マネー・ショート 華麗なる大逆転のレビュー・感想・評価
全256件中、181~200件目を表示
金融取引の危うさが見える
久しぶりに考えさせられる映画だった。リーマンショックで知られる金融破綻。映画の日本語タイトルは好きじゃない(決して痛快娯楽映画ではないから)。現代の金融商品が如何にわかりづらく細工され、如何に市場リスクを嗅ぎ付けるのが難しいかを気づかされる。計略だらけでリスクの大きい金融取引では誤った(あるいは作為的な)信用格付けが大手金融機関をも欺き、そして最後に一般市民がババを引く。資金運用といえば聞こえは良いが所詮マネーゲーム。原作名「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」どんな市場の局面でも大儲けしている輩はいる。市況の低迷を理由に損失を正当化するファンドマネージャーなど、どの程度のものか。
没落する覇権国
まず、金融用語が連発されるので、最低でもMBS,CDO,CDSの3つだけ事前に把握して見てください。
クリスチャン・ベールが垢抜けない役をうまく演じていますが、彼が軸に話が進むわけではなく群像劇仕立てになっています。
また、途中まで気づかなかったのですが、よく見るとブラット・ピッドが出てます。
文章で読むべき話を映画化しているため、恋愛要素や個人を掘り下げたような描写は少ないです。
リーマン・ショックとは何だったのかを飽きさせず、誰にでもわかるように作り上げたのは見事です。
アメリカの覇権が経済面から、いかにして崩れていったのか。
(そして各国は離れていき、残った仲間は日本だけであること暗示したいくつかの描写・・・)
かなり集中して見ることになると思うので、シラフでの鑑賞をオススメします。
83点。
マイケル ルイス原作
カレルに首ったけ!
スティーブカレルの演技に惹きつけられる!何故アカデミー主演男優賞にノミネートすらされてないのか不思議。前作のフォックスキャッチャーの怪演とはまた違った意味での怪演っぷりで世の中の不条理に怒り続ける姿には釘付けです。
話は専門用語の意味を理解できず、自分の頭の悪さを呪いました(笑)
脳内フル稼働で専門用語を理解しようとしたけどついていけなかった、、、
風呂解説とかカジノ解説とか(鑑賞した人ならわかる言い方!)で内容はわかるけど専門用語がバンバン出てくると頭が大変。
劇中でのセリフではないけど専門用語を使って煙に巻かれてる感じ。
いやこちらの力不足なんですけどね。
そういう理解しきってない部分が多々あったけど役者陣の演技でわかるようになっていたのでよかった。
スティーブカレルが特にね。
あと、ブラッドピッドはやっぱりおいしい役どころなのね!
久々に良い邦題(笑)
専門色が強いかな?
難しいけど格好良かった!
自分の無学さを痛感
俳優陣の豪華さと宣伝に惹かれて観たが、金融の知識に疎い自分には、内容はさっぱりだった。
合間合間に、金融の用語をたとえ話で説明してくれていたが、それすらも自分には難解だった。
登場人物たちのバックグラウンドを把握するので精一杯。いや、本音を言えば、それすらも完全には把握できていなかったと思う。
そんな自分が脚本にいちゃもんをつけるのもどうかと思うが、
あえて言わせてもらえるなら、
もうすこし登場人物を絞ってくれたらありがたかった。結局、最後まで誰にも感情移入できずに終わってしまったからだ。
万人受けしない作品ということで星は控えめにつけたが、金融関係の方からみれば、良作なのではないだろうか。なんといっても、俳優陣は一流が揃っているのだし。
ちょっと難しい
全256件中、181~200件目を表示