「小学生時代のいじめが見ててつらい」映画 聲の形 cenrivさんの映画レビュー(感想・評価)
小学生時代のいじめが見ててつらい
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耳の聞こえない女の子の補聴器を何回も(170万分も)小学生が壊すとか😨
ノートを捨てたり机に落書きしたり、話し方をバカにしたり。そしてそれを見て見ぬふりをする、他の生徒たちとまさかの担任。
いじめがえぐくて見ててつらい。。。
そしていじめの犯人探しをしたときに、主人公の男の子石田が罪をなすりつけられ、(石田は主犯格だったが)それをきっかけに今度は自分がいじめられるようになってしまった。
これも、また切ない。自分がやられてみて気付くっていうのも。。
そしてお互い高校生になり、石田は罪を償うためか死のうとする、が母親に見つかり、生きることを約束する。
そして、耳の聞こえないしょうことたまたま再会し、恋に落ちるのだが…。
あんなことされたのに、好きになるのだろうか、
石田のいじめはひどい以上のものだった。
でもたしかに高校生になった石田は改心はしていて、いじめられている同級生の永束くんを助けたり、しょうこの妹の結絃を助けたり、更生はしている。
そしてみんな幸せになりかけていたそのとき、しょうこは自殺をし、それを助けた石田が変わりにビルから落ちてしまう。
結局いじめた方もいじめられた方もずっと死にたいと思っていたのだ。
障害といじめと生と死など複雑なテーマがからんだ作品。
ちょっと好きになれないキャラが多すぎて、しんどかったが、他の人のレビューを読むと、このひとすきじゃない!と思ったひとが(例えば川井さん)、過去にある経緯があってそういう生き方をしているとか、書いてあったので、映画では描かれなかった原作を読んでみようと思った。
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