マネー・ショート 華麗なる大逆転のレビュー・感想・評価
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事実に基づいているので、結末も分かるし、過程を楽しむ作品。金融のち...
事実に基づいているので、結末も分かるし、過程を楽しむ作品。金融のちょっと難しい話のため、説明が多い。テンポもいいけど説明が多い。
冒頭の「厄介なのは知らないことではない、知らないのに知っていると思い込むことだ」が、見終わったあと、我々が大きなシステムの中にあることの恐怖を思い出させてくれる。
PLAN Bに好印象!!
私は金融工学はインチキで銀行員はゴミだという考え方です。PLAN Bはあまり頭が良くない制作会社だと思っていましたが、本作はマーゴット・ロビーを使って初っ端から「サブプライムはクソという意味」と言わせたり、シェフやポールダンサーを使って説明する等、かなり噛み砕いて伝えようとする努力を感じました。同時期公開の「スポットライト」が全編畳みかけるような台詞でまくしたて、煙に巻こうとする悪意を感じたので、それに比べたら遥かに好感を持てます。やはり「ウルフ・オブ・ウォールストリート」と比べると高揚感がありませんが、プレイヤーたちがどうやりくりしているのかは伝わってくる気がします。クリスチャン・ベールはすっかりオーラが消えてしまい、枯れてしまった印象です。Gorillazの"Feel Good Inc."がかかって懐かしかったです。
倫理的
経済の専門用語とか、株の話だからちょっと難しかったけど、途中でちょいちょい解説が入るからなんとなーくついていった。
クリスチャンベールの変人役は結好き。
音楽もかっこいいし、かっこいい作品だと思う。
でも、結局、道徳とか倫理観の話な気がする。実話だから余計考えさせられるというか。頭のいい奴が周りを出し抜いて、自分たちだけちゃっかり儲かっちゃう!ってとこの中に、良心との葛藤をうまく描いていると思う。クールな作品!
さすがにこれは「俺たち金融ブラザーズ」って邦題付けられないな! お...
さすがにこれは「俺たち金融ブラザーズ」って邦題付けられないな!
お前らは皮肉ぶっていながらも、どこかでシステムを信じている、というセリフが印象に残った。あと、実際に現地に足を運んで調査することの重要さ。
無審査ローンで家を何件も買えちゃう話は町山さんの本で読んで、あまりにも荒唐無稽すぎてギャグかよと思っていたんだけど、これ笑えないな...
サブプライムローンの危険性に気が付いた男たちの話。ちょっとした解説...
サブプライムローンの危険性に気が付いた男たちの話。ちょっとした解説はあるものの、専門用語がでてくるし興味のない人に分かりづらいかも。銀行ってずるいよなぁという感想。リーマンショックの裏側がわかるようになる映画。
ぜ、ぜんぜん華麗じゃないし!どうしてこう酷い邦題にするんだ…。 と...
ぜ、ぜんぜん華麗じゃないし!どうしてこう酷い邦題にするんだ…。
とは言え作品はよかった。
金融用語、がっつり予習したのでハテナにならずに済んだけど、わかんなくても大丈夫そう。
ただラストの苦さは、リアルに体験した世代でないと沁みないだろうなあ。
そして映画にできる、本に書けることなんて、まだまだ表面上だけで、現実はもっともっと凄かったんだろう。
そして今も続いているのだねー。
今さらながら、もっと勉強しよ…と胸に刺さりました。
バブルに浮かれていた人たちの滑稽さ
アメリカのリーマンショックを勝ち抜けた男たちの話。
とにかく金融の専門用語が飛び交う。それをいちいち理解しようとするのは困難。ストーリーの大枠を理解することに専念するのが賢明だろう。
バブルに浮かれていた人たちが滑稽に見えるのは日本と同じだが、リーマンショックはさらに悪質な印象を受ける。
勝ち抜いた男たちが皆悲しみをおびているのもこの問題の根が深いことを象徴していた気がする。
真面目な硬派の経済映画
2016アカデミー作品賞ノミネート
真面目。硬派。
経済用語の説明を工夫して、かつ複数の話を並行して、飽きないようにしてるけど、これは真面目な硬派の経済映画だよ。それも、経済破綻の話なので、結末は重苦しい。知らなくてはいけない映画のひとつだね。これを、皆がとりあえず見てみようと思わせた宣伝戦略は、すごい。こういうのも必要だよね。まさに啓蒙映画。
当事者である、家を失い年金を失ったアメリカ人達は、どうみてるのだろう。日本における敗戦映画のようなものだろうか?
疲れたから、元気の出そうなオデッセイでも見よう。
なかなか面白かった!
リーマンショックを予期した男たちの話。
多くの人間を失業や借金苦に追い込んだ
リーマンショックの裏側で
こんなことが起きていたとは。
金融界を揺るがす恐慌が起きることに投資した登場人物たちの素直に喜べない描写もよかったです。
若干長さが気になりましたが、最後まで興味を持って見ることができました。
サブプライムローンのしくみと
なぜリーマンショックが起きたのか
についての基本的な知識が無いと
分かりづらいかもしれません。
難しくて理解できない
この映画の面白さはウルフオブウォールストリート的な知的面白さであると思うのだが、金融の知識が一切ない僕にとってはいささか難解すぎた。映画の途中でググってみたり、解説している場面を巻き戻してみてみたりしたのだがそれでもなんとなくしか理解できず。リーマンショックの全貌がわかるというのが売りの映画だがそれも難しすぎて理解できず。これだけ専門的かつ複雑な状況だったから、誰も気づかないうちに
まずい状況になって、ある日突然経済危機が起きたんだろうなということしかわからなかった。
ストーリーがよく理解できない時点で映画としての機能を失っている。
リーマンショックの本当の原因は?
…本当に悪いのはサブプライム・ローンやモーゲージ債なんかじゃ無い。アメリカの腐った金融体勢こそが原因なのだ!!(そしてその体勢はリーマンショック以降も変わっていない)
というメッセージが込められているように感じました。
非情でスリリングなエンターテイメント。
オススメです。
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