「リーマン・ショックの内情」マネー・ショート 華麗なる大逆転 さくらさんの映画レビュー(感想・評価)
リーマン・ショックの内情
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銀行とファンドとローンと保険とアメリカのバブルのお話。
複数の投資ファンドが登場し、ぽっかりとあいた気づくはずなのに誰も気づかなかったという落とし穴を見つけて博打を打つ。しかし、それからがたいへんだった。
金融関係の複雑に見える取引や交渉を描いた実話をもとにした映画なので、その手の映画が苦手なかたはしんどいと思う。わたしは非常におもしろかった。
バブルがはじけてからのちのファンドマネージャーの気性が変わったという点に安堵した。よかった。
医学博士の彼がある種のアメリカンドリーマーなのに投資をやめてしまったことが苦行だった数年間を思わせて、経済の相場師というもののつらさ、しんどさが伝わってきた。
自分に照らし合わせてみるとしんどいが、実話を映画としてみることができたと考えればたいへんおもしろく興味深い。リーマンショックの内側を上手に説明してくれる映画。
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