ラスト・ウィッチ・ハンターのレビュー・感想・評価
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この監督、カチッとしたいい仕事をなさる。
中世から生き続けている魔女ハンターのヴィン・ディーゼルが、現代のニューヨークで剣を振って人間界を脅かす魔女と戦う。ヴィンが昔から温めていた企画らしいが、まあ日本のアニメやマンガではよくありそうな設定だという先入観以上の内容はないといえばない。
ただ、ロメロの『ザ・クレイジーズ』をキビキビと現代風にリメイクしたブレック・アイズナー監督だけあって、世界観の作り込みや映像のクオリティがかなりしっかりしている。リアルとファンタジーのバランスの取り方も上手い。
ヘタすれば凡庸に陥りかねない素材でも、ちゃんとした職人たちがキッチリ作れば凡作以上の結果が出せる。強烈な作家性とかトリッキーな演出とかじゃない、地道だけど腕のあるスタッフワークの妙が味わえる良作でした。
なんでも魔女のせいにする‼️❓
蠢く虫の不気味さ
ヴィン・ディーゼル主演の、ホラー・ファンタジー。見逃していたので、Huluで鑑賞。ヴィンと言えばアクションだか、本作はそれよりも、CGによる魔女の不気味さを中心に描いている。
800年前に倒した魔女。しかし、その魔女の呪いで死ぬことができずに、現代のニューヨークで、未だに魔女ハンターを務めているコールダー。しかし、コールダーを代々サポートしてきたドーラン36世が、殺された。それを機に、800年前の魔女の復活劇が始まる。
ストーリーてしては、よくあるホラー・ファンタジーで、魔女ハンターのヴィンが魔女をやっつける内容。それほどの盛り上がりやサプライズは無いが、ワンシーン、ワンシーンを、とても丁寧に仕上げ、映像美を追究していると感じた。
魔女というより、西洋モンスター的なビジュアルで、イマイチ魔女のイメージとは違っていた。しかし、魔女が操る蠢く虫の軍団のシーンでは、背筋がモゾモゾする様な嫌悪感が伝わってきた。
本作は、ヴィン自ら温めていた作品のようだが、主演は、ヴィンでなくてもいい展開。ヴィンの良さを引き出すのは、やはり身体を張ったアクションを、全面に出した作品のように思う。彼が主演にしては、やや物足りなさを感じた。
ペスト菌をばらまくなんて・・・
なんか微妙でイマイチ
暇潰しに。。
アストンマーチン最高。
元々Ciaraがサントラだった事と、当時何かの?予告で観てずーと気になっていました。
魔女って言葉が好きで、魔法が使えたらなぁてよく思います。
大体魔女ってミステリアスでセクシーなんだけど、ハエは飛んでいるし何かと気持ち悪いです。
虫もたくさん出てくるし、虫嫌いな人は鳥肌ものです。
そして、出だしから難しそうだなぁ。といった印象。すこし見落とすと意味が分からなくて何度も巻き戻して観ました!
万人受けはしなそうだけど、このダーク感がたまりませんでした。
この道800年、全てを魔女狩りに捧げたヴィン・ディーゼル!派手なアクションはないけど、スキンヘッドも健在。最後はナイスな車でハッピーエンド。
800年もお疲れ様です!!!笑
次回作が気になる作品
魔女の女王とのバトルにて不死不死身の呪いを掛けられ、800年魔女狩りをしてきた人間の物語。
最初は安っぽく期待は殆ど無かったが、派手な演出は無いものの徐々に内容へのめり込める作品にはなっていた。キアヌ・リーブス主演の「コンスタンティン」の様にコツコツと。
作品としてギリギリの合格点ではある。
バトルは淡白。見せ場はあまりなく、ラストバトルも短時間で終わる。
1番興味があったのは次回作へ続く物語(台詞)である。この作品が序章であるかの様に。
「次回作あるならそう言う敵か!?」と。
(昔の週間少年ジャンプを例に言わせて貰えば、悪魔超人バッファローマンを倒したキン肉マンが背後には更に強く、悪魔超人を仕切る悪魔騎士の存在を聞かされる様なモノ。)
しかし、今作公開から2年が経つが続編の話は一切出てこない。このレビュー時点ではモヤモヤしっぱなしだ。
最期にイライジャ・ウッドよ。
最近君には良い役は来ないのかね?
そう思わせてくれた作品でした。
ひさしぶり
2021.1.31
何度か繰り返し観たヴィン・ディーゼル映画。
最初の30分。
彼の存在感が映画の中へ引き込む重心となっている。映画俳優は特別なチカラを持っている。
場を支配するオーラともいえるし、映画のリーダー力かもしれない。それが象徴的な意味で存在感なのかもしれない。
まれに映画監督にそうした能力をもっているひともいるが、俳優とおなじで極めて少ない。
中盤から終盤がだれるのは、カメラワーク=監督の物語への思いかな。
監督の構想力とその反映である編集が原因だろうな。
2017.7.17
ヴィン・ディーゼルはずっとすきだ。いつころだろうか?彼もぼくもシリーズに飽きてきていて、それでも「ワイルド・スピード」に関してぼくらはこの作品がすきなんだと思う。それを証左するのが逆だけど最近の「トリプルX」です。中国映画に参加しただけというのがよく分かる。最初の10分で。
さて、そんな中で久しぶりに彼らしいのがこの映画だと思う。リディックのキャラクターに負けるけど彼の本気が分かる。
一時期迷っていた時期があって、その当時の映画はつまらなかったけど彼は戻ってきた。祝福するよ。
その意味で、まだ藪の中で方向を見誤っているとしか思えないジェイソン・マイケル・ステイサムはいまは観る気がしない。
もっとも、シルヴェスター・ガーデンツィオ・スタローンも性懲りも無く「ロッキー」の続編を作るみたいだが(笑)
もう、脇役でいろよっていいたくなる。
ヴィン・ディーゼルの新境地
タイトルで選んだ作品でヴィン・ディーゼル主演って
後で知りました。良くも悪くもキャラクターが立ってる
ヴィンの主演だけにリディックやワイスピ、XXXの
イメージが付きまとうけど中世の世から現代に生きる
不死のウイッチハンターを演じる彼の新しい魅力が
感じられ思いがけない拾い物となりました。
ストレートは得てしてB級になりがちな題材ですが
いろいろなギミックが散りばめられており、
まさに監督の手腕で見ごたえのある作品でした。
バットマンの執事役で見事な演技を見せた
マイケルケインがいることで何となく
バットマン+リディックみたいな感想を
もってしまいました。
続編ありそうな雰囲気でしたが興業的には
いまひとつだったのでどうでしょう。
個人的には見てみたい作品です。
こういうのが欲しかった
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