ボーダーライン(2015)のレビュー・感想・評価
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女性主人公の使い方が良かった!!
男性好みの内容で女性が主人公なのが新鮮です。車で走っているだけで緊張し、女性主人公がハードな世界に身を投じたという事がよく表現されていたと思います。例えばディズニーのスターウォーズでは永遠にできない事だと思います。しかし、あくまで傍観者のまま終わり、映画の中で一皮むけたとか成長したとかは感じなかったのが残念です。主人公はセックスしようとしただけで、全部他の人が片付けてくれるので、少年兵でも良いポジションでした。
比べ物にならない
緊迫した状況が最初から最後まで続きます。
日本には国境が無い島国だから、他国の情勢はニュースでしか理解できないが、実情はあまりにも悲惨でした。
メキシコのやりたい放題はアメリカも手に負えないのでは。あれじゃ、トランプも大きな壁を作りたくなるわけです。
いかに日本という国が安全で、のどかなのかと、逆に呆れてしまいました。
安全、想定外、なんて言ってる場合ではない。
もう自分の身は自分で守るという決断に迫られてます!!!
それを痛感した程。
むずかしい、こわい。以上。
京都シネマ名画リレーにて。500円なので、守備範囲外も攻めたりします。
エミリーブラントが出てるこわい話ってゆうくらいの前知識で見てます。字幕翻訳が松浦美奈さんだったので、ちょっと見る前に安心しました。
えー、怖かったっす。
音楽がさー、こわいこわいこわい…
音楽で感情を煽られるのは嫌いなんです。まあ感動をアシストされるのがいっちゃんうざいんですけどこの映画では不穏さをひくーーーい音でドゥンドゥン煽ってきます。腹立たしいとかは思いませんでしたが、こわいよーやめてよーって思いました。
そして人物たちの思惑もよく理解できなくて、難しかったです。私がビビりでおバカだからですが…
えー、毎度のことながらアメリカの地理がピンとこないのでメモしておくと、アリゾナ州はカリフォルニア州の右隣で、メキシコとの国境があります。
そしてイマイチわかってないので記しておくと、
FBIとはアメリカ連邦捜査局(Federal Bureau of Investigation、略称:FBI)のことで、アメリカ合衆国の法執行機関です。州警察よりえらい警察みたいなもん?(ちがう?)
CIAは、中央情報局(ちゅうおうじょうほうきょく、英:Central Intelligence Agency、略称:CIA)といって、外国での諜報活動を行うアメリカ合衆国の情報機関だそうです。えっと多分国立スパイ機関てことでしょうか?(ちがう?)
CIAは法を無視して捜査可能だけど国内ではFBIと連携しないといけないから作戦の本質を伏せてケイトを作戦に引き込んだってことなのだと理解しました。が、あってるんかわからんなー。
CSで復習できそうだけど最初の壁から死体がズラリ、をもっかいみるゆうきないなーというところです。
面白くなくないですよ。国境あたりの高速道路ファイトろか、柄にもなくおもれーとおもいましたし。
デルトロ劇場
映画・ボーダーライン
原題・Sicario(殺し屋)
監督・ドゥニ・ビルヌーブ
出演・エミリーブラント、ベニチオデルトロ
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感想★★★★★
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素晴らしすぎる!!
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ドゥニ・ビルヌーブ監督、最近ではメッセージの監督です。
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お話は、メキシコの麻薬カルテルを撲滅させる為にFBI、CIA、軍隊から精鋭が選抜される。そして完全に違法な捜査をする。FBIから派遣されたエミリーブラントは、メキシコとの国境で、正義の在り方、現実と理想の"ボーダーライン"で揺れる。.
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ボーダーラインという日本の題ウマイですよね。しかし、原題はシカリオ。暗殺者、殺し屋です。つまり、ベニチオデルトロですww素晴らしい。.
アメリカ側にいるが、どこにも実体は無く、確固たる自分の尊厳で動く。主人公エミリーブラントの視点では何も掴めない。この映画全然説明はないですから、細かいことはホントにわかりません。麻薬カルテルも深いし、アメリカ側もどこまで捜査を認知して、どこから指令がくるのやら。主人公と同じく僕らも、とにかく連れて行かれますwこの説明のないテンポ素晴らしい。.
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役者ではデルトロ!躊躇ない感じ、感情ない感じ本職ですコイツは。”2度と俺に銃を向けるな"仲間でも打つからwしかし優しいw
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演出面も、地味だけどガチ、スタートからゲロ、グロ、メキシコ行ってからは、とにかく現状がわからないままどんどん進められる。そしてこの重い空気と、乾いた感じのメキシコの美しい景色、ストーリー展開のテンポも良く、素晴らしい。音楽もとにかく不穏な低音が良し。
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最後たまらんなー。このデルトロ劇場は何回も観たいな!!
緊張感溢れる
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督&エミリー・ブラント主演の犯罪映画である。
アメリカとメキシコの国境付近での抗争が、麻薬犯罪が現在においてどのように捜査、摘発、制圧されているのかは私は存じていないのだが、冒頭の小屋の爆発のシーンであったり、銃撃戦の凄惨さだったり、トンネルを襲撃する際の凄まじい緊張感に、私はとてつもないリアリティを感じずにはいられなかった。(流石にアレハンドロの復讐のシーンはちょっと劇的だったか。)この観客をのめり込ませる緊張感と圧倒的映像と音響の制動が、ヴィルヌーヴ監督の持ち味であろう。より現代の社会問題に対するバックグラウンドがあれば、さらに楽しめるだろう。それに疎い私はこの作品のメッセージを捉えられなかった気がしてならない。
今更映画館で観た。 好きなタイプの映画。悪の法則も好きなのだが。 ...
今更映画館で観た。
好きなタイプの映画。悪の法則も好きなのだが。
どちらの映画も救いは無く、ただただ容赦なく全ては進行する。ニュースやネットで更に非道なメキシコの現実を見るとこれでも全然甘いのかも知れないが。
でも後味わるいとか胸糞悪いというのとはまた違う。
悪の法則、ボーダーラインと観たら最後はマチェーテでスッキリするのもあり(^^)
緊張感があって良かった!
銃撃前の緊張感、暗視スコープの映像など、終始緊張感があって楽しめた。
映像的には水彩画の様な周辺の町並みと水墨画のような舞台となる町並みの俯瞰がとても印象に残った。
内容的には。。
前半と後半とで視点が変わるが、後半の展開が好みではなかった。
これも今話題の・・・
FBIの捜査員(エミリー・ブラント)が超法規のメキシコ麻薬組織壊滅作戦に加わる。
メンバーはCIAや警察、軍などで、輸送機でもなんでも使い放題。
リーダー(ジョシュ・ブローリン)は饒舌だが肝心のことは話さない。
もう一人、得体のしれない強面の男(ベニチオ・デル・トロ)は何者かわからない。
メキシコとの国境を挟んで密入国者と麻薬シンジケートの密輸など、トランプが頭にきていることがよくわかる映画。
深い内容
内容が深い。キャスティングももちろん良かった。全編を通じて人が多く死にすぎて、ラストが全てを凝縮している。善悪の境界線が曖昧で危険すぎる世界、後味は悪いが、納得させる。こういう正義のあり方もあるんだなと。
アメリカとメキシコの国境で繰り広げられる悪
アメリカとメキシコの国境での麻薬の取引を現実的に描かれたサスペンス。
善と悪の見きわめがつきにくい道徳観のない世界での葛藤がストーリー性を高めていたと思う。
後味は決して良いわけではなくモヤモヤ感が残った形でエンドロールを迎える感じが好き嫌いがはっきり別れる作品だと思うが、その地域の社会情勢を描写した作品として見ればより深く感じられると思った。
ドキドキドキドキ
無関心••3••好
並••3••凄
無1••••涙/無••••5固ゆで
無••3••社会派/大衆•••4•狂信
標準/沈黙
俺の満足度 50点
作品賞可能性 20%
ドキドキドキドキ。
終始、そういう映画でした。
警官の中にSWAT入ると迫力あるなぁ。暗視ゴーグルまで付けるとミニ戦争映画みたいだ。
理不尽な映画なのでスカッとしたい人には向きません。こういうことあるんだろうなあと思うのが好きな人向け。映像は、本当に丁寧に撮ってる。好きなんだろうなあ。
正と悪のボーダーライン
エミリー・ブラントさんが好きなのと(アクションもシリアスも出来て、歌も上手い凄い俳優さんですよね。)メキシコ麻薬戦争のテーマに興味があり観てきました。
冒頭のアジトに踏み込むシーン、そこで目にするものと起こる事があまりにも恐ろしすぎて、その怖さが最後まで続くheavyな映画でした。何が正しくて、何が悪なのか…主人公と同様に分からなくなってしまいそうになるのが、本当に怖かったです。
重いテーマを突きつけられた‼️
原題は、シカリオ、暗殺者という意味。想像していた内容とはかなり違っていた。もっとバンバン銃撃戦を予想していたら、そうではなかった。最初から衝撃的な始まりで、ケイトと一緒に訳がわからないまま、作戦に放り込まれる。コンプライアンスなどという言葉はそこには存在しない。とにかく麻薬組織を壊滅させるために、ありとあらゆる手を使ってゆく。実際にアメリカでこんなことが行われているのだろうか? 並行して描かれるサッカー好きな少年の家族の話はどう関わってくるのか気になっていたが、最後に繋がった。予想もしない結末に驚いた。これでいいのか? 根を断つことができたのか? 私にはわからない。
ベニチオ・デル・トロの「フアレス大捜査線/狼たちの街」
初ドゥニ・ヴィルヌーブ。エミリー・ブラント主演でメキシコ麻薬カルテルを題材にした『ゼロ・ダーク・サーティ』的な話かと思ったら…最後はベニチオ・デル・トロの「フアレス大捜査線/狼たちの街」に!なんとトリッキーなストーリーテリングか!しかしつくづく蛇の道は蛇だな…
カルテル側が一方的にやられるという点も斬新。絶えず続く緊張感の中にあって主人公達が属するカルテル専門チームは誰も死なない。これは結構普通じゃない
重厚
面白かった。全編に渡って不穏な空気が流れていて、その重苦しさと対比するような美しい映像も見飽きさせなかった。音楽も何かが起こりそうで不気味だった。
派手にドンパチをするよりも、胃がキリキリするような空気感の方が麻薬戦争の恐ろしさを物語っているような気がする。
銃社会のアメリカ人ですらも、メキシコの異常さに恐怖を感じるのだから日本人の僕なんて、違う世界あるいは荒廃した未来のような非現実さが現実としてあった。
イケイケの男性FBIじゃなく女性を立てたのも意図しての事だと思う。
久しぶりに格好良いベニチオデルトロが観れたのも良かった。
麻薬で腐った地上と綺麗な夕空が印象に残った。
雰囲気と衝撃のある良作
かなりショッキングな映像がいっぱいなので注意
麻薬戦争が淡々と描かれていく
本作で特徴的なのがBGMと俯瞰の映像
何と言っても構図が素晴らしい
印象的な場面はいっぱいあるが
鬱屈した内容に対し、空の美しさが目立つ
過剰な演出は避けつつ、空撮を駆使した映像は見飽きない
銃撃シーンは死体の無残さは描くが、シンプルでこれも好み
ヒロインが露骨にやさぐれていくのが面白かった。
原題ままでも良かったような気がする
パルプ・フィクションだって最初にタイトルの説明入れてたし
何も知らなかったから、冒頭でいきなり「Sicario」の説明が入ったのかわからなかった。
最後まで見てこの作品のタイトルだったことに気づいた
まぁネタバレすぎなのであえて変えたのかも・・・
全く展開が読めないので、最後まで楽しめた
モヤッとするオチで作品のテーマ性も最高
If it wins government forces.
法規。秩序。そもそも善悪の基準は勝利者が決めてきたものなのかもしれない。正しい。について考える。作品内に多面的な見方をさせる工夫が散りばめられている。頭の中につかえが留まる秀作。
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