劇場公開日 2016年1月8日

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「ホラー要素が勿体無い。」クリムゾン・ピーク 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ホラー要素が勿体無い。

色々な意味で「正にデル・トロ」な一本。

画面はとにかく美しく、そして雰囲気は満点。
なれど舞台とストーリーの必然性が薄いのが残念だった。
ホラー映画の売りが、本編から外れて添え物になっているのだもの。
そこがデル・トロらしさ満開なのだが、ご愛嬌で許せるのは、やはりデル・トロだからこそだろうな。

特殊枠を邁進するミア嬢も良かったが、ロキ様の嫌味だけど嫌いになれない魅力が全開だったのは素敵だった。

総じてお好きな方にのみのオススメできる作品。
「パシフィック・リムの監督」と言う宣伝は、逆効果だね。

追:
この作品のためにわざわざ遠征し、公開2日目でパンフ売り切れ。
後日問い合わせるも、劇場のあまりに酷い対応。
もう少し配給を含め、考えるべきだと思う問題だな。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ