マネー・ショート 華麗なる大逆転のレビュー・感想・評価
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本来なら知識がないと付いていけない内容なところ、音楽、演出、編集、...
本来なら知識がないと付いていけない内容なところ、音楽、演出、編集、演技等で上手くその瞬間の空気感を伝えることで観客を引き付けて最後まで付いて行かせちゃうのは圧巻だった。当時はニュースの向こう側でしかなかった出来事の事の大きさにあてられて疲れた。
仕事やめたくなる傑作
暫定今年ベスト!リーマン・ショックの顛末を軽快かつ簡潔に描いてみせた!ただどうしても遣る瀬ない気持ちになる…それは今では俺自身が劇中で描かれる投資銀行の末端の構成員でもあるからだろう。俺の言葉でいわせてもらうなら本作は「仕事やめたくなる傑作」
監督のアダム・マッケイはコメディ出身で意外ともいえる人選やけど実は物凄く正しい。なぜならリーマン・ショックにまつわるすべての事象が「笑えないけど笑うしかない」から。このテーマの本質を突くならばブラックコメディという枠組みでなければありえない
『マネー・ショート』はあえていうなら『ウルフ・オブ・ウォールストリート』+『マネーボール』やな。つまり傑作です
ただこの邦題はいただけない。別に「マネー」を「ショート」してるわけじゃない。「華麗」でもないどころかむしろ「暗澹」たる気持ちになる。絶対に『ビッグ・ショート 世紀の空売り』にスベキだったな…
金融業界のアウトサイダーの話ってなんでこんなに面白いんだろう
あらやだ、
よく出来てました
逆張り。
難しいけれど考えさせられる映画
住宅ブームの最中にサブプライムローンの欺瞞を見抜き、空売りでリーマンショックの際に大金を得た人達の話です。金融の理解しにくいところもありますが、説明に工夫が凝らされていて、登場人物が観客に向かって話しかけたり、コメディ的に作られています。誰にも信じてもらえない苦境から彼らの予想が的中して大逆転というストーリーですが、予想が的中したことで多くの人々が住宅を失い、借金に苦しんだということで爽快感はなく、金融危機を引き起こした金融機関が救済される現実に不満を感じました。難しいけれど、いろいろ考えさせられる映画でした。
中身が理解出来ない、徹底的予習が必要
こんな俺でもなんかわかった。
リーマン・ショックの内情
銀行とファンドとローンと保険とアメリカのバブルのお話。
複数の投資ファンドが登場し、ぽっかりとあいた気づくはずなのに誰も気づかなかったという落とし穴を見つけて博打を打つ。しかし、それからがたいへんだった。
金融関係の複雑に見える取引や交渉を描いた実話をもとにした映画なので、その手の映画が苦手なかたはしんどいと思う。わたしは非常におもしろかった。
バブルがはじけてからのちのファンドマネージャーの気性が変わったという点に安堵した。よかった。
医学博士の彼がある種のアメリカンドリーマーなのに投資をやめてしまったことが苦行だった数年間を思わせて、経済の相場師というもののつらさ、しんどさが伝わってきた。
自分に照らし合わせてみるとしんどいが、実話を映画としてみることができたと考えればたいへんおもしろく興味深い。リーマンショックの内側を上手に説明してくれる映画。
難しいバブル崩壊、何となく理解
難しいけど、何となく何故バブルが弾けた(リーマンショック)か理解できるので、気軽に見てみては?
日本料理店のノブってお店のBGMとして徳永英明の歌がかかっていて、台詞も被って歌詞はあまり聞き取れなかったけど、ホッとした
リーマン・ショックの裏で・・・
主流に抗う
軽い調子が良かったです。摩訶不思議に膨らんだ景気の崩壊を、ナナメから見せていて面白かったです。
当事者達の地獄は数字として示されるだけのシニカルさ、そこがかえって生々しい…。
経済学用語はピンとこなかったけど、例え話も合わせてなんとなくのアウトラインは掴めました。
前半の軽薄で浮ついた空気感がうまいです。
かつて社会に出て間もなくバブル景気に身を置いた世代です。時代のムードを本当に盲信してたよな、苦く笑うほかありません。
ポスターの印象で、彼等はチームなのかと思っていたら違いました。
名優達が、主流に抗うそれぞれの変人ぶりを見事に見せてくれました。ブラッド・ピットと組んだ若僧達も、ポスターに載せてあげていい位に良い味出してました。
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