映画 聲の形のレビュー・感想・評価
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生きることを助けてくれる人
例の放火事件が起きた時、自分でもビックリするほどショックを受けたので、しばらくして気持ちが落ち着いてきてから、この作品を見直してみた。
クラスのリーダーが空気を読みながら皆を率いて、そこからはぐれたものは容赦なく居場所を失う教室。空気を読めず乱してしまう子、勇気が足りずに逃げ出す子、流れが変わり新たな生け贄となる子、いろんなことで居場所を失う子がいる。大なり小なり割りと良くある話でもある。
この作品の主人公とヒロインは障害や過去の過ちのせいでたくさん辛い経験をし、他人とのコミュニケーションや生きることさえ諦めようとした。しかし、最終的に互いや家族や友人たちの存在によって、誰も自分を理解したり認めたりしてくれないという絶望と諦めから救われ、たくさんの人の中で生きる決意をすることが出来た。
あの放火事件の犯人の真意や精神状態は不明だが、あんな自暴自棄な事件を起こすなんて、彼が生きることを助けてくれる人は居なかったんだろうかと思った。
タイトルなし(ネタバレ)
原作は未読で友人の家にてたまたま視聴。
表情一つ一つが綺麗だなぁと感じたが、めちゃくちゃにしんどい話ではあった。いじめや障害関係でよくない思いをしている方にとっては小学生時代はきついと思う。
ただ、ショウコのように加害者を許せるような人間もそうそういないし死ぬことを選ぼうとしてしまったショウコのほうが責められてしまうというのが中々納得はいかなかった。
石井はなんだかんだ恵まれてしまってると思うし、ショウコに対して(被害者に対して?)変な理想を抱きすぎなのではないかな〜とも思ったり。ショウコは健常者に対しての思いってのは違うし、うーん、優しすぎるんだろうなあとも思ったりもした。ショウコはもうちょっと他人を責めてもいい。
みんな思うことがあって色々考えてもやもやしているのが青春らしい映画だなあとは感じた。
映画としてはちょっと・・・・・・
知り合いに薦められて見ました。
例の事件があったため、京アニという所がどういうものを作っていたのか気になったので。
率直に言って、映画としてはあまり良い作品ではないと思う。
背景はぼかした静止画で、キャラクターだけをはっきりさせている。
人物に焦点を合わせるためかもしれないけど、結果画面が平面的で、目を引き付けるようなカットが無かった。
また、情報を詰め込み過ぎてストーリーの展開が遅く、テンポが悪い。
内容以前に、映画作るのが苦手なのかなと感じました。
画面にしろテンポにしろ、2時間の映画ではなく30分6話のテレビ版が向いていたと思います。
ただ、製作者たちが熱意をもって作っていることは感じました。
色彩とか細かな水の表現とか力を入れているし、
画面作りも映画に合わないといったけど、意欲的ではあったと思いますし。
だから、これを作ったスタッフの多くが失われたことを思うと悲しい。
幸い、監督は難を逃れたと聞くので、次回作に向けて頑張ってほしいと思います。
出来れば、まるで事件が無かったかのように。
追悼を込めて
先ずは
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、お怪我をなされた皆様の一日も早い御回復をお祈りしています。
京都アニメーションのこれからがとても心配ですが、必ずまた素晴らしいアニメーションを届けて下さる事を信じています。
ここからレビューです。
冒頭の過去回想から既に目がウルウルでした(´・-・。)クスン小学生くらいなら、あんな感じですよね。
かなりリアリティに富んでいるので(勿論、イジメられていた子がいじめっ子を好きになるとか、暴力という手段のある男の子の場合はいじめっ子が突然イジメられっ子になるのは珍しいとは思いますが…)一度でもイジメにあった方にはかなり響くものがあるのではないかと思います。
その後はベタな展開に行くのかと思ったら、まさかのあのような展開が待ち受けているとは思いませんでした。
もう最初から最後まで涙で画面が見えないくらいでした。゚゚(´□`。)°゚。
映像も京都アニメーションらしい柔らかなものでしたし、キャラクターデザインも自分の好みでしたし、言う事無しでした╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
Our heartsand thoughtsare with KyotoAnimation
絶賛まではいかないけど
面白かったけど、自殺はストーリー展開を安直にした感はあるかな。
硝子の場合はむしろ小学生のころの方が辛かっただろうし、石田にしても特に何があった訳でもないから、そこだけ拍子抜けした。
川井にはもうちょっときつい言葉を浴びせて欲しかった。
そもそもがなんだかなぁ
自分は映画しか見てないので背景的なところは知らないけど……
補聴器使ってもあんなに聞こえないのなら、なんでわざわざ健常者クラスなんだろう、というところから首を傾げてしまって。子供視点で描いているから余計に教師のダメさにも目が行ってしまう。
この二点で、イジメは起こるべくして起きているんじゃないだろうか?
大人に逆らえない子供が、子供らしく違和感と闘った結果だし、明らかな違和感と闘うための知識を大人が与えてないんだから。
そういう、大人のダメさに警鐘を鳴らす映画だというのならもう少し評価も上がるかも知れないが、ストーリーは飽くまで障害とイジメと子供達の友情について。
爽快感もなく、大人は全く関係ない風で被害者の子供がどうにか、なぁなぁに収めるだけ、って。
子供達は唯一ユヅルがイイコだったかな。ウエノも自分の悪いところ、いけないところを正しく把握していて、それを正せないことを開き直っている分まともだっただろうか。
世の中、子供の障害を認めたくないために無理矢理普通学級に子供をいれさせようとする親が多いという話は聞くが、補聴器を与えているところを見るとショウコの母親はそういった親ではないように思うのだが……。
なんにしろ、ストーリーの根幹の部分で一番悪いのが子供をフォローすべきクソ眼鏡とショウコの母親であり、その二人に何のおとがめもないまま後ろ向きな主人公二人視点で話が進み、イジメがあっても謝れば仲良くなれる、なんて子供の苦痛を無視した理想で話をまとめた上になぁなぁな物語が、なぜこんなに世の中で高評価なのか、理解できない自分がたぶん一般的ではないのだろう。
素晴らしい!泣いた!!!
誰にも感情移入出来ず。
見たいというより見ないといけないお話
ありそうなお話だなあ、という印象です。
みたい!おもしろい!というより、見ないといけないお話かな、と。
ラストもそことそこがくっつくか!となりました。
単純な恋愛ものなら、主人公の2人がくっついてただろうなあ、と思います。
やさしいお話
伝える大切さを感じる作品
shape of voice
小学生の男子は気になる子に意地悪をする。
そんな簡単な話が。
虐めるつもりはなかったのに。
イジメになって。
自分に跳ね返って。
そんな自分を変えたいと思っても簡単じゃなくて。
そんな青春の過程、成長をすごくうまく描いてると思う。
号泣してしまった。
青い春。
うまく描きすぎの感もあるけど。
まるっといい映画でした!
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