お父さんと伊藤さんのレビュー・感想・評価
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役者はいいんだけども
自分はこの監督との相性良くないのだけど、もしかしたら傑作かもと思いつつ鑑賞。
設定は良いしキャスティングも役者もいいのだけどハジケない、といういつもの感じ。映画のトーンもコメディ寄りと思わせつつシリアスで何が描きたいのかよくわからぬ。心に響いたのは最後のお父さんのセリフのみ。
「百万円と苦虫女」と同様に最後まで何も変わらず何も解決しないという映画で、好きじゃないですね。
主役はお父さん
無駄な作品
会話を絶やさない伊藤さんが良かった!!
あ、小説原作だったんですね
期待に違わぬ佳作。
最高
家族ってそういうもんだよなぁ
上野樹里さんのファッションもよかった
隣りの生活をみるようで、実は自分にもかかわりのあるストーリー。
自分自身、長男の役と同じような立場にあり、観ていてうなずき肩を落とすような場面もありました。
決して映画の中だけの話ではない内容が心に響いてきました。
他の人も書いていたけどコミックと言うより考えさせる映画です。
上野樹里さんは「陽だまりの彼女」「虹の女神」「スイングガールズ」を見てファンになりました。
今回の映画では上野さんのファッションがとてもよかった。かわいい、センスがある、素敵だと思いました。
ふらっと見たのに、どっぷり浸かってしまった。
本当にあらすじだけで、原作小説あるんだ。
位の軽さで見たのに大当たり!
緩やかで、現実的でそれでいて時々クスクスとなる(思わず声だして笑ってる方々も)爆笑とは行かない、『ふふふ』となる柔らかい笑い。
所々心にズシリと来て、私はチラホラ涙がうるうると。
血の繋がった、家族でもそれぞれの立場での葛藤。
そこに、柔らかいそうで時々ピリリとスパイスの『伊藤さん』、中でのセリフを借りても借りなくても思わずつぶやきたくなる。
「不思議な人」でもなんか、一人で両親のような人。
小説も読んで見ようと思います。
想像してたのと違ってたからぁぁぁ(´`:)
家族は不思議
久しぶりに、シネコンではなく、ミニシアターでの
鑑賞。
「青空エール」のかっこいい教師の上野樹里と
「スクープ」のチャラオのリリーさんが出ている
この映画を見たくて、
少し遠くの映画館に行ってきました。
感想は、嫌いでも、面倒でも、離れられないもの。
それが、家族である!
ことを、伊藤さんという、他人を通じて気づかせて
くれた、あったかい映画です。
最後にあやさんが、お父さんを追いかけて走るところ
じんわりきました。
もちろん、それができたのは、伊藤さんの優しさがあってのことだけどね〜
伊藤さんは、淡々としているようで、実は一番、
お父さんのことを思っている。
それを自然と演じている、俳優、リリーさん、
すごいです。
どの映画でも、記憶に残る演技をする、
リリーさん、素晴らしいです。
ホノボノ系だが奥が深い3人
自由気ままに生きてきた上野樹里のアパートに、兄の家で過ごしていた元教師の父・藤竜也がある日突然、転がり込んできた。
上野樹里にはバイト先で知り合い、現・小学校の給食のおじさんをしている20歳年上の彼氏リリー・フランキーも同棲しており、3人の奇妙な共同生活が始まる一風変わったホームドラマ。
朝に痛々しい青春映画『少女』を観て、気分が沈んだので、ホノボノ喜劇かなと和みたくて、今作をチョイスしたものの、此れは此れで考えさせられる物語だった。。。
気難しくていつも一言多い父親にウンザリしながらも、面倒を見る娘とのギクシャクした掛け合いは、当初、ユーモラスだが、なぜ父親が兄夫婦の家から出たのか理由を悟ると、徐々に事態の深刻さを感じ、笑っていられなくなる。
片やニート、片や介護、と日本が抱える問題が、1つの家庭の中に凝縮されているからだ。
同居が困難な事情を目の当たりにすると、特養介護施設で働き、親の介護の今後を真剣に考える必要がある私には、主人公の不安は決して他人事ではない。
険悪な雰囲気が漂う不穏な父娘の間に、ノラリクラリと入り、取り持つリリー・フランキーの存在は、とても貴重である。
家庭菜園が趣味で、唯一、歪んだバランスを整える救いのキャラでありながら、当のニートの象徴である矛盾。
でも、何故か憎めず、頼りにしたくなる。
最近、ゴタゴタばかり続いて、頭痛が絶えないので、職場でも家でも、彼の様に、イイ意味で気楽に生きたいとしみじみ思った。
では、最後に短歌を一首
『転がれば 一言多い 渋柿や 枯れど耕す サジを投げつつ』
by全竜
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