アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅のレビュー・感想・評価
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アリス・イン・バック・トゥ・ザ・フューチャー
時間の描き方が面白い。いや、表現の仕方が面白いというべきだろうか?本作のアリスは鬱ぎ込んでしまったマッドハッターを助けるべく、時間の旅に出掛ける。これはもはや「不思議の国のアリス」ではなく、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」である。
しかし、“不思議の国”という世界だからこそ描けたものがある。それが“時間”だ。「時は金なり」「光陰矢の如し」など、時間を比喩する言葉は数あれど、時間は実体のないものである。だが、本作はそれをビジュアルに描いているのが実にユニークだ。時には人物として、時にはカラクリ人形として(秒が集まって、分になる演出には思わずニヤリとしてしまう)、そして時には大海原として、時間に質量、つまりは重さを与えて表現する。そこに重さがあるからこそ、時間を遡るということが如何に難しく、危険な行為であるかをという演出にも繋がっていく。中でも“時間が壊れる”後半は大味な展開ながら、そのビジュアルも手伝って、スピード感溢れるスリルを楽しむことができる。
登場人物こそ共通するものの、前作とは大きく異なる仕上がりは前作ファンや原作ファンの期待に背いているかもしれない。しかしながら、我々が生きる上で避けては通れない、時間という概念をビジュアル化するという面白さは、やはり映画だからこそなせる技だ。その上で、過去を変えるのではなく、過去から何を学ぶか?というメッセージ性を持たせたことで、物語もコンパクトにまとまり、小気味良く作品を楽しませてもらった。
追記:蝶々アブソレムの声を演じたのは名優アラン・リックマンであるが、これが遺作となってしまった。享年69歳。「ダイハード」の悪役が印象的であったが、個人的には隠れた名作「ウインターゲスト」の名監督としての印象も強かった。ご冥福をお祈りします。
タイトルなし(ネタバレ)
今回の作品は、ワンダーランドの住人たち、チェシャ猫やうさぎ、双子などの可愛いキャラクターの活躍がほとんどないのが残念でした。
白の女王ですら印象が薄かったです。
赤の女王がハッターを恨んだ理由、赤の女王の頭が膨れ上がったしまった原因などを時間の旅の中でアリスは知っていきます。
赤の女王を見捨てない白の女王、誰も愛してくれないという赤の女王に私は愛しているという白の女王、そんな、赤の女王と白の女王の仲直りのシーンがよかったです。
Everyday is a gift. 「大人になったアリス」を描く第二弾
アメリカでイマイチの結果だったので、あまり期待しないで観に行ったのですが意外と面白かったです。前回も好きだったのですが「不思議の国のアリス」なのに剣持って戦っちゃうんだ?って所に何だか違和感を感じていたのが、今回はそんな事もなく色々な不思議な体験をする「アリス」っぽさが増していたように思えました。
今回出てきた時間をつかさどるキャラのタイムはいい感じでした。悪役ポジかと思いきや、逆にクロノスフィアをアリスに奪われたおかげで死にかけるとか可哀想!ティーパーティーではチョーからかわれてるし(笑)全てを奪っていく「時間」を嫌ってたアリスですが最後には奪う前に与えているという事に気付き、「時間」の大切さを学びます。日頃生活してると忘れがちでも、こういう映画を見ると改めて思い出しますね。
しかし、主演のミア・ワシコウスカが前作に比べると随分ゴツくなった感じが・・・もちろん綺麗な女優さんなんですけどね。ジョニー・デップもこういう変なキャラ演じるには段々と厳しい年齢になったなぁ。やっぱり「時間」って残酷か!?アン・ハサウェイ演じる白の女王のフワフワ感というか、あの手付きが相変わらずカワイイ!この作品が遺作となってしまったハリポタのスネイプ先生で有名なアラン・リックマン。アブソレムの出番少なかったけど、最後に「アラン・リックマンに捧ぐ」と出てきて思わず合掌でした。
今回はアリスがやらかした事でワンダーランドが滅びそうになるのですが、自分達で何かとんでもない事やらかしちゃってそれを巡ってワーワーやっているのがとてもアメリカっぽいと思います。っといっても一応設定はイギリスですが。前作より更に成長して自分で商売して中国のお客さんにも気を使えるようになったアリス。ツッコみ所はあれど観て損はない作品です。
ビミョー
メッセージ性が強かった
この映画を通じて、友とのつながり、親とのつながりの大切さを改めて感じさせてくれる作品だった。
ファンタジーの世界観はよく作りこまれており、楽しめる作品だった。
もう一度見たいかと言われると映画館では見ないが、DVDなどで見てみたいと思う程度。友達や大切な人と見ることをオススメする。
物語はハッターを救いたいアリスの話で冒険とまではいかないが、過去の出来事を知る機会となった。過去は変えられないということをよく知ることが出来る。
個人的にはオススメだ。
前作を見てなくても楽しめます!
前作を見た方がより楽しめるのはわかっていましたが、諸々の都合で未視聴のまま鑑賞してきました。それでも、アリスと周囲のキャラとの関係、それぞれの役回りなどは、進行に合わせて少しずつ理解でき、何の問題もなく楽しめました。
全体的にストーリーはわかりやすく、色彩豊かな映像と多くの個性的なキャラが華を添え、ファンタジーの世界を味わえます。ラストは絶対ハッピーエンドだと思っていても、世界が壊れていくシーンは見応えがあってハラハラしました。
ただ、正直アリスにはあまり感情移入できませんでしたし、「過去は変えられないが、そこから学ぶことはできる」というメッセージもちょっと鼻について
素直に受け取れなかったです。でも、赤の女王にだけは共感しちゃいました。むしろいちばん印象に残ったキャラかも?!
前作より良かった♥
前作がファンタジ-感満載で好きだったので、今作も観に行きました(*^_^*)
3Dで観ました!凄く良かったです♥
前作では赤の女王がめっちゃ嫌いだったけど
今作で好きになりました。
ひねくれちゃったんだね。。分からないでも無いです。
しかし白の女王は過去に戻っても尚、「知らないわ」を突き通す所に
ちょっと性格の悪さを感じました。
最後の最後に謝って和解して良かったけど
最初から謝って欲しかったよね。白の女王って何か闇がありそうw
『過去は変えられないがそこから学ぶことができる。』って
メッセージ性もあって良かったです。
マッドハッターがお父さんと抱き合うシーンでウルウル(´;ω;`)しました。
脚本内容は今作の方が好きです♥
隣に座ってたおばちゃんは爆睡してたけどね(笑)
余談ですがインディペンデンスデイ:リサージェンスや今回のアリスを観て思ったんですけど
最近の映画界は中国を持ち上げてる印象を受けますけど
政治的な理由絡んでます?
アリス?
タイムトラベルマシンは球形が定番?
美しいCG映画
前作よりは面白い
前作が個人的につまらなかったのでかなりハードルを下げていったせいか途中まではうーん…と思いつつも終わり良ければ…という感じかなと。
タイムのコーエンに助けられた感あり。
アリスの俳優さんが眉毛がなく見えて顔怖いなと思いつつ。
全てを外に向かって求めてああしたいこうしたいでそういうのは日常のちょっとしたところにも隠れているのでは?と思ったけどそういう話じゃないのねこれは。
精神病院に入れられるシーンでOZを思い出したけどどちらも不思議の世界は本人の精神のための素敵なワンダーランド。
だから住人たちは細かいことなんておいといて助けて!あなたにしかできないの!と縋ってくる。
ハッターが病む理由も弱いし(アリスの成長のためのキーだから仕方ない?)何が起きるかアリスには言わずに責任をかぶせる住人も人の話も聞かずにつっぱしるアリスもなんだかなー。
生きてると気づいた時にすぐに戻ると思ったんだけどエピソード入手しないとラスボスに辿りつけないのはなんだかゲームみたい。
結末は良かったけど元々はハッターが笑ったせいで恨まれたわけだし更に言えば白の女王のせいで…って最終的には和解するもののアリスのやらかしを消してさすがアリス!とするために赤の女王が割りを食うのはなんかなー。
っていうか今まで謝ってなかったのとかなんで人の部屋でわざわざ食べたの?とか白の女王綺麗だけど…なんかね。
やっぱりバートンは昔のちょっと人間への毒が強いほうが好きかな。
家族と時間
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