美女と野獣のレビュー・感想・評価
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エマ好きにはたまらない
美女と野獣は幼い頃から見ていて内容も知っているが、それでも面白かった。この映画のテーマである真実の愛が、ベルと野獣以外でも、ベルと父親、母親や野獣の使用人たちそれぞれの愛も描かれていたことがよかった。
そしてエマの歌声はとても綺麗だし、ミュージカルはアニメに忠実な部分と応用のバランスが良く、想像以上の楽しさだった。
ベルの黄色いドレスやお城は空想の世界を現実にしたような再現力で、図書館のシーンはベルと共に心踊るような感覚だった。
ほとんど完璧な作品に思えたが、1つだけ気になったのが、ベルが村の図書館で本を借りるシーンで、図書館の本が机の上に数冊並べられているだけで、あまりにも少なく、、、あれ、?となった。
うっとり。アニメから映画への理想の形
実写化されて、感動も世界観も全てがより美しく、壮大に深まった作品です。
見終わった後はジョンレジェンドとアリアナの美しい歌声に包まれ、余韻に浸れます。
個人的に、チップをコートラックさんが最後の力で受け止めてポット夫人の横にそっと置くシーンが大好きです。
さすがディズ二ーだね!
圧倒的な出来ではあるが
うーん、こんなものか・・・
映画がヒットしたというからBDを借りて妻と見たが、あま冗長さと深みの無さに妻は家事を始め、私は眠気に襲われ仕様が無かった。
もっと愛に発展する物語を描けばよかったのにと思う。
狼に襲われたところを救った、本を差し出し一緒にいるいうだけではちょっと物足りない。
まぁ、所詮はねずみぃだな。アニメをそのまま実写にしてそれだけに終わった作品。エマ=ワトソンは良かった。
考えさせられる、群衆の恐ろしさ
アニメ映画や劇団四季のミュージカルでお馴染みの、言わずと知れた名作。その実写化となるとどのように作ってもヒットに導かれることは想像出来るが、それまで描かれていなかった、城と村人たちとの関係性や距離感、ベルの母親のことなどをきちんと描き物語にもより深みを与えディテールにこだわりが見える作品になっている。
エマ・ワトソンの美しさ、知性、正きことを貫く高潔さは本人とキャラクターが非常にマッチしていて違和感は全くなく、素晴らしいキャスティング。
ダウントン・アビーで好演していたダン・スティーブンスが演じる野獣も、どちらかというとアニメのような粗暴さが少なく、知性と上品さのある人間性が与えられていてとても良かったと思う。
主要キャラクター、脇役ともに大変に豪華で観るものを飽きさせない。
わたしはガストンと村人たちが出てくるシーンが本当に恐ろしく感じてしまう。
田舎町のヒエラルキー最上位に位置し、腕っぷしの強さが自慢で知性はなく粗暴。
野獣とガストンは何が違うのだろうか?
野獣には生い立ちの中に孤独があった。母を亡くし、父親に傲慢に育てられた。そして時折母を思い出す優しさがある。悔恨の時間は過ぎた。あとは、孤独を理解し合い、奥に潜む優しさを引き出してくれる誰かがいたら…その時にこそ呪いは解けるのだ。
ガストンは傲慢であり最後まで自分のためにしか行動しない。ベルを愛しているというが、彼が愛するのはベルの内面ではなく美しい顔だけ。群衆を先導し、得たいものを得ようとするだけだ。
愛はまず人に差し出し、分かち合うことから始まるものだと思う。
この作品のなかで、一番怖いのは、誰が正しいことを言っているのか考えることをせずに
盲目的に、力の強い者であるガストンについて行く行動をする村人たちという群衆だ。
皮肉にも何も考えず攻撃していた城の住人は、実は忘れていた自分たちの同胞、家族であった。
主体性を失い、思考しない人たちほど怖いものはないというメッセージを、この作品には込められていると思う。
だからキューピッドは盲目に描かれている
映画「美女と野獣」(ビル・コンドン監督)から。
名作ディズニーアニメのこの作品は、
映画に留まらず、ミュージカルなどでも表現されたストーリー、
ご承知のとおり「真実の愛」がテーマに掲げられ、
冒頭、老婆の姿で現れた魔女が、王子にこう忠告するシーンで始まる。
「外見に騙されるな」「美は内面に宿るのだから」
それを無視した王子は、呪いで野獣の姿に変えられてしまうのだが、
呪いが解ける条件は、王子が「愛し愛されること」を学ぶこと。
この「愛し愛されること」が「真実の愛」なんだ、と私は理解した。
また、こんな例えをメモしてみた。
「恋は醜いものを美しく変える、恋は目でなく心で見るもの」と言い、
「だからキューピッドは盲目に描かれている」。
そんな視点で、キューピッドを観察したことがなかったので、
ちょっと嬉しい発見だった。
2人にとって「最高の瞬間が来たら・・」と、その告白のタイミングを
王子の周りの人たちがアドバイスしようとしたら、
本当の恋をしたことがない王子は、その会話をさえぎり、
「(その瞬間を)どうやって知る?」と聞き返す場面があるのだが、
部下たちは彼にこうアドバイスをした。「胸が苦しくなる」。
さすが「恋愛」をテーマした名作だけに、台詞も抜群だと思う。
最近、アニメの奥深さに、ようやく気付いた気がする。
ミュージカルも観たくなったなぁ。
美しい映像と歌
感動!
エマ・ワトソン!
名画座でまだ掛かっていることを知って、もう一回劇場で観ておくことのできた『美女と野獣』が今日の4本目。
学生の頃に作曲の真似事をしていた頃に、オリジナル・サウンドトラックをそれこそ繰り返し聴いていたから、なんだかどの歌も懐かしさが詰まっている。
1) とにかくエマ・ワトソン のベルが登場した瞬間からずっとかわいい。かわいさのクライマックスは、ビーストにライブラリに案内されて一人になった瞬間に声を上げるカットと、中盤の「Beauty and the Beast」のダンスのシーケンス。
2) そのダンスの直前のビーストの、自分の愛は受け入れてもらえないのではないかと懊悩するシーンはとても切なくなる。
3) とにかく同情の余地がないガストンの邪悪な描きぶり。アジテイターと、それに率いられて凶暴化する群衆の恐ろしさ(ル・フゥはそれにとても意識的だ)は、この作品が示すダークな側面でもある。ここで考えたいのは、その凶暴さは邪悪なアジテイターに先導されていたからだという弁明のみで、群衆を免罪することは果たして適当であるかどうかという問題だ。
4) まあ、とにかくエマ・ワトソンのかわいさです。冒頭、王子に呪いをかける魔女(アガット)は「見た目の美しさに騙されるな。美しさは内面に宿る」と言っていたはずが、エマ・ワトソン持ってこられると説得力がないというか、土台から崩れる感じがします。
5) ベルの老父の英語の台詞はわりと素敵な言い回しが多い。自分は村人が言うように変わっている(odd)のかと気にするベルに答える「誰がそんなこと言っている(Where did you get the idea like that?)」とか。
エマ・ワトソンがひたすら綺麗だった
世界観が壊れる
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