あやしい彼女のレビュー・感想・評価
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歌に聴きほれた
多部さんってあんなに歌がうまかったの?。
ふつう俳優が映画で歌う場面って、少し引くか途中省略だと思うけど聴きほれた。
「見あげてごらん夜の星を」「真っ赤な太陽」、全然飽きなかった、引かなかった。
そして「悲しくてやりきれない」は多部さんの表情もすごいし映像もよくて泣きました。
歌(CD)も出しているのかなと思ったけどそんなことはなく、何週間も前からこの映画のために歌を練習したと聞いてびっくり。
俳優ってすごいですね。
多部さん、倍賞さんの口調もすごく似ていて、これもびっくり。
「君に届け」で初めて見たけどいろんな役ができるんだなあ。
映画自体も素晴らしかった。こんな文化が日本にあってよかった。
多部ちゃん、歌うまし。
自分のベスト1ムービーの本家韓国版‘怪しい彼女’。中国版はやはりリメイクの難しさを感じた出来だったけど、日本版は充分満点だった。
あんなシーンもこんなシーンも無くなってうまく日本版にアレンジされてて違和感なし。母娘の愛情もしっかり日本向けに泣ける演出。感動して笑える良作になってました。
優しい歌声
家族は、一番近い存在だから、他人には抑える言葉を感情に任せて言ってしまうことがある。だけど、その言葉は真実とは限らない。相手の全てを知っているわけではないから。
本作でも、娘は母親に感情をぶつけるが、いなくなって、初めて母親が娘のためにしてくれたことを知る。
母親は、重ねてきた辛い日々を思い出しながらも、娘の母親としての人生を選ぶ。
選択肢の少ない人生を歩んできたからこそ、母親の言葉は自由に映る。その歌声は、温かく、印象に残った。
あやしい彼女
自分も年齢が高くなってきてるので、すごく気持ちが伝わってきて、胸かキューンとなって、涙が流れてきて止まらなくなったら、ドッと笑いがでてゆるんだり。
懐かしいヒット曲が現代版アレンジで組み込まれていたり、多部さんの透き通った歌声も聞きほれてしまいました!
多部未華子 スッゴク良かった!
全くノーマーク、予備知識無し、多部未華子も初めて。でも素晴らしく良い映画だった。誰にでも、どの年代の方にも安心して勧められる傑作だ。73歳のおばあちゃんが20歳の女子に若返って巻き起すドタバタ劇かと思いきや、笑いとペーソス、そして昭和の歌がベストミックされていて、後半は印象的な言葉と名場面の連続で思わず泣いてしまった。母、娘、孫の三代とそれを取り巻く人間模様が実に丁寧に分かりやすく描かれていて、自分も20歳に若返ってみたくなること請け合いです。見終わった時の爽快感がたまりませんでした。舞妓はーんとも一味違う水田監督のスマッシュヒットだ!
多部未華子、最高!!
デカワンコとかドS刑事とか馬鹿馬鹿しい設定で輝く女優・多部未華子がまたやってくれました。さらに歌付き! あの歌のうまさは反則です。ショッピングセンターでの親子との会話、クライマックスの小林聡美さんとの会話、どちらも「そういう方向から来るか」と唸りました。力強い日本語、あれは名セリフです。映画館は私を入れて7人しかいなかったけど、全国のお母さん、お子さんに観て欲しいなあ
若返りの話は、ちょうど放送が終わったばかりのスミカスミレでお腹いっ...
若返りの話は、ちょうど放送が終わったばかりのスミカスミレでお腹いっぱい、全く興味なしと思ってたけど、思いの外高評価なんで、だまされたと思って行ってきました。スミカスミレの桐谷美玲は努力してるなって感じが伝わってよかったけど、多部ちゃんはもう楽しんで演じてるなって感じ。表情が豊かで歌も上手いし、天性の女優さんですね。
何度でも観たい久々の大ヒット
こんなに夢中になった映画は久々だ。
邦画では初めてかもしれない。
観終わってから、すぐにもう一度観たくなった。
何度も観たいし、手元に置いておきたいので、DVDが出たら必ず買う。
テンポが良いので、笑いながら泣きながら、あっという間に後半へ。
「このままのテンポで突き進んだらあっけなく終わってしまってさみしいな」と思っていたら、やってくれました!
物凄いバランスの良さで、ラストはじっくり観せる魅せる。
おかげで、素晴らしい余韻の中、映画館をあとにすることができた。
ストーリーはもちろん、様々な音楽やレトロなファッションも楽しめた。
若者だけでなく、シニア世代にぜひ観てもらいたい。
多部ちゃんにノックアウト‼︎
多部ちゃんの歌声 演技 オードリーを意識した着こなし
全てやられました。
邦画は映画館で観る事はないと思っていました。
それが3回目も観てしまいました。
3回目は舞台挨拶に行っちゃいました。
ずっと映画館でやってて欲しいです!
最高に素晴らしい‼︎
自分自信、映画史の中で1.2位を争うほどでした。
映画の中で使われる音楽チョイスがとてもいい。映画と歌が融合した新しいものだと思いました。
小ネタあり涙ありの映画です。そして何より、多部ちゃんの歌声が素晴らし過ぎました!
値段以上の価値がある素晴らしい映画でした。
何度でも見たいです‼︎
定価払って損ナシ
久々に映画館で観てチケットの元が取れたと思わせるほどの作品でした。
主演の多部未華子の新境地を思わせる演技力と歌唱力。また、キャスティングが豪華過ぎず、それといって不足もなく全てにおいて100点。
音楽もいい。映画での劇中音楽がやけに良すぎて、劇中音楽担当を見たら小林武史て…。それは良いはず。多部未華子の幅の広さをこの映画で知れた作品でした。
笑い要素よりも涙ポロポロ要素が強いので、要注意。いい映画に出会えました。
ちょっと負けてるな・・・
確かに良かった。
しかし、韓国版には負けてるな・・・・。
絶対、韓国版を観ることをお勧めします!!
多部ちゃんは確かに良かった。
でも負けてる・・・
登場人物数も削減していて、それもその一因ですね。
やっぱり、ちょっと長いのも原因。
最後の歌のシーンで他のチームが映り過ぎ。何なんだ彼らは?
でも、十分面白くて泣けます。
4点には少し足りないかな
笑って泣ける!多部ちゃん歌うま!
自分の人生を大切に生きなきゃ!と思ってしまう。シリアスなシーンもあるけど、笑えるシーンもあって飽きない!!多部未華子の歌声には度肝を抜かれる。あの美声は是非劇場で聞いて欲しい!!
オードリーか、多部ちゃんか、それが問題だ
さて、いま劇場にいらっしゃる、シニアの皆様。そこのあなたですよ、あなた。
もし”映画の魔法”を「あなた自身に掛けることができる」としたらどうされますか?
1つの思考実験ですね。
仮にですよ……
もし仮に、あなたが「多部未華子」のルックスと、その「はち切れんばかりの若さ」を手に入れられるとしたら……。
”イマジン”してみてください。
あなたは何をしますか?
本作はそういう映画なのです。
そんな「夢みたいなアホなこと」を”抜け抜けと”やってのけた作品なのです。
その思い切った脚本と、キレのいい演出で楽しませてくれます。
主人公は倍賞美津子さん演じる、瀬山カツさん。
イマドキの高齢者は、なんでこうも元気なんでしょうね?
カツおばあちゃんも、普段からMAXハイテンションです。
ちなみに御歳、73歳。
この人がある日、ちょっとレトロで、お洒落な写真館を見つけます。
その表に飾ってあったのが、あのオードリー・ヘプバーン様。
映画と言う芸術における、まさに”王女様”と言ってもいいですね。
カツおばあちゃんは、かつてオードリー主演の「ローマの休日」を観たことでしょう。
そして、どんなに、どんなに、オードリーに憧れたことでしょう。
カツおばあちゃん、ついフラフラと写真館に入ってしまいます。
「いらっしゃいませ」
と100万ドルの笑顔で出迎えてくれる店主。
これが「ぬっくん」こと、温水洋一さんなんですね。
この辺りのキャスティングもいいですね。
そして運命のシャッターが切られました。
パシャ!!
その時、まさに「映画の魔法」が、御歳、73歳のカツおばあちゃんに掛かってしまったのです。
彼女はなんと、20代の若さに戻ってしまいました。
……と、まあ、ここまでは、いわゆる「前フリ」ですな。
はて? いつもは痛い肩も、腰も、膝も、全然だいじょうぶ。
なんだこりゃ?
カツおばあちゃん、びっくり。
「体が軽いよ~、動くんだヨォォ~!」
もう、こうなったら、やりたい事、全部やり倒してやる!
まずは、このチリチリのオバはんパーマ。
この髪型をなんとかしよう。
二十歳に若返ったカツおばあちゃん。
いや、今や「カツお嬢さま」は、美容室に髪をカットしに行くんですね。
映画好きなら分かるでしょ?
オードリー・ヘップバーン演じる王女様が、お城を抜け出し、こっそり街へ抜け出しましたね。
あこがれていた「ふつうの一般人」
街をぶらついてローマ観光。
美容師に髪を切ってもらう、あの名シーンの再現です。
「ローマの休日」のアン王女様は、ロングヘアが、あまりお好みではありませんでした。
いちどは思いきって、髪を短くしてみたかったのです。
街を散策中、見つけたのが「美容室」
ちょっとオネエっぽい美容師が、
「こんなキレイなお髪、本当に、ほんとうに、バッサリやっちゃって、よろしいのネ?」
と冷や汗をかきながら、美しいロングヘアーを
「OFF! OFF! バッサリ!!」と切り落としていくシーン。
オールドな映画ファンにとっては、もう胸が「キュンキュン」します。
その結果……。
オードリーのショートヘアーは、世界中の女性たちを虜にしました。
世界中の女性が、オードリーの髪型を真似しました。
本作でも、なんと多部未華子バージョンの「オードリー・ショートヘア」が見られるわけです。
多部ちゃんのファンとしては、これはもう、涙ものでしょう。
さて、カツおばあちゃん(いや、今やお嬢さん)には、幸恵(小林聡美)という娘がいます。
雑誌の編集やってます。仕事をバリバリやりすぎたのか、夫と別れ、シングルマザーです。
息子の「翼」(北村匠海)は、あんまり才能もないのに、バンドをやっている。
母の幸恵にとっては、我が子の将来が心配。
でも翼くん。そんな母に向かって
「はぁ? シゴト? ん~、俺、やっぱ、バンドで生きていくから」
なんて夢みたいなことをほざいております。
さて、カツおばあちゃんです。
髪を切り、オードリー・ヘップバーンか? はたまた、多部未華子か? というルックスを手に入れました。
幼なじみの風呂屋の次郎さん(志賀廣太郎)の所へ、偽名を使って転がり込みます。
苦し紛れに考えた名前が「大鳥節子」(オードリーと原節子の合体?!)
この次郎おじいちゃん、若い(若く見える)節子さんを気に入って、風呂屋の二階に居候させることにします。
そんなある日のこと、商店街の「のど自慢大会」が開かれました。
次郎さんは、幼なじみとも知らないで、節子さんを、のど自慢大会に連れて行きます。
カツおばあちゃん、若返って青春を取り戻した気分です。
おもわずステージに上がり、懐かしの昭和歌謡を大熱唱。
その歌声を偶然聞いていたのが、音楽プロデューサーの小林拓人(要潤)。
高学歴、高身長、高収入
全部揃った音楽プロデューサー。
しかもイケメン。これはいけませんねぇ~。
何か危ない雰囲気がしますねぇ~。
映画のその後が気になります。
このイケメン音楽プロデューサー、若くて魅力的な「節子ちゃん」が大いに気に入りました。
「存在感が素晴らしい! しかも歌がいい! これは売れる!!」と踏んだのです。
そこでカツさん、孫の翼くんたちと一緒にバンドを組み、デビューしよう、と言うお話になります。
まぁそんな訳でして、本作では多部未華子が「歌う!唄う!唱う!」
もう、たっぷりと楽しめますよ。
ロックバンドのボーカルとしての多部ちゃん。
昭和歌謡まで熱唱しちゃう多部ちゃん。
劇中歌をプロデュースしているのは小林武史さんです。
「Mr・Children」をデビューさせた人です。サザンオールスターズ、桑田佳祐さんとも関係が深い大ヒットメーカーですね。
こうなったら、多部ちゃん、デビューしちゃう?
さて本作は、オードリー・ヘップバーンという、世界的アイドル女優(もちろん実力も折紙つき)への敬愛の念が、たっぷり詰まった作品となりました。
もしあなたが「ローマの休日」という映画が好き、
あるいはバンドや、歌謡曲など、音楽がだい好き。
なにより多部未華子ちゃんが大好き!
ならば、迷わず、映画館へ直行しなさい!!
損はしません。
エンターテイメント作品として、相当、満足度高いです。
何よりこの映画が「いいな」と僕が思う理由は、
「映画って、やっぱり魔法なんだ」ということです。
映画というのは、ほんの束の間、夢見るファンタジーでいいのだ、という事を再確認させてくれます。
本作に限らず、フィクションとは「大嘘」です。
「うそ」丸出しです。
でも、その嘘が、とびきり魅力的な世界を広げてくれるのだったら……。
スクリーンで、でっかい大嘘をついても「イイんです!」
その割り切り、開き直り。
本作の「キレの良さ」はそこから生まれたのでしょう。
久々に、映画館で楽しいひと時を過ごせました
多部ちゃんファンなら、間違いなくオススメです。
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