭
からの作り込みが過ぎた演出と、主演福山の演じています
感がいかにもなキャラから新味を出せておらず、勿体ない
としかいいようのない出来。どうせならナイトクローラー
ばりに下水のようなゲス野郎を最後まで貫いてほしかった。
だいたいゴキブリかドブネズミのような奴がそんな例えを
わざわざ口になどしない、ああいう台詞も作り過ぎなのだ。
いい味出せていたのは元夫婦だという吉田羊とのキス場面、
彼を今一度第一線に戻すために賭けを張った次期編集長の
心意気とラストでのあの決断。正直気持ちのいい終わり方
ではないが、ああいう現場で命懸けで仕事をしている人間
もいるわけで、出来上がった記事がどんなスクープであれ、
そこに惹き寄せられる人間がいる限り盗写も無くならない。
花火も面白かったけどヘタすりゃ爆死だからね。怖すぎる~
(それぞれのネタ元があ~あの記事ね^^;って感じだったし)
泣いた
思わぬところでブワッと。
すっごく面白かった。
あと福山さんの「俺は新車と処女には乗らねー主義なんだよ」って台詞クソかっけー。。
別に福山ファンじゃないけど、ヤリチン役の福山さんてズルイ。
主役を野火にしていれば…
個人的にはけっこうおもしろかった映画。ストーリーもエピソードもキャラクターも。特にリリー・フランキーのはまり具合には圧倒される。
評価がイマイチ伸びないのは福山(都城静)が主役になってるためにこの映画が何を言いたいのかわかりにくくなってしまっているからじゃないかな。都城静を追いかけて観ても物語としてはわからない。楽しめるのは福山雅治ファンだけだろう。
原作を見たことないけど、行川野比が主役だったようだ。そう、これは行川野比が成長していく物語だとしてみれば単純でわかりやすかった。自分は最初から二階堂ふみの可愛さに惹かれて彼女をメインで追っていたから、一見ストーリーがなさそうな展開も彼女の言動、行動、表情の変化が楽しめておもしろかった。
ただ、ベッドシーンは中途半端だったな。もっとあからさまに見せるか、逆にさわりだけで観客の想像に委ねるかどちらかにしてほしかった。
でも映画としてはおもしろかった。2回観ました。
雑誌を売るための裏舞台
役者さんの演技だけ
おもしろーい!
スッキリ爽快映画
プロが作り込んだ、かっちりとした映画
まず娯楽映画としてきちんとしている。猥雑な世界観の撮り方、見せ方も良いし、役者は二階堂ふみ以外はリリー・フランキーを筆頭にバッチリはまっているし、チャラ源と静の過去は匂わせるだけにしても、その他の伏線(静と野火のベッドシーン後に撮った一枚の写真が、野火の後の行動に決定的に作用する、など)は丁寧に回収しているように見えた。これはプロが練り込まないとこういう作品には仕上がらないわけで、大いに好感できる。
減点ポイントとしては、伏線を丁寧に回収していく流れの中で、静の最期まで読めてしまったところ。また、娯楽映画なので、特段メッセージ性はなく、被写体の人権の扱い云々が話としては出てくるものの、だからどうしたら良いんだという主張はほったらかしだった点で食い足りなかった。
冒頭から猥褻すぎるので、子ども連れにはおすすめできないが、大人は観て損はない。しかし上映3週目とはいえ、50人程度のスクリーンに押しやられ、観客は10人そこそこという閑古鳥っぷりは、某アニメ作品に観客を吸い取られているからとしか思えず、先行き暗い日本映画の状況を案じてしまう。
奇跡の一枚
色々思い起こせば、ズルイ映画だった。
いや、よく出来た脚本というのだろうか。
泣けた。
しかも、主役の事を話す脇役に。
質の差だろうか…?
てっきりパパラッチ押しで話しは進むのかと思えば、そこへのリスペクトはあまりなく、結果的には写真というものの磁力のような話しになっていく。
だとしても…なんつうか、主役の直向きさではなく、軽薄さばかりが目立ち残念な印象しか残らない。
セクハラどうこうはどうでもいい。
世間はマスコミが流すほど優等生ではないし、純粋培養もされてないので。
清濁合わせ飲む覚悟のないやつが生きてる世界でもないしな。
異端視としての表現にそれを使うのは、別にありだし、そこに乗っかるのも分かるが…もっとこう…ゾクッとくるようなカットがあってもいいようなもんなんだ。
無謀な挑戦だけじゃない。
度胸だけじゃない。
忠誠を誓う騎士のような真摯さが。
それこそが、本質だと、見えてきてほしかった。
オリジナルな脚本なのかと思えば、原作映画というあまり聞き慣れないテロップが上がってきてて、その監督は原田眞人だった。
また、別の形で観てみたいと思えた。
…違う主役で観てみたい、が本音。
意外に好評価だったので見に行きました。
予告編では気になっておりましたが、自分の好み的に「職業モノはどうかなぁ?」と皆さんの評価で見るか見ないか決めようを思っておりました。が、意外に好評価だったので遅ればせながら視聴を決定。星5級の大絶賛映画、ではなかったですがレイトショーで見るぐらいには面白かったです。
星が減った理由は、二階堂ふみの言動に違和感を感じたところ。深く感情移入ができなかった。今時の若者ってこんな感じなんだろうか。自分が年を取ったせいかもしれません。ゲスな福山に嫌悪感を抱くのは良いのですが、何かワンテンポ遅い、飲み込みの悪さ・理解の浅さが気になりました。不本意な仕事をやらされているとは言え、もうちょっと自分の仕事がどんなものなのか理解しようよと。終盤は二階堂も金星を上げる展開になるので無能ではないでしょうが、もうちょっと有能に描いてほしかったなぁと。
福山が撃たれるシーンでの「普通は感情的に泣き叫ぶであろうシーン」の無表情さの演出は、それ自体はとても良かったのですが、カメラ回収する前に(無駄かもしれないが)救護活動しろよと先にツッコミが来るあたり、「合わなかったなぁ」という印象。あとSEXシーンはいらなかったかな。この辺りは個人の好みだけどTVドラマ程度のお色気で十分だったように思います。福山との絡みで言えば吉田羊と福山の絡みならまだよかったかもですが。。。
二階堂ふみ以外の役者はとても良かった。
振り返ってみれば「あんまりだったなぁ、合わないなぁ」というシーンは二階堂ふみばかりだな。演技が悪いのか演出が悪いのかは分かりません。単に自分の好みが合わなかっただけかもしれませんのでファンの方はご容赦を。
うーん、二階堂のキャラの掘り下げが浅かったのかなぁ。福山、フランキー、滝藤賢一、吉田羊、それぞれにエピソードが描かれており感情移入しやすかったのですが、二階堂だけは「ファッション誌の仕事がしたかった」程度のエピしかなく、仕事に対する姿勢とか私生活とか感情が見えなかったなぁ。
映画全体としてはかなり楽しめたので、おススメの映画ではあります。
生理的に合わないかも .....
うーん、
いい意味でも悪い意味でも男臭い。少し引いた目で観てしまって入り込めなかった。
「戦場カメラマンになれなかった中年パパラッチの死」がドラマチックに描かれすぎている。
制作陣のおっさん魂が暑苦しかった。
ギャグと感動、どちらを期待すればいいんだろう.....
でも福山雅治カッコ良かった。
ふらっと観に行ったら
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