あやしい彼女のレビュー・感想・評価
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世界よ、これが「ニッポン映画の現状」だ!
韓・中・日と三カ国版を観た中で、一番酷かった一本。
「20歳よ、もう一度」の感想で「いっそ日本でリメイクしたら…」と書いたが。
日本の映画と観客の質は、ここまで下がっているのだな、と悲しくなった。
この作品が悪いというわけではない。
むしろこれだけ観れば笑えるし、泣ける人は泣けるだろうし、エンタメ作として必要な部品は揃っていると思う。
ただ、日本風のアレンジが効いているのは良いが、それがオリジナルの物語の力をすべて削ぐ方向なのは…どうなのだろう。
一番大きな設定変更が「息子」から「娘」。
今の日本にウケる配慮なのだろうが、これだけで物語と登場人物がいきなりペラペラになる魔法を見たくもないのに見せてくれるサービスは、自分には本当に要らなかった。
婆さんの人物描写も、倍賞美津子氏の「多動障害」を思わせる演技と、良い所をほとんど描かず「ただの嫌な婆ァ」にしか見せない演出のおかげでまったく共感できず、クライマックスの破壊力も「何をいまさら言ってやがる」と思ってしまったのが非常に残念だった。
結局日本版では「みんな『自分のために』」行動して、その結果だけなんだもの。
元作の美味しい要素だけ、しかも表面的になぞっただけ。
完コピ未満の中国版のほうが、ずっとマシという悲しさったら。
ただし多部未華子氏だけは儲けモノ、本当に魅力的だった。
彼女の個性(味のある顔)と役柄がマッチした、「役得」とはまさに文字通りこのことだと思う。
もしこれを観たなら、ぜひともオリジナル版を観て欲しい作品。
その作品としての完成度の落差に震えていただきたい…
歌声に癒され涙。。。
何と言っても多部ちゃんの歌声に称賛。
訳もなく涙が…
笑いもありつつ、母と娘の親子愛に感動。
昭和っぽいところも好きだなぁ~(*´∀`)
3ヶ月間ボイストレーニングをしたと言う、多部ちゃんの歌声を聴くだけでも観る価値はあると思います。
それに多部ちゃんのファッションも、どれも可愛らしくて素敵(*≧∀≦*)
普段はエンドロール中に席を立つ皆さんが居るけれど、皆さん多部ちゃんの歌声に聞き入っていたのか席を立つ人は一人もいませんでした(*´ー`*)
大鳥ぃな多部ちゃんの魅力と作品に漂う昭和感にド嵌りしました
オリジナルの韓国版は見てなかったので、何の先入観も無く見たのが良かったのか、久しぶりに思いっ切り笑ったし、思いっきり泣きました!
73歳の女性が20歳の頃の姿に若返ると言うファンタジーな舞台設定は、まあそれなりには楽しめるだろうけどそこそこ感は否めない設定だなと、正直侮っていたのですが、参りました・・・見事すぎる脚本且つ見事過ぎる演出に、感動を覚えましたよ。
水田伸生監督作品にはいつもそこまでは嵌らなかった感じなんですけど(笑いの質的に)、今回はド嵌りしてしまいました。
まあとにかく、コメディ部分とシリアス部分のバランスが絶妙でしたよね。
多部未華子のおばあちゃん演技には大笑い、それまでのカツを演じた倍賞美津子の演技の残像が残っているだけに、尚更笑えました。
やや若返るまでが気持ち長い気もしましたが、そこまで丁寧に描いたからこそ終わってみればグッと来る訳なんで、まあそこは多部ちゃん登場まで待たされても我慢我慢と。
しかし彼女がここまでコメディエンヌとしての素質があるとはビックリ、今までも好きな女優さんでしたが、今回で大好きな女優さんにランクアップしちゃいましたよ(この映画見たら大体の方は多部ちゃんファンになってしまうのでは?)
泣き要素、感動要素も思いっ切りツボでした!
カツが娘を育てる為に全てを犠牲にしてでも一人で頑張って生きてきたその様子と、多部ちゃんの歌のリンク具合が絶妙すぎて、涙腺が崩壊しました。
昭和歌謡の選曲が、安易じゃなく物凄く計算されたものだったのも心にグッと来た要素でしたね。
こんなに苦労して育ててきたのに、娘は分かってくれない、そしてその娘もまた子育てで悩むと・・・そんな二重構造も、コメディでありながら家族のあり方について考えさせられる、素晴らしい内容に仕上がっていたと思いました。
子を思う親の気持ち、親を思う子の気持ち、これ見たら、家族に優しくなれること確実でしょう。
また娘役の小林聡美がいい演技するんですよね、この方は大体どの作品でも素晴らしい演技しますけど、今回もいい!終盤の多部ちゃんとのシーンは、またしても涙腺崩壊でした。
それからなんと言っても志賀廣太郎 が演じた次郎の一途さ、カツ愛が素晴らしかった、真剣さが妙に笑えたりもするんですけど、最後はまさかの・・・なシーンには、ニヤリでしたね。
最高!!多部未華子ちゃんの魅力満載!!
多部未華子ちゃんは、表情溢れ、表現力豊かで、大好きな女優さんの一人。趣味の音楽好きと吉本好きが、演技を通して伝わってくる。
倍賞美津子さん演じる、節子との同調が、笑いを誘う。
衣装も魅力的で、歌のシーンでは、心が解きほぐされていく。
多部ちゃんの歌が素敵
お婆ちゃんが若返るまでは平坦な感じでしたが、そこからは笑いあり涙ありで良かったです。
ローマの休日のオマージュ的なシーンが多かった気がしますが韓国版もそうなんだろうか。
一番印象に残ったのは多部ちゃんの歌声ですね。
あんな上手かったとは驚きでした。
味のある役者さんで脇も固められていて
古く懐かしい雰囲気もありながら、母親の優しさが描かれた良い作品だったと思います。
笑って泣ける、オススメの映画
主役の多部ちゃん、最高でした!
もともと、好きな女優さんでしたが更に大好きになりました。
歌声もそうですけど、動きやら仕草やらが本当可愛くって。終始魅了されていました。
ストーリーは笑いどころも泣きどころもたくさんありました。(わたしのツボが浅いだけかも知れませんが…)
そして幼なじみ役のじろーさんが、いいキャラですね!
劇中曲もいい歌ばかりですし、衣装も◎
二十歳に戻ってしまった彼女の決断
タイトル・イメージ画像でかもしだされる雰囲気よりも、桁違いに楽しめる映画。
ファミリー、高校生、カップル、シニア層、どの層でも楽しめる。
何か映画をみたいなと思ってレビューとコメントを参考にして観に行った作品ですが、観に行ってよかった。もう一度観たい映画。
恋愛あり、友情のようなものもあり、ホームドラマでもあり、歌も楽しめる。生き方のセオリーみたいなものも感じる。かといって堅苦しくはなくて、コメディ・パートでは笑わせてくれる。泣いて笑って。濃縮されたエッセンスの「おいしい映画」でした。
たとえば、悩んでいるときなどにも観るといいかもしれないですね。悩みなんて、吹っ飛ばしてくれますよ。元気になれる、笑顔になれる作品です。
ベースが大ヒットしたという韓国版で、中国版もあるというので、そちらにもかなり興味があります。見てみたい。
多部ちゃんが光っている。
最後がどうなるかと思っていたけれど、ハッピーエンドでよかったです。サプライズあり。
冒頭部分を単調に感じてしまうかもしれないけれど、そこを過ぎればあっという間です。そこだけ眠ってしまわないように気をつけて(冒頭は伏線だらけなので)。
韓国版を見た時の感動、衝撃は越えられず・・・ストーリーも同じで起き...
韓国版を見た時の感動、衝撃は越えられず・・・ストーリーも同じで起きる事は分かっている上で見るので、韓国版を見ている人にはそこまで感動しないのでは。
良い映画をありがとう。
素敵な映画です。家族、恋、人生への愛情に溢れたテーマです。シリアスに描くとベタになる所を、コメディ形式でうまく、そして深く、ジーンとくるように描いています。
リメイクですが、本作では多部未華子、小林聡美さんが重要な役を演じております。10代の頃に「ルート225」「転校生」でそれぞれ強烈に輝いた天才女優さんたちです。単なる技術ではない本物の感情で魅せてくれています。本当にジーンとする映画でした。
多部さんの歌唱は、非常にうまいです。もう少しいい感じに力が抜ければ、プロ歌手として歌うべき人だと思います。当たり前ですが、歌謡という面で見れば、プロの歌手には更にうまい人も多いでしょう。ですが、この劇中での彼女の歌から感じられるプロ歌手には表現できないだろうと思う点は、「大鳥節子」としての感情を歌う、プロの女優の凄まじい表現だったと思うのです。それは特筆すべき点です。
良い映画をありがとうございました。
笑って泣けた
原作韓国版は見ていませんので、比較無しで、いい2時間を過ごせた! 自分の人生と擦り合わせてしまった部分も有りですが(笑)
親と子の間柄・年老いて行く寂しさに共感し、リメイクされた昭和歌謡が懐かしかった。
懐かしいのに新しい
終わってボロ泣きでしたー。ステキな歌の数々多部さんの歌に聞き惚れます!
元々は韓国の映画だそうですが、昭和歌謡を上手く織り混ぜながら心に響かせてきます。
恋愛ドラマと思っているとメチャクチャ泣かされるヒューマンエンターテイメントです。ファッションも見所ですよ。
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