マネー・ショート 華麗なる大逆転のレビュー・感想・評価
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2008金融危機の実態ダイジェスト
リーマンショックやサブプライムローン、というワードだけで一括りにした薄い認識を、
本作で一気に上書けた。
とても分かり易い!
誰も責任とらず、
破綻後も変わらず。
マークの苦悩と、ベンの叱責がハイライトだった。
なんだか難しかった!
全体を通して話がややこしくて、ほとんど
意味が分からなかったです、、、
話は難しいが、主演が凄く豪華で、それが
あったから最後まで見れました!
DVDが発売されたら、よく見直したいです!
真実を見抜く洞察力と正義感
当該作品は、リーマンショックの裏側でいち早く経済破綻の危機を予見し、
ウォール街を出し抜いた4人の男たちの実話を描いた社会派ドラマです。
第88回アカデミー賞では、最優秀作品賞は逃したものの、
合計5部門にノミネートされた作品です。
日本では、遅まきながら先週公開し、先週末興行成績が、初登場4位でした。
TVドラマでもそうですが、今の日本では、難しい作品は嫌われる傾向があり、
私は、大変危惧しております。
真実を見抜く洞察力と
真実に基づき、正義感から行動を起こす勇気があれば、
リーマンショックは、起きなかったかもしれません。
私は、物を右から左に移動させるだけで利益を得る商社マンが嫌いです。
まして、マネーゲームだけで、利益を得る金融業界は、更に尊敬できません。
ものづくりを忘れてしまった米国。
NEC-PCが中国企業のレノボに買収され、
シャープが、台湾企業のホンハイに買収され、
東芝が不正会計をする日本の製造業。
日本も、米国の様になってしまうのでしょうか?
Michi
音楽は楽しいがCDOとCDSがごっちゃになってくる
冷静にみせないようにするためか退屈になりそうな経済テーマを飽きさせないようにするためか、とにかくアップのシーンが多い。
私には難し過ぎました。
面白いと言えば、とても良い映画でした。
なかなか考えてさせられる場面もあり、とても
見応えのある映画だと思います。
ですが、私にはちょっと難し過ぎました。
銀行などで使われる専門用語が多すぎて、途中
訳がわからなくなりました。
精神はカッコイイが難しい。全く優しくない経済映画。
【賛否両論チェック】
賛:先見の明を持って、世界の流れに敢えて逆らい、勝ち抜けていった主人公達の気概には、考えさせられるものがある。
否:「経済の仕組みについて知っている」という前提で話が進むので、そもそもの予備知識がないと、何が何だか全く分からないまま、退屈して終わってしまいそう。“第4の壁”を破って話を進める演出にも、好き嫌いがあるかも。
恐らく大抵の人が観た第一印象は、
「とにかく難しい!!」
ということだと思います(笑)。観る方が経済の仕組みを知っている前提で話がどんどん進んでいくので、知らないと
「え?それで結局、損したの?得したの?」
なんて、訳が分からなくなってしまいます。それが映画の最初から最後までずっと続くので、予備知識は必要です。
とはいえ、世間に対する“ウソ”が蔓延したウォール街にあって、先見の明を持って、敢えて大勢に勝負を挑み、勝ち抜けたアウトロー達の姿は、観ていて勇ましいものがあります。ブラッド・ピット演じるベンが、空売りに成功して浮かれるチャーリーとジェイミーに対し、
「〝経済の負け”に賭けたんだ。破綻で1万人が死ぬ。はしゃぐな。」
と叱るシーンが印象的でした。
なんとなく、頭がイイ人向けの作品かも知れませんね(笑)。
リーマンショックの裏側で、イビツに膨れ上がった金融システムを描く社...
リーマンショックの裏側で、イビツに膨れ上がった金融システムを描く社会派ストーリー。空売り等の投資の仕組みを多少知らないと話の展開についていけないかも。
経済の悪ノリとも言えるほどのバブルと、破綻と、市民による尻拭いの歴史は繰り返すのだとここでも教えてくれます。
言い訳にならない。
リーマンショック以前に経済破綻の可能性に気付いた金融マンたち
の実話を豪華キャストのアンサンブルで楽しませる社会派ドラマ。
とにかく聞き慣れない金融用語がビュンビュン飛び交うので「?」と
なることしきりだが、突然ゲストがカメラ目線で解説をしてきたり
するのである程度楽しめる^^;音楽がガンガン流れてテンポも早い。
タイトルにある「華麗」とは程遠い憂鬱で悲惨な運命を辿る金融情勢
だが、おそらくこの4人以外にも薄々勘付いた人いたんじゃないの?
とも思う。とかくバブル景気に沸いていた日本人だってそんなもの
だったろうし、でも一片の損失で済んだ人だってどこかにいる訳で。
彼らの口車(とは言いすぎだけど)の華麗さよりも自国の運命を嘆く
後半の怒号の方が観応えがある。ブラピの戒めがここで活きるよね。
私には関係ないからと知ったかぶりしているのは確かに怖いことで、
いつか自分の身に降りかかってからではもう遅いことがよく分かる。
なにが起こるか分からない現代社会への警鐘を鳴らしてくれる作品。
(徳永英明のあの曲をあの場面で使うとはねぇ…笑えないじゃないか)
かなり難しい
金融の知識,専門用語がある程度分かってないと,さっぱり分からないと思う。“映画を見た”というよりも“リーマンショックの説明を見た”という感じ。クリスチャン・ベールがアカデミー賞にノミネートされたが,個人的にはスティーブ・カレルのほうが上だと思った。
ちょっと難しいけど退屈しない
金融用語が難しく、展開に頭がついていかない所もあるけど、いろんなことを考えさせられた。主人公のひとりが、不正を許せなくて悩む所が印象的。こういう人もいたのかと感心しそうになった瞬間、いや、ここに登場した人たちは、買ったり売ったりしているだけで何か価値を生み出した訳ではないことに気づいた。そう思うと、この正義の人は、自分も詐欺師と同じではないかと言って涙するのも深い。徐々に米国の金融の実態が明らかになり、ここまでひどいのかと思い知らされ、それに気づいて世界経済が破綻する方に大金を賭けて、更に大儲けしようとする悪魔のような者たち…金融って一体何? その仕事に義はあるの? という気持ちになった。
邦題に偽りあり、が、真摯
池袋シネマサンシャインにて。端的に結論を言えば、「邦題に偽りあり」です。華麗なことは一つもないし、大逆転もあんまり感じなかったです。しかし、作り手がサブプライムローンやリーマンショックにまつわる、銀行や投資家の連中に、真剣に怒っていることはきちんと伝わってきました。監督が「俺たちニュースキャスター」のアランマッケイということでコメディ要素はあります。が、敢えてそれを抑え、実際に多くの人が被害を受けたことをきちっと伝えていることは好感が持てました。経済的なことに無頓着な自分でも、話を一生懸命追ううちに、おぼろげながらも真実がわかってきます。とりあえず、資本主義は今回の失敗から何も学んでいないという事実にはいい加減嫌気が指したのでした。
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