ファブリックの女王

劇場公開日:2016年5月14日

解説・あらすじ

日本でも人気を誇る北欧のファッションブランド「マリメッコ」の創業者アルミ・ラティアの波乱万丈な人生を描いた伝記ドラマ。戦後まもないフィンランド。夫が買収した業務用オイルプリントの会社で働き始めたアルミは、個人向けに綿のファブリックにプリントすることを思いつき、1951年に新たな会社「マリメッコ」を立ちあげる。全財産を投じて行なったファッションショーは大成功。カラフルで斬新なデザインのファブリックや、女性をレースやコルセットから解放したドレスは大人気となり、事業は軌道に乗り始めるが……。イングマール・ベルイマン監督の名作「ファニーとアレクサンデル」のプロデューサーで、初期マリメッコの役員でもあったヨールン・ドンネルが監督。アルミを演じる女優の劇中劇を交えた巧みな構成で描く。主人公アルミ役に「FCヴィーナス」のミンナ・ハープキュラ。

2015年製作/85分/フィンランド
原題または英題:Armi elaa!
配給:パンドラ、kinologue
劇場公開日:2016年5月14日

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映画レビュー

5.0北欧フィンランドのマリメッコ創業者アルミ・ラフィアを垣間見る。

2025年8月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

斬新

カワイイ

Marimekko(マリメッコ)創業者のアルミ・ラティアが毛皮のコートを着て立つ姿の写真がインパクトある。

アルミの半生を演じる女優の視点、劇中劇として表現される本人と周囲の人達の心情、時にミュージカル、とても個性的な表現に驚かされる。

アルミ・ラティアの理解するのは簡単ではなさそうだし、フィンランドの歴史や文化も関係しているのかもしれない、理想郷の計画などファブリックに留まらない構想、私生活や浪費についての話など、女性起業家としての人生は興味深い。

監督は、アルミ・ラフィアと出会って1967年から1974年までマリメッコの役員を務めていた経験もあり、思い入れもあったのだろう。

「マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン」
こちらの映画も気になります。

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naomi

2.5舞台なら面白い試みだが…

2025年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

予算の関係なのか、主演女優や監督が舞台裏を見せながら倉庫のようなセットで映画は進む。これが舞台ならまあ面白いのだが映画でやる意義はよくわからない。フィンランドというロケ地の魅力も見えないのが残念。
魅力的なマリメッコのファッションが出てくるシーンも少ないし、マリメッコの爽やかで華やかなイメージとはほど遠いエキセントリックな女性経営者の姿を1時間半見せられる。実際のマリメッコ経営者が制作陣に入っているので、これが実情に近いのだろうが、まあそういうのは暴露本でやれば良いので映画はもうちょっとエンタメ要素があっても良かったのでは。あとサウナとおぼしき場所での男性3人のシーン、見えちゃいけないものが見えてるがいいのか…

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Jax

4.0マリメッコのイメージが覆る

2023年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

マリメッコが好きで、背景も知らず見始めたのだが、
創業者のアルミ・ラティアを描いた本作は、なかなか重くて、華やかでフワッとしたマリメッコとは異なるストーリーが展開された。それはフィンランドという、ムーミンやマリメッコのようなふんわり女子的なイメージと、実際の寒くて厳しい冬との差のようなもので、視聴後はリアルなマリメッコを見られたような嬉しさと戸惑いが湧いてくる。映画の予算の関係なのか、アルミを描く劇中劇のような形で進むのだが、背景をシンプルにすることで、マリメッコのテキスタイルが際立ち、良い演出だと感じた。あのように、普通にマリメッコを着こなせるのは、カッコいい。個人的にはマリメッコのことを知れた上で、良作に出会えたと思う。

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Raita Maipen

1.0いじりすぎ

2021年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

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