コインロッカーの女のレビュー・感想・評価
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闇社会と恋心を見事に表現した演技
10番のコインロッカーで見つかったのでイリョンと名づけられた捨て子。
最初はかわいらしい真似事だったが、借金取り、そして臓器売買の手助けをする家族の一員となった・・・料理人の青年の貧しいのに陽気で優しいところに心惹かれてしまったイリョン。やがて彼の借金の元となる父親が逃げたため、彼の臓器を回収する命令が・・・あぁ残酷。しかし、イリョンは直前で自閉症の兄を殴り、ソッキョンを逃そうとする。それでも組織の力は恐ろしい。地下駐車場には闇医者のアン先生が・・・
日本(?)に売り飛ばされそうになるが、そこも辛うじて逃げ延び、もう家族や家族から独立したチドはもうバラバラ・・・最後には母さんも諦めて、イリョンの復讐を敢えて待つことにした。なんだか歴史は繰り返す!みたいな終わり方で、悪の組織はこうやって生き延びるんだな~としみじみ感じる。もう日本じゃあまりお目にかかれない暴力団映画もこうやって韓国で生き延びているわけですな・・・ためいき。
器が小さいマムの映画
コインロッカーに捨てられていた女の子の赤ん坊が闇貸金業の女に育てられ、ごく普通の感情さえ捨て闇金ファミリーの為生きていたのだが、、、。
血の繋がりの無い家族の中で生き抜かなければならない主人公に差し伸べられたごく普通の優しさ。
それは恋でもあり、彼女にとっては一生手に入るとは思っても無かったもの。
それをいとも簡単に踏み潰すファミリーには見応えがあったが、そこ辺りから物語の雲行きが怪しくなる。
とことん闇金ファミリーの「掟」重視で話が進んでいく。闇金ファミリーの母は偉大だが、なんともしっくり来ない設定。ここまでやりたい放題して(親心を隠す)仮面を被ったまま結末を迎える母はいかがなものだろうか?と問いたい。
コインロッカーのラストシーンで「実はお前(主人公)を想っていたんだよ、、、」と言われてもねぇ。説得力まるで無しの毒親の様だった。
後付けなら何とでも言える。それを物語中で語っていないこの映画。焦点は何処だったのだろうか?
デカいファミリーの割にはビックなマム(母)には全然思えず、器がちっちゃい映画でした。
焦点が絞られてない。
金は産むもの
コインロッカーに捨てられた女
捨て子として浮浪者に育てられた主人公は、巡り巡って子供を集めているヤクザの女ボスのもとに。
育てて臓器移植に利用しているらしい。
主人公は大きくなり、子分として借金の取り立てをしていた。
ある時、取り立てる若い男からデートに誘われ・・・。
韓国映画独特のフィルムノワール。
安定の韓国映画
キムゴウン
これは衝撃。。
悲しすぎる運命。変わっていく主人公の行き着いた結末。
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