映画 聲の形のレビュー・感想・評価
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伝えたいことは?
一体何を伝えたいのかよくわからない。
詰め込みすぎに感じる。
この作品に限ったことではないが、長編の原作でも伝えたいことだけは見る側に伝わるように作ってほしい。
どうやら原作は素晴らしいようだが、原作を読まないと伝わらない描き方はどうかと思う。
ヒロインは耳の聞こえない少女だが、特にそうする必要性も感じなかった。この映画を見る限りでは障害がなくても成り立つ話かなと…
そもそも最初から物凄い違和感を感じていた。
今の時代で、しかもど田舎でもなくて聾唖の子を普通学級に入れるものなのか?
私自身、田舎育ちで、支援学級もなく、ろう学校や養護学校などは遠方しかなかったためクラスに発達障害の子がいたが、(私は40代なので30年ほど前のこと)今は福祉なんかも昔とは比べ物にならないくらいきちんとしている。
他にも色々思うことはあるが、結局いじめの酷さをより濃くみせるためにヒロインを耳の聞こえない少女にしたとしか思えない。
そう考えたらとても感動できるものではなかった。
頭をガンと叩かれたような
衝撃を受けた。原作未読。
いじめっ子が自殺を考えるまで追い詰められて、そんな人物から見た世界。全ての輪郭がぼんやり、周りの声は被害妄想で埋め尽くされてよく聞こえない。
顔も認識できない、見れない…からバツ。
顔のバツは相手を信頼した瞬間にはがれる。
そんな描写が昔の自分を描いてるようで、そのまんま過ぎてビビった。だからドンドン入り込んでしまいました。人間一度あそこまで落ちてしまうと、全然自分を大事にできなくなる。石田を見ていて胸が痛かった。
転校してきた聴覚障がいのある女の子、みんな最初はノートで会話していたけど、だんだんと遠のいていく。子どもにとって、接し方が分からない、障がいを理解していない、ことが距離を生む。教師はもっと架け橋になれよ…と思いましたね。
いい人ぶらずに、変に壁を作らずに、自然に最初から接することは大人でも難しいだろうし、かなり高度なこと。いじめってお互いに分からないから、ズレていくのだろうな。
高校になって、次々と友達が出来るのも、もうすこし掘り下げて欲しかったなあと思いました、
主人公の石田が心開くのってもうちと時間かかるのでは…と。でもビックフレンド?くんはナイスでした。
京アニ独特のあざとい演習、輪郭、仕草、などがこの映画の質を高めていて、とても感動しました。
萌え以外もイケるんじゃん!
ラストも石田視点で仕上げたのだろうな、
硝子視点だったらどんな風に終わらせたのだろう。
やっぱり、あらゆる方法を使って
好き、を伝えるのかもしれない… それがザ女子。
川井さんは一生寝てて下さい。
って思うけど、大人の女子の世界は川井さんだらけなので、とくに違和感なかったわw
アニメ映画として文句の付けようがない
原作好きの友人と見に行きました。
自分も原作は読んでいて好きだったのですが、友人は文化祭の映画制作の部分がカットされていたのが気に食わなかったようです。
私個人の意見としましては、まず映画にするにあたって時間の制約がどうしてもあります。
監督も泣く泣くここをカットせざるを得ないと思っているのが分かるくらい他の大事な部分が詰め込まれているように感じました。
音楽も最高で、音楽を制作した牛尾憲輔さんいわく、あえてノイズが乗るように悪い環境で録音したりしたそうです。
その雰囲気が絶妙で作品により一層没入させてくれる素晴らしい劇伴だと思います。何より劇伴が主張しすぎてないのが素晴らしい。
あくまで雰囲気・景色を彩る一部であることを徹底してます。素晴らしいしか言葉が出ません。
これも個人的にですがオチが大好きです。あの余韻に浸らせて静かに終わる感じが、監督はセンスの塊なんだなと感じました。
2回見ましたが涙が抑えられませんでした。
そして声優陣。もう完璧。硝子役の早見さんの演技も素晴らしすぎる。
そしてED曲。タイアップは正直嫌いなのですが、aikoがここまで合う作品も無いんじゃないかなってくらい合ってました。
ストーリー、演出、声優、劇伴、主題歌。全て完璧な作品ってほとんど無いので、ほんとに素晴らしい作品だと思います。
何度も観てしまった
レンタルして観賞しました。感動して何度も繰り返し観てしまいました。一度目の観賞では唐突な展開に感じてしまったシーンも、二度目の観賞で自分が見落としていたシーンに気付き、物語の中ではある程度時が流れており、そのように至る心境の変化があったのだろうなと理解できました。
ほっこり、道徳の授業で使いたい。
いじめた人はいじめられる。人の顔が見れなくなって人生が暗くなる。自分がいじめた人の気持ちがわかるようになる。だから強くなる、優しくなれる。そうしてもう一度人の顔を直視できるようになったとき、いじめの罪滅ぼしは完了する。
感動しました
dvdを借りて鑑賞しました。
まず、1番に思ったのが西宮さん役の声優の演技力が凄すぎること。
聴覚障がいの方の演技をあそこまでできるのは驚きました。
内容はとても重たいものでしたが、心に響きましたね。小学生の頃を思い出します。
川井さんのクズっぷりが凄い笑
イライラ笑
劇場に観に行けば良かったと、後悔してます。
とても素晴らしい映画でした。
感動!!
小学生の頃にいじめていた女の子に高校生になって再会し、それまでの罪を償うかのように心を通わせる話。原作に比べてサブキャラの個性があまり描かれていなかったが尺の都合上仕方ないことだと思う。是非、映画を見た後に原作を読むことをオススメします!おそらく誰でもこの映画に出てくる誰かに自分を投影することが出来ると思う。この映画の主題は障害にあるのではなく、それらに関係なく心を通わせることにあるのだと思う。
最高です
普通のイジメの映画は 話し合って仲良くして終わり。みたいなハッピーエンドが多いのですが、これはいじめてた人が逆にいじめられるという、現実にあることが書かれていたのですごく良かったです。
昔のことを隠しながら、罪を感じながら生きてるところに凄く胸が締め付けられました。
これ以上の映画はないと言うくらい素晴らしい映画です!!
音も、凄く繊細で、絵もすごく綺麗でした。
手話もこれをみて興味が出ました。
原作も買って読んでいます。
私はブルーレイを買って暇な時に見ています。
傷は一生癒えぬ
共同体においては、参加者全体の利益に叶うよう、共通意識とルールが暗黙のうちに書きかえられていく。個は自らの信念と異なってもそれに従い、違和感が蓄積され深い傷を個に与える。書きかえられたルールに従えぬ者は共同体から退場させられる。その受け皿になる別の共同体は用意されていない。
序盤の小学生時代の話は、異分子である生徒を受け入れた共同体がどのように変貌したのか、テンポ良く、個の違和感を丁寧に表現しながら推進する。そして、後半、その傷と個々がどのように向きあったか、こちらも丁寧だ。
高校生になり、共同体は単一で運用することはできなくなり、分化、分裂が進み、別の受け皿もでてくる。規範は緩くならないが、個と共同体の折りあいの付け方を心得ていく。別に孤独であっていい。共同体とともだちは、根本的に異なる概念だから。
過ぎた萌え表現が気になったが、それ以外は満点の一本だった。
原作未読。とても良かったし原作やこの作品を発表することに対して非常...
原作未読。とても良かったし原作やこの作品を発表することに対して非常に誠実に作られていると思う。「いじめた側が救われるなんて!」と怒る人がいるのも分からないではないけど、そこもしっかり考えて全体のバランスを取っていたと思うなー。ただしあの担任は許さん。
とてもやさしい映画
見ている人の気持ちを置いていくことなく丁寧に描かれていて見終わってとても温かい気持ちになりました。
誰しも過去の過ちに囚われて、思い出すとワーーーーッ!!!と大声を上げて頭をかきむしりたくなるような思い出があると思います。それが、丁寧に描かれていることにより、登場人物と一緒に最初から最後までを体験したような気持ちになり、消化されたといいますか浄化されたといいますか…とにかく少しスッキリしました。少し心の重りが取れたような。。
子どもの頃は未熟で、だからこそ間違うのは当たり前で。それを悪としてレッテルを貼ること、それを背負う側のこと…とても難しい問題だな、と思いました。答えがひとつではないからこそ、みんな悩んでぶつかって間違って、それでも生きている姿に本当にぐっと来ました。
生きていく上でとても良い体験をしました。
素敵な映画をありがとうございました。
よく考えさせられます。
途中で西宮とゆずると石田が遊ぶシーンでいきなりキャラおかしくなった。
すごくいい人になったなと思っていたところなのに、いきなりのあのシーンはまじで意味わかんない。
それでも、西宮が自殺しようとしたところは泣ける。
川井と植野のクズっぷりもいい。
すごく良く作られていて、ストーリーも良く、キャラクターも良かった。
最後のシーン泣けました。
いじめとはとても見苦しくこれからの自分の生き方、そうゆうことを考えさせられました。
栄光の濡れ鼠
始まりを告げるMy Generationに心を鷲掴みにされ、隠喩に富んだ表現の数々に驚かされた。
また、山田監督の描くキャラクターのあざとい仕草には辟易だが、本作では毒のあるキャラクター達としっかり歯車が噛み合っていた。
そして何より早見沙織の演技は特別なものだった。
ただ将也に焦点が当てられている割には、彼の心象の多くが省かれている為、原作に比べキャラクターが薄味になり、物語も御都合主義に思える。
耳を塞ごうとも無音の世界には届かない。
飛び降りて、その内に入って行かねば。
月、鯉、光、花火、水。
声無き聲は至る所に。
ずぶ濡れで見上げた橋の上から物語が始まる。
タイトルに納得
前から気になってた聲の形をレンタルで見ました。
漫画で最初の少しは読んだことあったのですが、想像とは意外な結末でした。
みんなの素直になれない様子や、こじれてしまう人間関係もとてもリアルで見ていて考えさせられました。
タイトルの聲の形 の意味が深く、難聴者に向けたものだけじゃないんだと知ったとき思わずハッとしました。
良い改変
昔原作を読んだが、内容は大まかには覚えているが、詳しく覚えてない。
ただ登場人物の主観が入り混じってくどかったイメージ。
本作では主人公の主観一つに絞り、商業映画として綺麗に軽くまとめている。
もし、原作を読んでなかったら、綺麗にまとめすぎと思ったかもしれない。
原作を読んだからこそ、この軽さが丁度よく感じた。
原作への忘却とこの映画を見るタイミングが丁度よかったようだ。
全ての人のバツが取れた瞬間鳥肌がたった
転校生の紹介のシーン、はじめから引き込まれた。自分が想像していた作品とは全く違う重い映画だと悟った。主人公の周りに対する心情をあえてバツで表現していて斬新だった。
この映画は決して楽しいものではないし心温まるものでもない。どちらかというともう一度観たいとはあまり思わない。観ていてむしろ心が締め付けられるような思いだったけど、主人公が塞いでた心の耳をといた時、この表現がいいかわからないけど、最後はよかったってそう思った。
…なーんて言ってみる。
割と重い内容。
アニメーションという事と、暗く描かれていない事もあって入りやすいけど、内容は真剣でメッセージ性のある物だった。号泣する。個人的には植野は不器用だけど真っ直ぐでまだ可愛げがあって好き。金髪のやわらかい系の子は名前忘れたけど最後まで好きになれなかった。
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