映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃のレビュー・感想・評価
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今までになく、しかし、らしさは失わない
本作の脚本に芸人の劇団ひとりが加わると聞いて、最初は『えっ?』って感じだった。しかし、いざ観始めると、最初の60秒から面白い!それに加え驚いたのは、げんこつシーンと子どものキラキラ光線シーンだ。この2つにとどまらず、今までにない"夢"と言うテーマながら、しっかりと今までのクレしん"らしさ"を存分に活かしている印象だった。しんのすけ自身もセリフや行動から、"らしさ"がしっかりと出てた。さらに、メインヒロインのサキがお姉さんではなく、しんのすけと同い年の少女で友達と言う設定もいい。それもあり、サキの父親に対し、ひろしとみさえが全否定するわけではなく、少しばかり気持ちを理解するシーンもある。それから、何と言ってもバランスがいい。野原一家とカスカベ防衛隊が両方とも存分に活躍したのはすばらしい。"夢"と言うテーマと"母と子"と言う裏テーマがしっかりしていたのもこの作品のすばらしいところ。総じて本作は、今までにない作品だが、それでいて"らしさ"を失わず、テーマもしっかりしていて見応えがあった。
まだ観ていない人は是非観て欲しい。
みさえ、母として少女として大活躍
ある日春日部の住民が夢を共有するようになった。
その夢の中で子供たちは自分の思い描いた通りの自分を楽しむ一方で、大人たちは寂れた廃墟のようなところで部下に罵られたり、貢がせた男に多額の請求を押し付けられたりと地獄のような体験をしていた。
ちょうどその頃に現れた5歳の少女サキと科学者の父夢彦。一連の騒動の調査に向けて動き出したカスカベ防衛隊が目にしたものとは。
割と重い内容!
母を目の前で亡くした際のトラウマで機械なしでは安眠出来なくなってしまったサキとそんな娘を救うために他人の夢のエネルギーを搾取しようとする父の悲しい関係を野原一家やカスカベ防衛隊が救おうとするストーリー。
サキが自責の念で生み出してしまった夢の中の母に似た怪物が笑えないクラスに怖い。
サキがその呪縛から解放されたきっかけとなるみさえの言葉が深い。ケツはデカイ笑。
あと安村が突っ込んで来るシーンは笑える笑。
クレしんは当時旬だった芸人をゲストで出すから当時のことが思い出せて楽しい笑。
去年の作品だったのにすでに安村を懐かしく感じたのはオレだけではないはず笑。
笑わなくなったあの娘に、笑顔になれる夢を
映画クレヨンしんちゃん24作目。
今回のはヤバい…。
マジで良かった!
「逆襲のロボとーちゃん」「オラの引越し物語」も面白かったが、ここ最近の中では間違いなく一番面白かった!
春日部中で同じ夢を見る不思議な現象が。
同時に、父親と共にやって来た陰のある少女サキ。
やがて、楽しかった夢が悪夢となり…。
まず、今回初担当の劇団ひとりの脚本が見事!
「クレヨンしんちゃん」らしいドタバタギャグは勿論、しんのすけらの何気ない日常や描写、かすかべ防衛隊の活躍、家族愛…「クレヨンしんちゃん」の世界をよく知り、あるあるをしっかり踏まえ、何の違和感も無く「クレヨンしんちゃん」の世界を創造。
今回は夢の世界が舞台。前半はコミカルにファンタスティックに、後半はちょいホラー風味の悪夢世界へ立ち向かう。
劇場版は作品ごとに野原一家がメインだったりかすかべ防衛隊がメインだったりだが、今回はバランスよく両者が活躍。
その展開の巧みさは、映画監督や作家としての手腕を奮う。
また、本職がお笑い芸人なので、今回はツッコミやギャグが冴えている。
しんのすけが見る中年エロオヤジみたいな下品な夢に風間くんの呆れたツッコミ「あいつは本当に5歳児なのか?」は個人的に妙にウケたし、“バク”ネタはシュール。
でも、おバカなお笑いや劇場版特有の独創性以上に、根底のテーマに非常に感動させられた。
ネタバレってほどじゃないが、悪夢の原因はサキとその父親。
ある過去の重責で悪夢しか見られなくなったサキを救う為に、父親は開発したマシンで街中から夢を吸い取っていた。
しかし、かすかべ防衛隊と過ごす内、サキは後悔し始める。
その時のしんのすけの台詞…
「オラがサキちゃんの夢をお助けするぞ」
さらりと言ったのだが、これが何だかカッコよく、悪夢からサキを救う為奮闘し、しんのすけやかすかべ防衛隊ら子供の純真さに素直にジ~ンとさせられた。
サキの悪夢の正体は、母親。自分のせいで…と、サキは自分を責め続け、それが悪夢となってサキを苦しめている。
ここで大きな存在となるのが、みさえ。
今回の裏テーマは、“母の愛”。
ひろしは優しいが、みさえは厳しい面もある。
「好きで嫌われ役をやってるんじゃない、子供を守りたいだけ」
子供をちゃんと叱れてこそ、親。
厳しくも優しく、そして深い母親の愛情を、みさえが体現。
我が子の為。
サキの父親の気持ちも分からんでもない。
でも、我が子を思うあまり周囲を巻き込むサキの父親に対し、ひろしとみさえの子供を思う気持ちは純粋。
「私たちだって子供の為なら何だって出来る!」
「親にとって子供は自分以上!」
いつもひとりぼっちで周囲を突き放すサキ。
本当は笑顔が可愛い女の子。
笑わなくなったあの娘に、親の愛情を。笑顔になれる夢を。
劇団ひとりの脚本だと聞いて
観てきました。
しんちゃんがふざけてても、なんかイケメンでしたね。
しんちゃん映画では、あっぱれ戦国大戦が大好きで何本か見てますが
一番しんちゃんが王子様でした。イケメン男子でしたね。
親が子どもを守るということ
純粋な感情に見えるけど、親の愛って
「娘を守るためなら、世界中が不幸になってもいい」
には、考えさせられました。
劇団ひとりさんもお子さんがいるからこそ、親の正義と非情について内省しての脚本かなと想像します。
大人向けなら、お母さんの設定がもう少し複雑でもよかったのですが、子供でも理解できるようにと配慮してのことだと思います。
あ、お笑いの要素は存分にありますよ。
クレヨンしんちゃんの映画で一番好き
ほんっとうに最高!!!
クレヨンしんちゃんの映画は全部穴が開くほどみたがその中でも一番すきな映画!!
登場人物みんなが愛や思いやりに溢れていて泣ける笑える感動する!
多少ホラーな場面や描写があり子供がみてトラウマになる可能性もあるが、、それも含めていい作品だったと思う!
ただ個人的に悪夢を克服できるのがみさえの言葉のおかげで、というのがどうも、、それまで防衛隊やしんのすけが一生懸命サキちゃんと戦ってきたのでみさえにすべて持っていかれた印象。
でも母同士で重なるところがありそこが一番泣けた!笑
ぜひ見るべき!
恥を捨てさえすれば、大人一人でもかなり楽しめます。私はゴールデンウ...
恥を捨てさえすれば、大人一人でもかなり楽しめます。私はゴールデンウイークで親子連ればかりの中一人で行ってきました(笑)
笑いあり、感動ありの作品です。しんちゃんのおバカっぷりに笑わされ、癒され、そして真剣にがんばるしんちゃん達に泣かされます。
今回はみさえが凄く素敵でした。我が子の為に頑張るパパとママが見れたり、親子の絆が見れるのもクレヨンしんちゃんの素敵なところだと思います。
作中にある笑いのネタは今の子には分からないだろうなー。これが楽しめるのは大人だけの特権ですね(笑)
良作。ただし小さい子には少しホラーかな。
いつの間にかクレしん映画は友人と毎年観るようになっている成人男性です。
映画作品としてのクオリティがロボとーちゃんあたりからグンと上がっているように感じます。
当然お下品ではあるものの、子供にみせて色々な感想を抱かせるのも良いかなと。
今作は日本アニメ特有の、「明確な悪人などおらず、悪役にも必ず事情がある」と言う点が特に顕著に描かれているように感じました。
クレしん映画ではお馴染みの"家族愛"や"仲間との絆"というテーマもうまく取り込まれており、またアクションも十分に含まれている為、全体的に子供が見ていて飽きない(部分的には古いネタもあった)ように作られています。
クレしんも良い監督に出逢えて本当に良かったと思います。
家族と観る作品としての注意は、クレしんとは切っても切れないホラーな描写が少々あったという事。
ベンダーランドや大人帝国などでの親が別人格になってしまう瞬間は当時の子供に少なからず衝撃を与えましたが、今回は加えて絵的にもスリラーです。
大人には丁度良い演出になるのですが、怖いのが苦手なお子様は要注意だと思います。
笑える所は本当に笑えて、自分は上映開始5分で吹き出しそうになりました。あぁ、クレしんだなぁと。
今作は自分が視聴した歴代映画で観てもトップクラスに面白かったと思います。
オススメです。
劇団ひとりの才能は誰もが認める!
今度は“夢”を舞台に描かれたクレヨンしんちゃん。劇団ひとりの脚本とストーリーには才能というものを感じます。
大人と子供の“夢の見方”というものが良く分かります。子どもは大人と違って夢を大きく持っており、大人はその逆。それをストーリーで上手く使っていました。
本作の登場キャラである“サキ”の悪夢シーン。これ、小さい子に観せたらトラウマになってしまうのでは?悪夢を魅せるという点ではこうするしかなかったんですかね?そうだとしたら中々のできだと思います。
予告でも登場した有名人のとにかく明るい安村さん。初登場したシーンに思わず笑ってしまいましたwでも、キャラが普段と違うというかネタが…一言でまとめると安心要素がないですw
今回のクレヨンしんちゃんも良い話でした!特にみさえさん、良い事言ってましたよ!泣きそうになりましたもん!
笑って泣いて
めちゃおもしろかった!!!
去年のサボテン?のやつこんなに笑ったっけ?って思っちゃった!すんごいアホらしいことばっかなんだけど、それが私の好みでめちゃくちゃ笑った。
あとストーリーの主軸みたいなものが友情もあるけれど、母親の愛というものもあり、涙も出てきた。
一番ツボだったのはばく!
大和田獏!!なんとなくわかっていた。わかっていた気はするんだけど、ばく!!!!笑
大好きです。
クレヨンしんちゃんらしくなかった気がした。
今までのクレヨンしんちゃんの映画に比べても物語が無理やりな気がして、しんちゃんのお尻がボディービルダーみたいに筋肉になっていたので、今までのしんちゃんらしさがなくなった気がした。もう少し、しんちゃんらしさを取り戻してほしいと思いました。
大爆笑^ ^
6歳になる甥にねだられて一緒に行きました。ドラマやDVDでは観ていて好きだったしんちゃん、映画館での鑑賞となるとさすがに雰囲気が違います。
まず子供達が半立ち、しんちゃんのお尻が出ると大爆笑の嵐^ ^あちこちからキャッキャ、ワー!という歓声が。ついこちらも自分の歳を忘れてもらい笑い^ ^
しんちゃんの映画は、笑いありホロっと涙あり、考えさせられる事柄がありで、
ちょっと侮れませんよー。
絵柄がダメと食わず嫌いせずに、皆様どうぞ扉を開けて下さいねー!
声出して笑って泣いて
昨年のサボテンはダメでしたが、今回は良かったと思います!
母の日に観れてよかった。
娘と一緒に声出して笑って、最後は親だけがこっそり涙する。これぞクレしん映画!
個人的にはおとな帝国、ロボ父ちゃんに続く三位です。四位は戦国。
元々の、ヒロイン両親の研究テーマは何だったんだろう。。。
『笑えて泣ける』良い映画でした。
じわじわ来る感動ストーリー。ちょっとありがちな展開かな?とも思いましたが、しんちゃんらしさはしっかり!押さえてある映画でした。主題歌が良いサポートになっていて、上映後ハンカチで目頭を押さえている方も散見されました。また、上映時間もちょうど良かったです。
期待しすぎた
ロボとーちゃん、サボテン大襲撃を見てしまって、期待し過ぎました。ちょっとガッカリしました。ただ、映画館での子供受けは、良かった思います。大爆笑でした。大人目線としては、フツーだったかな。
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