「ある意味もう見たくないけど最高の作品」映画 聲の形 misakikenjiさんの映画レビュー(感想・評価)
ある意味もう見たくないけど最高の作品
まず最高の作品であるということ。
ただ、序盤の小学生時代のシーンは見ていて辛くなってくる内容なのでとても悩ましい。
たまに出てくる意味深な描写や、話が飛ぶような描写に繋がるのはこの監督の特徴なのかな?
ぼやかしているのか簡略しているのかわからない感じのシーンは多々ある。
ネットやYouTubeなどの解説を見てからもう一度観るとしっくりくる感じはとても心地よい。
特に後半の主人公2人の立ち位置が入れ替わる伏線はとても見事だと感じた。
(ネタバレになるので内容は書きません)
石田の西宮へ対する罪ほろぼしと同じようにクラスメイトが石田に対しての罪ほろぼしをしているのを見ると皆同じ境遇に立っているのがしっくりとくる。
タイトルにはもう見たくないと書いたが、3回は観てしまっている、そんな映画です。
こんなに面白い作品があったことに8年間気づかなかったのは勿体なかったな。
最後に、マリアちゃん可愛すぎる。
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