「高校生の硬質ヒューマンドラマ」映画 聲の形 としろーさんの映画レビュー(感想・評価)
高校生の硬質ヒューマンドラマ
聴覚障害者を主人公にキレイ事で話が進む訳でもなく、お涙頂戴のラブストーリーでもなく、大変身や大変革というほど登場人物が成長する訳でもなく、冷静に観ることのできる作品だった。
演出というかカット割りに工夫が成されているのか、観客を物語に入り込ませること無く客観的に観られるように作られているように思えた。
原作未読のため、作品に集中できたのが功を奏した部分もあるか…書店で見かけた記憶では単行本で7〜8巻だっただろうか。そのサイズの作品をうまく2時間にまとめているに違いない。縁があればそちらも楽しみたい。
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