溺れるナイフのレビュー・感想・評価
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絶対彼女
菅田将暉さんの演技や立ち姿、全てに引き込まれっぱなしの2時間。中学時代の、全てを俯瞰したような目や表情。どこか人間離れしているような走り方や所作。そして時に見せる笑顔や爆発した感情。菅田将暉さんの演技の全てを見逃したくない、そう思った。
菅田将暉さんだけでなく、重岡さんのナチュラルな演技もとてもよかった。大友(重岡大毅)がいて、夏芽(小松菜奈)のコウ(菅田将暉)への想いがより強調されたし、ずっと見続けられたのだと思う。カラオケでの「笑ってよ」というセリフ、印象深い。
また、映像がとても美しく、浮雲の自然や火祭り、水中でのシーンは息をのむほどで引きこまれた。水中でのシーンがアテレコを使っていて不思議だった。
ストーリーに関しては、展開が急な部分が多く気づいたら時間がかなり経っていたり、夏芽の感情の変化についていけないところもあった。またBGMの入れ方が唐突だったり、テンポの掴みづらい曲を使っていて違和感を覚えた。
神秘的で狂った不思議な世界観。
心に焼き付く映画、そして大友よ!
「溺れるナイフ」
原作ファンの人たちのつっこみたい気持ちも、映画ファンの人たちのつっこみたい気持ちも、両方分かります、分かるんですけど…けど!!観終わった後、どうしても心に焼き付いて離れない作品です。
コウちゃんは、菅田将暉だから成立したなって思う人も多いと思う。小松菜奈ちゃんは「黒崎くん〜」に出てた時も思ったけど、あのあまり上手くない走り方がくそ可愛い。上白石萌音ちゃんはまぁ普通に合ってる。
そして、まさかの大友…どハマり具合よorz
重岡くん本当凄い。神!この存在に本当助けられた部分多いのではと思う…。大友との恋ももっと時間かけて観たかったくらい。重岡くんの大友が素晴らし過ぎた。1日の9割菅田将暉のこと考えてる私が、頭が大友でいっぱいになった!今年1番のどきどき過ぎて大スクリーンで観るには刺激が強い…笑。(・・;)館内のお客さんがシーンとし過ぎてて私は声を押し殺して観てた。
また、夏芽が一生懸命コウちゃんを追いかけてくシーン、大友が夏芽のお見舞いに来たシーン、大友のカラオケ熱唱シーンなど、長回しのシーンが魅力的だった。音楽も可愛い。
あと思ったのは、今回みたいに、少女漫画原作の実写は女性監督が撮るべき笑。三木孝浩/新城毅彦/廣木隆一だけにしか少女漫画原作映画って撮っちゃいけないのかい…とよくウンザリする。女の子がいいなと思う話を女の漫画家が描いて女性監督が実写化→この流れが定着すればいいのに。
完璧な作品とは言えないと思うけど、何度も観たい作品ではあります。
原作未読で行きました。退屈な場面など一切無く登場人物が少ないところ...
原作未読で行きました。退屈な場面など一切無く登場人物が少ないところもよかったです。菅田将暉、小松菜奈の演技は圧感で言葉では表せられないほどコーちゃんとなつめの世界に引き込まれました。ビジュアルも映像も美しい。大友くんとなつめのシーンはアドリブが多いのかな?と思えるほど自然体で笑える部分もあり、そこがよかったと思います。皆さんハマリ役だったと個人的に感じました。観終わったあとは心臓がドキドキして心が満たされた気持ちでいっぱいでした。
雰囲気だけのクソ映画。予習は必須。
正直、これで1500円とるとか大丈夫かな、と思うくらいのクソ映画でした。
まず展開が早すぎます。
綺麗な絵をとるためだけに登場人物の心情を雑に表現しすぎです。
あらかじめ原作を読んで鑑賞した方はある程度楽しめますが、原作を読んでいない人はポカーン、という感じでしょう。
エキストラの台詞棒読み具合にも映画の雑さを感じました。
ただ菅田将暉さんと小松菜奈さんは本当に綺麗でした!
また映像も美しく、水中のシーンなどは、海の青と、菅田将暉さんの金髪、小松菜奈さんの黒髪のコントラストがすごく美しかったです。
キャストの菅田将暉さんや小松菜奈さんに助けられましたね、という感じの映画でした。
映画のストーリーを楽しみたい、という方にはオススメできませんが、菅田将暉さんや小松菜奈さんの綺麗な映像をみたいという方や、既に原作を呼んだ人にとってはオススメの映画です。
観客を置き去りに雰囲気だけで突き抜けた映画でしたが、映像は美しかったので評価は1.5を付けたいと思います。
これから鑑賞する方は原作を読んだり、展開を調べたりなど、予習が必須です。
今までで1番の実写化映画!
漫画実写化反対派の私が初めて見たいと思った映画です。予告で見たジョージ朝倉の世界観を見事に再現したきれいな情景と見事なキャスティングに惹かれ、公開初日に行ってきました。溺れるナイフ愛読者で実写化反対だった方も絶対見た方がいいと言える作品になっていました。コウと夏芽もハマり役でスクリーンに釘付けになりました。何よりも大友役がすごくいい。正直主役にしか目がいってなかっただけに彼の演技にはびっくりさせられて終始鳥肌がたってた。大友の熱唱シーンには涙したし、難しく重い話が続く溺れるナイフ、大友の存在がなければ最後まで見れないと思う。でもちゃんと恋愛映画らしいキュンキュンしたシーンもあって今までにない映画。今までたくさんの映画を見てきたけど、ここまで実写へのキャスティングがいいのも初めてだし、その配役みんな演技や表現の実力があるし、あのジョージ朝倉の世界観を表現できる監督や音楽も凄いし、正直こんな映画初めてで驚いています。見て損は絶対ない。最高の映画でした。傑作。Twitterやインスタ、Naverまとめなど公開初日にして既に話題になってましたよ。各キャストさんの代表作になること間違いなしです。
菅田将暉の魅力全開 田舎の景色と、音楽、スクリーンの脇役として君臨...
美しい作品でした
10/26、よみうりホールでの試写会にて鑑賞
原作の大ファンだった私はキャストに菅田将暉くんと小松菜奈ちゃんというどビンゴな二人に公開前から大満足と大期待。
映画は甘々なシーンばかりをいれず、漫画の重要なシーンがカットされていないところに感無量。
ただ、1つ言うならばマニキュアの色が黒とオレンジではなかったのが残念。
しかし、本物の望月夏芽と長谷川航一郎のような二人が終始美しすぎてウットリしてしまいました。
また撮影地に使われた和歌山の景色や神さんの海が原作とそっくりで実際に行ってみたくもなりました。
大友役の子が話すたびに会場にはドッと笑いが起こっていたので、ファンの方が多かったのかな?
かなちゃん役の上白石萌音ちゃんもセリフは少ない役ですが、存在感がしっかりあり中学時と高校時のビフォーアフターに目を疑いました。
あ、そうだかなちゃん途中ですごい変わったんだ!としばらく読んでない原作を思い出しました。
原作を読み終わり方もしっかり理解している最後までスッキリ楽しんでみれましたが、原作を読んでない方は最後はどうなったのか頭にはてなが浮かぶかもしれないなと感じました。
観た方がどう感じたかこれからレビューを見るのが楽しみです!
おお
漫画を知ってる人は、実写化してほしいシーンがしっかり実写化している
まず、カットが独特…
周りの背景が和歌山の綺麗な大自然なために
それを生かされていたし
その美しさに負けない美男美女のキャストが
すごく絵になっていました。
内容的にもカットの絵の撮り方も
女の子が好きな人にはついしてしまうような
女の子の妄想と嫉妬と恋愛と格闘する思いが
詰まっている。
菅田将暉くんの鋭い目線に
劇中ころされかけるほど、胸がグッとなって
ドキドキした。
キスシーンなんて全て素晴らしいシチュエーションだし憧れだし
女の子だけでなく男の子にも見て是非見習ってほしい(笑)
わたしが個人的に好きなシーンは
夏芽が、大友とデートする前に
マニキュアを足に塗るシーン…
海で出会ったコウは暗い青い色のマニキュア
次の日大友とデートするっていう気持ちからも
小指だけ椿の色の大友をイメージして塗るシーンなんかは
私はとても好きだった。
マニキュアの色が、オレンジではなく赤なのは
恐らく、次の日大友に「椿が咲いてるみたい」
と言わせたかったのか
それとも青とか赤で、コウと大友を対比させたかったのかと思う
私はとてもよかったと思う。
なんでも気持ちを真っ直ぐにぶつける夏芽が
少女マンガらしく、言葉ではないところで
気持ちを表現したひとつだと思うし
重岡くんのファンである私は
他の人のレビューをみて、重岡くんのどんな違う姿が描かれ、詰まっているのかな?
と期待してしまっていたが
いざ見ると
まんま、重岡大毅(笑)
雑誌のインタビューをみると、重岡くんは大友をすごいと言っていて
あんな積極的になれないなんて言っていたけれど
長回しのアドリブシーンだけだったからか
演技、というよりも重岡くんをみている気もした。
重岡くんの好きな部分が詰まった映画だと思います。
菅田将暉くんの目線と強引さに
何度も目を伏せたくなった
恥ずかしくなるくらい、ドキドキしてしまった。
大ヒット間違いなしの映画
山戸結希監督はすごいと思いました
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