劇場公開日 2016年4月9日

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ボーダーライン(2015)のレビュー・感想・評価

全243件中、1~20件目を表示

4.0ドキドキ、、、一気にみてしまう

2017年12月6日
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鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

通勤途中の電車の中で観始めたが、続きが気になり仕事の休憩のたびに観てしまった。
ここからどうなるのか?誰か撃たれるのか?こいつが撃ってくるのか?あの先から何かでてくるのか?リアルなドキドキがしっぱなしです。
国境での攻防も見物だった。手に汗握るとはまさにこのこと。

酒場でのケイトのシーンは、それまでの色気が微塵もないシーンからのギャップ効果か、かなり良かった。

しかし、アレハンドロ強すぎねえか?

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momokichi

0.5きました、去年の「アメリカン・スナイパー」を彷彿させる、今季がっかり、ワースト候補

2016年4月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

ドゥニ・ビルヌーブ。

「灼熱の魂」「プリズナーズ」そして大好き「複製された男」と世のタブー(人として、そして男として)を描いてきた最も最新作を期待した監督である。

その彼が無情の麻薬カルテルとの攻防を描くという。なるほど。

主演は「オール・ユー・ニード・イズ・キル」でトム・クルーズを何度も殺したエミリー・ブラント。共演はジョッシュ・ゲス・ブローリン、とベニチオ・どゲス・デル・トロ、である。

「ボーダーライン」

最近は、邦題のダメさは、作品のダメさに比例するとまで思うようになったが、配給会社も本気で後世に残す映画は、邦題も、多少集客度外視でも、マジめに考えることだろう。いや、本作を「ボーダーライン」と名付け、その理由を正義と悪の、あるいは国境の、と勝手にテーマを押し付けてることを親切、と思う人はそれでもいいだろう。

原題「Sicario」

意味は暗殺者。つまりは一人の男の話である。「一人の男の意思」にそして一人の女捜査官が、そして悪も正義も国境もないそんな世界が、振り回される話である。

だが、己の正義感に強い女捜査官が、その世界で打ちのめされる映画は数多くあるし、その姿をドラマチックに描いた「ゼロ・ダーク・サーティ」という決定打がある。

そう、去年の「ハートロッカー」の劣化版ともいえる、「アメリカン・スナイパー」のごとく、今更感がはなはだしい。

本作、「ゼロ・ダーク・サーティ」の持つ、圧倒的な「映画的」緊張感をごっそり欠いている。演出が、この世界の「設定」に甘えている、とは言い過ぎだろうか。

また、麻薬カルテルの話でいうなら、リドリー・スコットの大傑作「悪の法則」で「淡々」と、だが、「ドラマチック」にその恐怖をきっちりと描き切っている。

最近も、無情の世界を生きる、その生き様を悲しくも美しい男を描いた「ディーパンの闘い」という傑作もある。

ドゥニ・ビルヌーブはタブーの世界において、タブーのドラマを描くことで、脚光を浴びたわけだが、「複製された男」で株を下げ(もちろん、オレはこのオトコのタブー映画大好き)、再び「人」としての、「正義と悪」「人とモラル」のタブーの映画に戻ってきたわけだが、本作でちょっとこの監督に対して、映画的マジックを過剰に期待しすぎたかなあという結論。

ゲス2人もそのこれまでのキャリアの「ゲス」っぷりからすると、全然物足りない。

追記

もう一つ、この監督、アクション演出はやめたほうがいい。どことなく、そのダメさもクリント・イーストウッドを彷彿させる(詳しくは「アメリカンスナイパー」の評で)

追記2

「ゼロ・ダーク・サーティ」には女性映画としても見どころもある。「ハートロッカー」の反戦映画の決定打といい、キャサリン・ビグロー監督のすばらしさを思い返すレビューとなったなあ。

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しんざん

4.0骨太

2024年10月31日
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ゴリゴリの肉厚作品💪
イカついオッサンしか居ない家系ラーメンマシマシみたいな濃厚さだし🤓
あと凄いのが主役が変わるんよ👩‍🦰➡️🧔🏽

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お主ナトゥはご存じか2世

4.0暗殺者

2024年9月12日
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こんなんが現実に起こってるとか恐ろしすぎる

主人公の女性捜査官のような"常人"には立ち入れない狼の住む世界

世界という枠組みは国境よりも、むしろその生き方にあるように感じた。

ベニチオデルオロが渋い。

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BIGGIE

4.0何度も観てしまう、やっぱりこの監督特有?の「良い意味での後味の悪さ...

2024年8月15日
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何度も観てしまう、やっぱりこの監督特有?の「良い意味での後味の悪さ」が癖になる。エミリー・ブラントの困ったような表情好きすぎる

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Mk.plass

2.0タイトルなし

kさん
2024年6月4日
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主人公に一切いいところが無く、作戦も蚊帳の外で、主人公共々視聴者も置いてけぼり。最後の最後に殺し屋の彼が単身アジトに乗り込み蹴散らしてエンディング。
どこ目線で観ればいいのか謎。

アマプラの評価が高かったから見たけど、正直微妙。
なにが高評価なのかレビューを見てると、緊張感が〜というワードが多かったのだが・・・たしかにヤバい状況の連続だったけど基本的に後方待機だし言うほどでもなかった。

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k

4.0ボーダーラインがそのままテーマ 法以外にも倫理、道徳などいろんな感...

2024年5月24日
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鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

難しい

ボーダーラインがそのままテーマ
法以外にも倫理、道徳などいろんな感情が錯綜してた
それらが一定のラインを超えるか超えないか、みたいな
デルトロとエミリーブラントが凄かった

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3.5主人公ケイトの憤りに共感できない

2024年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

主人公ケイトが、強引な捜査を行う麻薬捜査班に憤りを感じるのに対してあまり共感できなかった。相手は麻薬の流通を牛耳り汚職警官と癒着する凶悪な麻薬カルテル。結果としてこのような犯罪組織を壊滅させられるのならば、米国の麻薬捜査班の捜査が多少強引だろうが構わない。多分マットやこの作戦の立案に携わった米国高官達もそう考えて超法規的な措置を許可しているのだろう。正義感に燃える主人公ケイトよりもむしろマットの方に共感を覚えた。

ニュースでたまにメキシコなどの麻薬カルテルの問題が取り上げられることがある。今作はニュースでは分からない現場の捜査の様子を、見せしめとして吊るされた死体や麻薬カルテルとの戦闘などを通じて描いており興味深かった。また、空撮で街や荒涼とした砂漠を映すシーンがしばしばあり、ここからストーリーのスケールの大きさを感じさせる。この手法は、『メッセージ』においてヘプタポッドの宇宙船を映したときと同じ壮大さで、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督らしさを感じる演出だった。

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根岸 圭一

0.5究極の我田引水は良いが。

2024年2月27日
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マサシ

4.5とにかく脚本が素晴らしい

2024年2月24日
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鑑賞方法:VOD

採点4.3
麻薬カルテルとの争いを描いた作品。
あの冒頭の吊るされている死体。
あれメキシコだと本当にあるそうで、警告の意味で歩道橋からよく吊るされるみたいです。
カメラがその緊張感をよく捉えていて、街を走ってるだけなのにピンと張った空気がすごいです。
印象的だったのが夜間の作戦ですね。
夕方から日が暮くれ闇に、そこから暗視スコープの映像になる。
これが段階を追った映像で、とても良い緊張感を出していました。
それと、とにかく脚本が緻密で素晴らしいですね。
仲間なのか敵なのか、善なのか悪なのか、全部が曖昧な位置ですごく引き込まれました。
デルトロの実に淡々とした芝居も良かったですね。
いや、これは面白かったです。

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白波

5.0ヨハン・ヨハンソン最高

2024年2月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

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HIRA

4.0狼の死刑宣告。 いや、お前が主人公だったんかいっ!!

2024年1月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

興奮

知的

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たなかなかなか

4.0女子子供も容赦しないベニチオ・デル・トロによる壮絶な復讐劇に、カルチャーショックを覚えた

2023年12月7日
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鑑賞方法:VOD

知的

難しい

寝られる

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Kazu Ann

3.0リアル たぶんリアル きっとリアル 現実はこれに近いことが起きてる...

2023年12月4日
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リアル
たぶんリアル
きっとリアル
現実はこれに近いことが起きてるんだろうな

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のぶ

3.0主役陣達皆の活躍ぶりが見どころ

2023年11月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

派手なドンパチが随所にありなかなかの迫力だったが、家族絡みの残酷な場面や表現等が結構あったので、個人的にはスカッとはできなかった。ただし、主役の女性捜査官だけでなくその他主役陣達皆の活躍はとても格好良く描かれていたと思う。
ストーリー的にも終始ハラハラドキドキの展開で、あっという間にラストへ。
本作は映画的としては雰囲気的に少々物足りなさを感じるものの、ドラマ的にはじゅうぶん楽しめたかな。
でも観終えて思うこと、やはりベニチオ・デル・トロの存在感が凄まじ過ぎるんだよね。結局は彼の出演作は全て、良くも悪くも彼の独壇場になってしまう。

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いけい

4.5エミリー・ブラントを主演に迎え、アメリカとメキシコの国境地帯で繰り...

2023年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

エミリー・ブラントを主演に迎え、アメリカとメキシコの国境地帯で繰り広げられる麻薬戦争の現実を、リアルに描いたクライムアクション。

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てかる

3.5正義と悪の狭間に

2023年9月14日
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鑑賞方法:VOD

揺れ動く感情が描かれていました。
メキシコの麻薬捜査に挑むFBI捜査官のケイト

冒頭部分から無惨な死体を発見して
建物に踏み込んだ警察官たち。

仕掛けられた爆弾により爆発するシーン!

メキシコの治安の悪さ、違法が罷り通るような警察官の汚職!

テーブルに並んだ『お食事』を前に銃で撃たれる家族たち。

警察官の汚職に気が付いても、それを見過ごさなければならなかった現実。

アレハンドロの射殺。
マットの拷問。
レジーにハメられたかのような策略も
あり違法と知りつつ、銃殺することが
出来なかったケイトの口惜しさ

思うようにいかない気持ちが伝わってきた
ストーリーでした。

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美紅

3.0現実を見つめて観るか❓‼️視点で観るか‼️❓

2023年8月24日
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現実の、メキシコ麻薬カルテル対策を米国はテロ対策と同等と位置付けているため国防総省陸軍デルタフォースが中心となり平和時の法を逸脱して行動するわけです。
でも、この映画のヒロインはそのことを知らされていないていで進行していくため、わかりにくいのです、現実に作戦を知らない構成員がいれば致命的ですが、ミステリー、サスペンス的にしようとする製作意図です、失敗してますが。
メキシコの腐敗度にはリアリティがありますが、作戦のリアリティはありません、もう少し計画的です、成功不成功を別にして。
復讐も中心に据えていますが、軍事作戦ですから、命令系統を遮断すると滅されることになります。
そんな現実との乖離を把握していれば、疑問なくそこそこ楽しめるでしょう。
まあ、わかりにくい映画ではあります。
映像と音響でアカデミー賞ノミネートですから、映像とヒロインの演技を楽しみましょう。

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アサシン5

3.5後味の悪いラスト

2023年7月23日
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ジョニーデブ

4.0喋らないデルトロの存在感

2023年7月21日
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麻薬カルテルに対するFBIってだけで
日本人の私としては
十分「映画の中だけのお話」だが、
そのFBI捜査官ケイトをもってして
”なにが起こってるか分からない!”
ってほど別世界の麻薬組織の展開。

という映画を観ると、
あまりに非日常すぎて感情移入できない
場合が多くなりがちだか
そこはさすがドゥニヴィルヌーブ。
分かりやす―く、
「次はこうなるよ」
「この人はこうなるよ」って
説明描写を入れていて、置いて行かれない。
そしてずーっと不気味な存在なデルトロ。
全編通じた不気味なBGM。
緊張感がほどけずに観ていられる。

そして、「ボーダーライン」というタイトル。
秀逸な邦題。
素晴らしい。

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にゃろめ