「へえ、そうなんだ。」スティーブ・ジョブズ U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
へえ、そうなんだ。
クリックして本文を読む
良くも悪くもスティーブ・ジョブズという人が描かれてる。
空前の話題をさらってったiMacが発表されるまでの。
舞台上の彼と舞台裏の彼を描きながら。
どこまで本当なのか確かめる術もないのだが、まあ、形容しがたい人物像だった。
よく言えば初志貫徹、悪く言えば独裁者だ。
自分が提唱したものを変えない。
彼が押し通した基本理念は開発当初から抱き続けたものだった。
まるで、自分以外の者は理解できないのだと断定するように。
だからこそのカリスマなのか…。
プライベートでは平穏な日々なんて無いんじゃないのかと思う程トラブル続きだ。
家族からは憎まれ、友達からも遠慮され、孤高の天才を地でやってるような。
そして驚愕なバイタリティー。
プレゼンの前に吹き出す諸問題。
彼が常日頃から抱えてた問題が吹き出す。
…メゲるぜ、毎日あんなのと向き合ってたら。
でも、彼は止まらない。
まるで、世界の命を握ってるかのような確信と神の声でもきいたのかと、確約された未来を持ってるのかと思う程、自分の理想に突き進む。
まあ、そんな思考の持ち主なのでトラブルは当たり前といえば当たり前。
およそ、右向け右の思考から一番遠い人物だ。
あなたにとっての幸せとは何ですか?と聞いてみたい。
「そんなもの追い求めた事がない」とか言ってほしい。
コメントする